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EVインバータ・車載パワーエレクトロニクス機器のEMC設計とノイズ対策実践

EVインバータ・車載パワーエレクトロニクス機器のEMC設計とノイズ対策実践

~SiCパワー半導体による高周波ノイズとEDM・絶縁破壊を防ぐ設計~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、車載パワーエレクトロニクス機器のEMC設計を、ノイズ発生メカニズムから構造設計・シミュレーション活用まで実務視点で解説いたします。
SiC時代のEVインバータで問題となるEMCノイズ、EDM (モータ電食) 、絶縁破壊の原因と予防設計の勘所を体系的に解説いたします。

開催日

  • 2026年8月5日(水) 10時30分16時30分

修得知識

  • EMC設計の本質的な考え方と進化の背景、歴史、事例
  • 車載電子機器における最新のEMC課題と対策技術
    • パワーデバイス
    • ADAS
    • V2X等
  • 予防的EMC設計の重要性と実践手法
    • EDM対策
    • 絶縁破壊防止
    • 配線最適化など
  • シミュレーションツールの活用法と選定のポイント、設計初期からのノイズリスク評価
    • ADS
    • PSpice
    • 3D-FEMなど
  • EMC規格の本質的な意味と、今後の評価軸の変化 (機能安全・信頼性・性能の両立)
  • デジタル認証 (仮想試験) 時代に向けた設計・解析体制のあり方、今後の開発競争力強化に役立つ知識
  • EMC設計を単なる規格対応から、製品価値を高める戦略的設計へと昇華させるための視点と実践知識

プログラム

 自動車業界は今、電動化・自動運転・コネクテッド化といった「100年に一度の変革期」を迎えています。その中核を担うのがパワーエレクトロニクス技術です。
 本講義では、車載パワーエレクトロニクス機器におけるEMC (電磁両立性) 設計の本質と最先端の実践について、歴史から最新動向、そして未来展望まで体系的に解説します。従来の「規格を守るための受け身のEMC」から、設計初期段階からノイズリスクを予測し、システム全体で最適化する「能動的・戦略的EMC」への転換が求められています。特にEV/HEVの普及により、IGBTやSiC、GaNなどのパワー半導体が主役となり、高速・高電圧スイッチングによる新たなノイズ課題が顕在化。これに対し、パワーカード構造やインターリーブ方式、シールド・束線・筐体設計など、構造的・システム的なノイズ対策が進化しています。また、モータベアリングの電食 (EDM) や巻線絶縁破壊といった“自家中毒”現象への予防的設計も重要なテーマです。
 さらに、3D-FEMやSPICEなどのシミュレーション技術を活用した“試作レス開発”や、OEMとTier1が協働してEMC仕様を共創する体制づくり、デジタル認証 (仮想試験) への対応など、パワーエレクトロニクス分野のEMC設計は今や製品信頼性・ブランド価値を左右する戦略的武器となっています。本講義を通じて、パワーエレクトロニクスのEMC設計が“守り”から“攻め”へ、そして“価値創造”の時代へ進化していることを実感していただけるはずです。

  1. EMCとは何か? 歴史・動向・技術・事例からの考察
    • EMCの本質:「環境と調和して動作する技術」
      1. 電話のクロストークから始まったEMCの歴史と進化
      2. EMCの3要素
        • 規格
        • 技術
        • 自家中毒 (セルフEMI)
      3. 評価軸の変化
        • 「規格順守」から「信頼性・安全性・性能の両立」へ
      4. EV・自動運転・通信技術の進展によるノイズ環境の複雑化と規格の限界
  2. 車載電子機器における半導体の進化とEMCの課題
    • ノイズ源の変遷:機械的スイッチからパワー半導体へ
      1. 高速スイッチングによる新たな高周波ノイズ
        • IGBT
        • SiC
        • GaNなど
      2. EPSやHEVインバータにおける多層的ノイズ対策の実例
      3. EDMや巻線絶縁破壊など、自家中毒現象への予防的設計の重要性
  3. EMCの及ぶ範囲と予防的EMC設計
    • EMC設計は「後付け」から「設計思想」へ
      1. 設計初期からのノイズリスク見積もりとシステム最適化
      2. 予防的EMC設計の具体例
        • EDM対策
        • 絶縁破壊対策
        • DCリンク配置など
      3. OEMとTier1による協調設計とEMC仕様の共創の必要性
  4. EMC設計におけるシミュレーションの活用
    • 3D-FEM、FDTD、SPICEなどによる設計初期からのノイズリスク評価
      1. PCB設計における基本原則とノイズ抑制のための工夫
      2. ツール活用と適材適所の選定
        • ADS
        • PSpice
        • Ansys SIwave等
      3. デジタル認証 (仮想試験) 時代への備えとノイズマップ解析の重要性
  5. まとめと今後の展望
    • EMC設計は「製品の信頼性」そのもの
      1. システム全体・社会インフラとの協調設計への進化
      2. モデル・データの標準化と提供体制の整備
      3. EMC仕様の共創と、デジタル認証時代への対応が競争力の鍵

講師

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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