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中長期研究開発テーマの発掘・選定とその進め方

中長期研究開発テーマの発掘・選定とその進め方

~未来を捉え、中長期テーマを創出するプロセスと留意点 / 慎重で保守的な風土を打破し新領域への転換を~
オンライン 開催

開催日

  • 2026年5月12日(火) 10時00分17時00分

プログラム

第1部 OKIにおける将来の市場変化を踏まえた技術戦略

(2026年5月12日 10:00〜11:30)

 技術戦略は、外部環境や社会的要請を踏まえつつ、自社の強みと機会を掛け合わせて、「なぜ取り組むのか」「何を実現するのか」「どう実現するのか」を具体化し、明確に示すための指針です。これにより、環境変化への迅速・柔軟な対応力を高め、新たな価値創出に挑戦する企業文化を育み、社会・顧客から選ばれ続ける競争力の確立を全社一体で推進します。この指針のもと、長年培ってきた現場力を起点に、さらなる競争力強化へ踏み出す取り組みをご紹介します。

  1. はじめに
    1. OKI概要
  2. 社会課題と技術トレンド
    1. 社会課題
    2. 技術トレンド
  3. OKIの技術
    1. OKIの技術開発の歴史
  4. 技術戦略
    1. ビジョン
    2. 5つの注力技術
  5. 技術ロードマップ
    1. 研究開発の方針・方向性
    2. ロードマップ
  6. 各種施策と戦略
    1. 研究開発プロセス
    2. オープンイノベーション戦略
    3. エッジプラットフォーム戦略
  7. まとめ
    • 質疑応答

第2部 ムラテックにおけるプラットフォーム技術戦略とR&Dテーマの発掘と実践

(2026年5月12日 12:10〜13:40)

 ムラテックは開発力強化を目的に2004年にR&D部門を発足しました。以前は事業部制が強い会社であり、後付け組織であるR&Dの存在意義が問われ続けました。我々は大きな成功と大きな失敗を経験しMOT (技術経営) を導入することで横断的開発体制を構築してきました。横断的開発体制の実現には (1)ロードマップを核にした開発戦略、(2)コアを明確にしたプラットフォーム技術戦略、(3)ステージゲートを活用した最適マネジメントが調和的に機能することが肝心です。
 今回は自身の経験も踏まえ「全社開発マネジメント」実現の為の組織体制、仕組み作りをご説明し「プラットフォーム技術戦略とR&Dテーマの発掘と実践」をご紹介します。最後に、シナリオプランを用いて出口論を議論し、それをロードマップに展開する手法もご紹介します。

  1. ムラテックの紹介と全社開発体制の構築
    1. ムラテックの紹介
    2. 全社横断的な開発体制の構築
  2. 全社開発マネジメントの組織体制、仕組み作り
    1. ロードマップを核とした開発連携
    2. ステージゲートを活用したカオスのマネジメント
  3. プラットフォーム技術戦略とR&Dテーマの発掘と実践
    1. プラットフォーム技術戦略=技術の横展開
    2. R&Dテーマの発掘と事業化への繋げ方
  4. シナリオプランとロードマップへの展開
    1. シナリオプランのフレームワーク
    2. シナリオプランの実施事例
    • 質疑応答

第3部 未来を創るか、未来に乗るか: デンソーの先端技術研究所における中長期R&Dテーマの創出

(2026年5月12日 13:50〜15:20)

 中長期R&Dの成否は、将来を見据えた良い問いを立て、それを継続的に検討可能な研究テーマとして育てられるかに大きく左右される。
 本講演では、デンソー先端技術研究所におけるR&Dテーマ創出の考え方を、未来の捉え方と、着想の視点という二つの軸から整理し、代表的なパターンとして俯瞰する。前半では、これらの視点の違いがテーマ設定に与える影響や、研究段階・目的に応じた使い分けの考え方を概観する。後半では具体事例を交えながら、テーマの着想から検討、起動に至るまでのプロセスを紹介し、中長期研究テーマが生まれる背景や留意点について考察する。

  1. デンソーのR&Dと先端技術研究所
    1. デンソーのR&D体制と役割
    2. 先端技術研究所の役割
  2. 中長期R&Dにおける「テーマ創出」という課題
    1. なぜ中長期テーマは生まれにくいのか
    2. テーマ創出を考える上での基本的な前提
    3. 未来の捉え方と着想の視点 – バックキャスト/フォアキャスト × 研究者/マーケット
  3. 二つの軸を組み合わせたで整理したテーマ創出の整理と全体像
    1. 未来の捉え方と着想の視点の組み合わせた考え方
    2. 代表的なテーマ創出パターンの俯瞰
    3. パターンごとに見た得意領域と留意点
    4. 研究段階・目的に応じた考え方の使い分け
    5. テーマ創出プロセス全体像 (着想/起動)
  4. R&Dテーマ創出の具体事例
  5. 中長期R&Dテーマ創出における勘所と今後の示唆
    • 質疑応答

第4部 富士フイルムにおける将来予測に基づいた中長期R&Dテーマの探索

(2026年5月12日 15:30〜17:00)

 富士フイルムは、カラーフィルム市場の激減という「本業消失の危機」を乗り越え、多角化による「第二の創業」を成し遂げました。この変革の核となったのは、写真フィルムで培った技術資産の「見える化」と、将来予測に基づく戦略的なR&Dテーマの探索です。
 本講演では、公開情報から導き出すバックキャスト、既存事業部門の実績に根ざしたフォアキャスト、そしてボトムアップの社内提案制度を組み合わせた中長期テーマの探索方法を説明します。古森CEO (当時) の強力なリーダーシップの下、いかにして「慎重かつ保守的」な風土を打破し、ヘルスケアや高機能材料といった新領域への転換を果たしたのか。実績を出し信頼を築くことで社内理解を得るプロセスを含め、イノベーション創出の全容を解説します。

  1. 第二の創業 危機からの脱出ヒストリー
    1. カラーフィルム需要激減と「本業消失」のリアル
    2. 経営ビジョン「VISION75」と強靭な企業体質への変革
    3. 「危機からの脱出」を支えた4つのKSF
  2. 将来予測に基づいた中長期R&Dテーマの探索
    1. 多面的な将来予測手法:
      • バックキャスト
      • フォアキャスト
      • 社内提案制度
    2. バックキャスト:
      • 公開情報に基づき、あるべき未来から逆算し現在すべきことを特定
    3. フォアキャスト:
      • 既存事業部門の実績や市場動向から将来の技術進化を予測
    4. 社内提案制度:
      • 研究者の「夢」や思いを吸い上げ、非主流アイデアを創出
    5. 重点事業分野策定の3つのポイント
  3. コア技術の見える化と新規事業戦略
    1. 「基盤技術」と「コア技術」の定義
    2. 写真技術からヘルスケアへ:
      • コラーゲン
      • 活性酸素制御
      • ナノ技術の転用
    3. コア技術の展開事例
    4. 主要M&Aの事例
    5. 「Open Innovation Hub」を通じた共創とイノベーション創出
  4. 戦略推進のための社内理解の得方
    1. 日本の仕事のやり方の変遷
    2. 新規事業への反応と実績の重要性
      • 反対
      • 静観
    3. リーダー:「期待」を「信頼」に変える率先垂範者
    4. 「信頼」が加速させる仕事のスピード
    5. 「組織の外」と「会社の外」
    • 質疑応答

講師

  • 寺村 浩二
    沖電気工業 株式会社 技術本部 技術企画部 技術戦略室
    室長
  • 中尾 敬史
    村田機械 株式会社 研究開発本部 全社開発推進
    シニアエキスパート
  • 小峰 重樹
    株式会社デンソー 先端技術研究所 先端研企画室
    室長
  • 後藤 孝浩
    富士フイルム株式会社 バイオサイエンス&エンジニアリング研究所
    研究主幹

主催

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受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 220,000円(税別) / 242,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 250,000円(税別) / 275,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
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