技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

磁気回路の計算法

R&Dのための

磁気回路の計算法

目次

記号表

第1章 磁気回路の基礎

  • 1.磁気モーメント法と磁化
    • 1.1 磁気回路
    • 1.2 磁束密度と磁界の強さの関係
      • 〔例題1〕トロイダル磁心の磁界の強さ
    • 1.3 磁気モーメントと磁性材料の磁化
      • 〔例題2〕原子の磁気モーメントと磁化
    • 1.4 磁化と温度の関係
      • 〔例題3〕磁化の温度依存性のワイス理論による計算
  • 2.磁気異方性と磁性
    • 2.1 磁化容易方向と磁化困難方向
      • 〔例題4〕誘導磁気異方性と方向別透磁性
    • 2.2 磁気異方性エネルギー
      • 〔例題5〕鉄とニッケルの磁気異方性エネルギー
    • 2.3 磁歪
    • 2.4 磁歪の表現式
      • 〔例題6〕磁性棒の磁歪定数の計算
  • 3.磁区と磁化機構
    • 3.1 磁区と磁壁
      • 〔例題7〕バブル磁区の移動
    • 3.2 磁壁エネルギー
      • 〔例題8〕純鉄の180度磁壁の幅
    • 3.3 磁化機構
      • 〔例題9〕バルクハウゼン・ジャンプのメカニズム
    • 3.4 180度磁壁の移動による磁化
      • 〔例題10〕磁壁の移動と磁化曲線
    • 3.5 回転磁化
      • 〔例題11〕鉄微粒子の回転磁化
  • 4.磁気特性
    • 4.1 ヒステリシスループ
      • 〔例題12〕マイナーループ動作と消磁
    • 4.2 保磁力
      • 〔例題13〕磁壁エネルギーと保磁力の関係
    • 4.3 透磁率
      • 〔例題14〕磁化曲線と最大透磁率
    • 4.4 ヒステリシス損
      • 〔例題15〕磁気エネルギーと磁気随伴エネルギー
  • 5.演習問題

第2章 磁性材料の特性利用の基礎

  • 1.高磁束密度磁性材料の磁気特性
    • 1.1 磁性材料の自発磁化
      • 〔例題1〕鉄-コバルト合金で得られる最大の自発磁化の計算
    • 1.2 純鉄と炭素鋼
    • 1.3 ケイ素鋼とコバルト鋼
  • 2.高透磁率磁性材料の磁気特性
    • 2.1 高透磁率・低保磁力特性および低損失特性
      • 〔例題2〕ポプキンソン効果
    • 2.2 パーマロイ
    • 2.3 フェライト
    • 2.4 アモルファス磁性材料
    • 2.5 感温磁性材料
  • 3.永久磁石磁気回路
    • 3.1 パーミアンス線と動作点
    • 3.2 最大エネルギー積
      • 〔例題3〕希土類コバルト永久磁石回路のエネルギー積の計算
    • 3.3 磁気特性の安定性
    • 3.4 ハイブリッド磁石
      • 〔例題4〕ハイブリッド磁石の動作点
  • 4.永久磁石の磁気特性
    • 4.1 アルニコ磁石
    • 4.2 フェライト磁石
    • 4.3 希土類コバルト磁石
    • 4.4 Nd-Fe-B系磁石
  • 5.演習問題

第3章 直流磁気回路

  • 1.直流磁気回路
    • 1.1 電流による磁界
    • 1.2 円形電流による磁界
      • 〔例題1〕駐車検出用コイル
    • 1.3 ソレノイドによる磁界
    • 1.4 コイルと巻線
  • 2.磁気等価回路
    • 2.1 環状磁心の等価回路
      • 〔例題2〕磁気異方性センサの磁気等価回路
    • 2.2 磁束とインダクタンス
      • 〔例題3〕非線形磁心のL-I特性
    • 2.3 複合磁心
    • 2.4 磁路の長さの計算
      • 〔例題4〕調和平均半径の計算
    • 2.5 ギャップのある磁心の等価回路
      • 〔例題5〕ギャップのある磁心での磁束
    • 2.6 磁気回路と電気回路の比較
  • 3.磁束分布法による磁気回路の計算法
    • 3.1 反磁界
    • 3.2 反磁界係数
    • 3.3 棒状磁心の反磁界係数
      • 〔例題6〕棒鋼の励磁に必要な起磁力
    • 3.4 磁心の断面形状と反磁界係数との関係
      • 〔例題7〕ロッドアンテナ
  • 4.パーミアンス法による磁気回路の計算法
    • 4.1 漏れ磁束の考え方
    • 4.2 ギャップパーミアンスの計算法
  • 5.演習問題

第4章 交流磁気回路

  • 1.交流磁気回路の基礎
    • 1.1 R-L線形回路
    • 1.2 磁心の交流磁化
    • 1.3 磁化曲線と励磁電流
      • 〔例題1〕鉄損式
      • 〔例題2〕励磁電流
      • 〔例題3〕変圧器
  • 2.磁心の等価回路
    • 2.1 複素透磁率
      • 〔例題4〕複素透磁率の計算
    • 2.2 磁心の等価回路
      • 〔例題5〕複素インダクタンス
  • 3.磁気エネルギーと磁気力
    • 3.1 磁気エネルギー
    • 3.2 磁気力
      • 〔例題6〕直流ソレノイドの吸引力
  • 4.鉄損
    • 4.1 ヒステリシス損
      • 〔例題7〕ヒステリシス損の計算
    • 4.2 渦電流と磁束の浸透
    • 4.3 渦電流損
      • 〔例題8〕鉄板の厚さと渦電流損
    • 4.4 鉄損
      • 〔例題9〕鉄損分離法
  • 5.磁気遮蔽
    • 5.1 磁気遮蔽率
    • 5.2 直流磁界に対する磁気遮蔽
    • 5.3 交流磁界に対する遮蔽効果
  • 6.直流磁気回路と交流磁気回路の比較
  • 7.演習問題

第5章 有限要素法による磁気回路の計算法

  • 1.有限要素法の考え方と基本式
    • 〔例題1〕磁束線図
  • 2.磁束分布の計算結果
    • 〔例題2〕境界条件の代入法
  • 3.演習問題

第6章 電磁力

  • 1.電磁力の基本式
    • 1.1 電磁力の発生
      • 〔例題1〕非線形磁心の磁気エネルギーと磁気随伴エネルギー
    • 1.2 マクスウェルの応力
      • 〔例題2〕平板状リニアモータの推力
  • 2.電流力とその応用
    • 2.1 電流力の表現式
    • 2.2 電流力の応用
      • 〔例題3〕直流モータのトルク計算
  • 3.磁気力とその応用
    • 3.1 磁気力の表現式
    • 3.2 磁気力の応用
      • 〔例題4〕DM形ステッピングモータのトルク
  • 4.演習問題

第7章 磁気回路の測定法

  • 1.磁束測定
    • 1.1 磁心の形状パラメータとさぐりコイル
      • 〔例題1〕電子式電圧計による交流磁束測定
    • 1.2 直流および交流磁束測定
      • 〔例題2〕リニアパルスモータの歯先の磁束測定
  • 2.磁束密度測定
    • 2.1 磁電変換素子の特性
    • 2.2 ガウスメータ
      • 〔例題3〕磁束密度の単位
  • 3.磁化特性の自動計測
    • 3.1 磁化特性の自動計測法
    • 3.2 磁化特性の自動記録装置とパラメータ計算
      • 〔例題4〕永久磁石特性の自動記録
      • 〔例題5〕交流磁化特性自動記録装置の電圧レンジ
  • 4.鉄損測定
    • 4.1 エプスタイン装置による鉄損測定
      • 〔例題6〕エプスタイン装置の磁界
    • 4.2 単板試験装置による鉄損測定
      • 〔例題7〕Hコイルによる磁界の決定法
  • 5.演習問題
  • 付録Ⅰ 電気回路の公式集
  • 付録Ⅱ 磁気回路の公式集
  • 付録Ⅲ 磁気回路関連図書
  • 付録Ⅳ 国際単位系 (SI)
  • 索引

執筆者

  • 山田 一 : 信州大学 工学部 電気工学科 教授
  • 山本 行雄 : 長野工業高等専門学校 電気工学科 教授
  • 山沢 清人 : 信州大学 工学部 電気工学科 助教授

監修

信州大学
工学部
電気工学科
教授
山田 一

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

CD-R 190ページ

発行年月

1987年9月

販売元

tech-seminar.jp

価格

39,800円 (税別) / 43,780円 (税込)