技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年11月21日〜12月5日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年11月21日まで承ります。
※第2部はアーカイブ配信対象外です。
本アーカイブ配信では、第1部、第3部、第4部の録画データをご視聴いただけます。
本セミナーでは、廃プラスチックのリサイクル技術の基礎、ケミカルリサイクル、家電プラスチック高度選別技術と自己循環リサイクル、廃棄プラスチックの選別技術について詳解いたします。
(2025年11月20日 10:30〜12:00)
2015年に欧州委員会が循環経済政策パッケージを発表して以来、サーキュラー・エコノミー社会の実現に向けてプラスチックを取り巻く環境は日々劇的に変化している。日本企業もこの流れに乗らざるを得ない状況の中、環境保護のみをメインとした取り組みでは持続的な経済活動が難しい面もある。私たちはこれまで、樹脂関連企業、ブランド – ナー、リサイクラー企業、DX関連企業など、樹脂や樹脂リサイクルに関わる合計1800社へのアンケート調査を実施した。
本セミナーでは、こうした調査結果をもとに、日本のリサイクルの実情を深堀りする。サーキュラー・エコノミーとは何かを再度確認し、経済性のあるプラスチックリサイクルチェーンの構築と、真の意味でサーキュラー・エコノミーを実現するにはどうしていくべきかについて論じる。
(2025年11月20日 12:45〜13:45)
第五次循環型社会形成推進基本計画においては、カーボンニュートラルの実現とあわせてサーキュラーエコノミーへの移行が明記された。カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーいずれも、プラスチック素材/製品の製造事業者の単独の取り組みでは実現困難である。
講演では、再生材の利用促進に向けたケミカルリサイクルと、再生可能資源を活用したバイオプラスチックに関する三菱ケミカルの取り組みについて紹介する。
(2025年11月20日 13:55〜15:25)
日本の廃プラスチック823万トンのうちプラスチック素材としてマテリアルリサイクルされているものは22%に過ぎず、それ以外の大部分はサーマルリサイクルや焼却されている。プラスチックの原料である石油は枯渇資源であり、かつ燃やすと二酸化炭素を排出してしまう。それ故、できる限りマテリアルリサイクルするのが望ましいが、単一種類のプラスチックとして回収されるのはごく一部で大半は混合プラスチックであるため、そのままではマテリアルリサイクルが難しい。
本講演では、家電プラスチックを例に、混合プラスチックから単一プラスチックを高純度に回収する高度選別技術と、回収プラスチックの家電製品への再利用について解説する。
(2025年11月20日 15:35〜16:35)
プラスチックリサイクルにおける対象物 (回収または除去) の性状は多様であり、種類、量、色、劣化の程度、求められる純度などに応じて、最適な選別技術を選定する必要があります。また、光センシング技術の進化により、従来では困難だった選別も可能になりつつあります。選別工程では、まず初期工程にてプラスチックとその他の素材を分離し、プラスチックのみを対象とした後工程で種類別の選別が行われます。初期工程ではX線イメージングによる異物除去が行われ、後工程では近赤外・中赤外分光やラマン分光によってプラスチックの種類を識別します。これまで欧州が主導してきたプラスチックリサイクルは、大量回収・大型選別装置による高速処理が主流でした。一方、日本では自動車メーカーや家電メーカーを中心に、業界横断的な回収体制の構築が進められています。現在では、「大量・高速・大型」に加え、「少量・低速・小型・低コスト」をキーワードとする選別装置へのニーズも高まっています。
本講演では、さまざまな選別技術を想定される活用シーンとともにご紹介いたします。プラスチックリサイクルの推進に向けた一助となれば幸いです。
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
| 開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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| 2025/11/4 | 航空宇宙分野における耐熱性高分子、複合材料の研究開発と評価法 | オンライン | |
| 2025/11/5 | 蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術の基礎とそのシステム化技術および最新研究の動向 | オンライン | |
| 2025/11/5 | 高分子材料の開発・設計における計算科学やAI・MI活用の最新動向 | オンライン | |
| 2025/11/5 | プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴 | オンライン | |
| 2025/11/5 | 再生可能エネルギー発電事業におけるセカンダリー案件の法務上の留意事項について | 東京都 | 会場・オンライン |
| 2025/11/6 | 蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術の基礎とそのシステム化技術および最新研究の動向 | オンライン | |
| 2025/11/6 | 高分子材料の開発・設計における計算科学やAI・MI活用の最新動向 | オンライン | |
| 2025/11/6 | 酸化防止剤・HALS・UVAの適切な選定・使用法と高分子劣化対策 | オンライン | |
| 2025/11/6 | 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 | オンライン | |
| 2025/11/6 | 異種材料接着 (樹脂/金属、樹脂/樹脂) のメカニズムと接合界面の密着性評価 | オンライン | |
| 2025/11/7 | CO2原料メタノールの合成技術と社会実装の展望 | オンライン | |
| 2025/11/7 | 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) | オンライン | |
| 2025/11/7 | ゼロから学ぶ電気事業と需給調整市場 | オンライン | |
| 2025/11/10 | プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 | オンライン | |
| 2025/11/11 | プラスチック破壊メカニズムの基礎と材料強度設計 | オンライン | |
| 2025/11/11 | 水・湿度による高分子の劣化、加水分解メカニズムとその評価 | オンライン | |
| 2025/11/12 | 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な配合・添加方法 | オンライン | |
| 2025/11/12 | 光硬化型材料の基礎と応用のポイント | オンライン | |
| 2025/11/12 | シリコーンを使いこなす 基本特性と新機能設計 | オンライン | |
| 2025/11/13 | 欧州ELV規則案の制度的ポイントと最新動向〜サーキュラーエコノミーに向けた課題 | オンライン |
| 発行年月 | |
|---|---|
| 2025/5/30 | 熱、排熱利用に向けた材料・熱変換技術の開発と活用事例 |
| 2024/7/31 | ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例 |
| 2024/7/29 | サステナブルなプラスチックの技術と展望 |
| 2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版) |
| 2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 |
| 2024/7/17 | 世界のリサイクルPET 最新業界レポート |
| 2024/6/28 | ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用 |
| 2024/6/24 | EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル |
| 2024/5/30 | PETボトルの最新リサイクル技術動向 |
| 2024/2/29 | プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術 |
| 2024/2/25 | 2024年版 水素エネルギー市場の実態と将来展望 |
| 2024/1/26 | 2024年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望 |
| 2023/12/15 | 欧州のリサイクル 総合分析 |
| 2023/11/24 | 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望 |
| 2023/10/31 | エポキシ樹脂の配合設計と高機能化 |
| 2023/9/8 | 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望 |
| 2023/9/1 | プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版] |
| 2023/9/1 | プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 |
| 2023/7/31 | 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術 |
| 2023/7/14 | リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組 |