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Tダイ、共押出用機器と不良対策技術

Tダイ、共押出用機器と不良対策技術

~実用・対策編~
東京都 開催 会場 開催 デモ付き

概要

本セミナーでは、フィルムシート成形におけるTダイ流路に焦点をあて、実用のポイントと不良対策についてノウハウを修得していただきます。

開催日

  • 2011年4月22日(金) 10時30分16時30分

受講対象者

  • フィルムシートの技術者、製造者、品質担当者

修得知識

  • Tダイ関連技術の動向
  • ポリマーメルトの性質
  • 代表的流路での状態量の解析
  • 共押出用機器流路
  • Tダイ、共押出成形での不良対策
  • 自動Tダイ技術

プログラム

  1. はじめに
    1. Tダイ関連技術の動向
      • Reifenhauser
      • Kuhne
      • PLAMEX
      • union
  2. ポリマーメルトの性質編
    1. プラスチックの熱的な性質
    2. ポリマーメルトの流動特性
    3. 指数則流体、指数則流体に関する練習問題
    4. ポリマーメルトの粘性流れの特徴 (まとめ)
    5. 代表的ポリマーの転移点と流れ指数
  3. 代表的流路での状態量の解析編
    1. 簡易解析の手順と実際 – (例) 円管/指数則流体 –
    2. 代表的流路での状態量の計算式 (せん断状態量重視!)
    3. 粘性流れでの解析用プログラム
      シミュレーションプログラムのデモンストレーション
  4. Tダイ最適流路の設計計算式編
    1. Tダイ流路の設計・評価のポイント
    2. 粘性抵抗理論の基礎
    3. Tダイの最適流路の設計計算式の導入
    4. 均等流路を叶えるマニフォールド径の計算式の導入
  5. 共押出用機器流路編
    1. なぜ共押出成形は可能か?
    2. フィードブロック法とマルチマニフォールド法の比較
    3. 多層流れに関する解析の基礎
    4. 解析のプロセス/二種二層・対照二種三層モデルの場合
    5. 多層流れに関するシミュレーションプログラムの概要
    6. PRM (超多層フィルム) の製法
  6. Tダイ、共押出成形での不良対策編
    1. 共押出等での不良対策に関するキーワード
    2. メルトフラクチャーに関するトラブルシューティング
    3. 共押出多層流れでの不安定現象
    4. 温度制御の重要性と最適PID定数の算定
      シミュレーションプログラムのデモンストレーション
  7. 自動Tダイ技術編
    1. 自動Tダイの歴史
    2. 主要自動Tダイの概略比較
  8. その他、まとめ編
    1. Tダイ、自動Tダイ用チェック表
    2. Tダイメーカのあらまし
    3. 私の推薦図書 参考文献
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 井口 勝啓
    井口CC技術士事務所
    技術士 (機械部門)

会場

東京流通センター

2F 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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