技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

精密重合技術による構造が精密に制御されたポリマーの合成と新しい機能性高分子材料の開発

各種精密重合技術の基礎と機能性高分子材料の事例

精密重合技術による構造が精密に制御されたポリマーの合成と新しい機能性高分子材料の開発

~精密重合の基礎と構造が精密に制御された精密高分子 / メタロセン触媒を使用した精密配位重合技術 / 精密カチオン重合技術 / 精密ラジカル重合技術 / 精密アニオン重合技術~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2025年11月21日〜11月27日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、重合によるポリマーの合成と構造制御による特性制御の基礎について解説すると共に、リビング重合、立体規則性重合、多分岐ポリマーの合成といった精密重合技術によって創出された新規機能性高分子材料の開発事例と応用展開について概説いたします。

開催日

  • 2025年11月20日(木) 10時30分16時30分

修得知識

  • 各種重合反応とポリマーの構造制御の基礎知識
  • 遷移金属触媒を用いた立体規則性が制御されたポリマーの合成
  • リビング重合を用いたブロック共重合体等の精密に構造が制御されたポリマーの合成と特性制御
  • 多官能ビニルモノマーからの多分岐構造を有する機能性高分子の合成
  • リビング重合法を用いた機能性末端変性ポリマーの合成

プログラム

 構造材料から機能材料へとポリマーの用途が拡大するにつれて、構造が高度に制御されたポリマーの合成が要求されるようになってきている。
 本セミナーでは、重合によるポリマーの合成と構造制御による特性制御の基礎について解説すると共に、リビング重合、立体規則性重合、多分岐ポリマーの合成といった精密重合技術によって創出された新規機能性高分子材料の開発事例と応用展開について概説する。

  1. 高分子材料の構造と特性・機能
    1. 高分子材料の理論強度・弾性率と実特性・構造
    2. ポリマー系高強度繊維の材料設計と構造・特性
  2. 精密重合の基礎と構造が精密に制御された精密高分子
    1. 立体規則性重合について
    2. 立体規則性ポリプロピレンの重合とその応用
    3. リビング重合と一次構造制御
    4. リビング重合により得られる精密高分子
    5. 立体規則性リビング重合について
  3. メタロセン触媒を使用した精密配位重合技術の開発とその応用
    1. メタロセン触媒を使用した配位重合の基礎
    2. 精密配位重合により得られる電子材料向けオレフィン系ポリマー
    3. シンジオタクチックポリスチレンについて
    4. メタロセン触媒を使用した芳香族ビニル系化合物の重合制御
    5. スチレン系モノマーの立体規則性リビング重合
    6. スチレン系モノマーの立体規則性リビング重合により得られる精密高分子
      • 立体規則性ブロック共重合体
      • 立体規則性ブロック・グラフト共重合体
      • 分子量分布が精密に制御された立体規則性ポリヒドロキシスチレンとその感光性
  4. 精密カチオン重合技術による新規高機能高分子の開発
    1. カチオン重合の基礎
    2. リビングカチオン重合によって得られるシーリング材向け末端変性ポリイソブチレン
    3. 多官能芳香族ビニル系モノマーを使用した可溶性硬化型分岐ポリマーの合成
    4. 可溶性硬化型多分岐ポリマーによる高周波基板向け低誘電材料の開発
  5. 精密ラジカル重合技術による新規高機能高分子の開発
    1. ラジカル重合の基礎
    2. リビングラジカル重合によって得られる精密高分子とその応用
    3. 多官能ビニル系モノマーを使用した可溶性硬化型分岐ポリマーの合成
    4. 精密ラジカル重合によって得られた可溶性硬化型多分岐ポリマーによる高耐熱耐リフロー光学レンズ材料の開発
  6. 精密アニオン重合技術による新規高機能高分子の開発
    1. アニオン重合の基礎
    2. リビングアニオン重合によって得られる精密高分子とその応用
      • 液状ジエン系ポリマーとその応用
      • 低燃費タイヤ向け溶液重合法スチレン・ブタジエンゴム
    3. 精密アニオン重合による末端官能基を有する分岐ポリマーの合成
    4. 高速・高周波基板向け硬化型低誘電損失接着性材料の開発
  7. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/23 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/7/23 高分子における残留応力/内部応力の発生メカニズムと低減化 オンライン
2025/7/23 高分子材料における難燃化技術と難燃性評価、難燃剤の配合設計・規制動向と実際技術 オンライン
2025/7/24 欧州プラスチック産業の最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 高分子材料の分析・物性試験における注意点とそのポイント オンライン
2025/7/25 熱可塑性エラストマーの基礎 オンライン
2025/7/25 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/28 プラスチック成形品の残留応力の発生機構 & 解放機構の予測法 オンライン
2025/7/28 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/29 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/7/29 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/29 高分子結晶化のメカニズムと評価法 オンライン
2025/7/30 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2025/7/30 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン
2025/7/31 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/31 天然植物繊維を強化材とする複合材料の繊維原料特性と活用・複合化のポイント 東京都 会場
2025/7/31 プラスチック射出成形の可塑化工程に起因する成形不良と対策 オンライン
2025/8/4 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2025/8/5 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2025/8/6 光硬化に用いられる光重合開始剤とその助剤の種類、選び方、使い方、暗所・深部・厚膜硬化、速硬化への対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例