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現場で使えるマテリアルズ・インフォマティクス実践講座

現場で使えるマテリアルズ・インフォマティクス実践講座

~実験・研究データの収集、蓄積、プラットフォームの構築 / 作業効率の向上、実験の再現性の向上、実験時間の短縮を実現する方法~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年6月10日〜17日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年6月13日まで承ります。

概要

本セミナーでは、材料開発の実務に資するデータ分析の考え方から材料開発現場における各種データ (表形式・画像・テキスト・スペクトル・時系列・有機材料・無機材料など) の扱い方、現場でよくある課題への対処法について解説いたします。

開催日

  • 2025年6月9日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 材料開発に従事しており、マテリアルズ・インフォマティクスの導入を検討中の方
  • 組織内でマテリアルズ・インフォマティクスを推進する立場にあり、実務で使える知識を得たい方

修得知識

  • 材料開発の実務に資するデータ分析の考え方
  • AIフレンドリーなデータのあり方 (Excelでのデータ整形含む) について
  • 機械学習の基礎
  • データ分析のための要件整理/タスク設計の考え方
  • 材料開発現場における各種データの扱い方や生成AI (LLM) +RAGの活用
    • 表形式
    • 画像
    • テキスト
    • スペクトル
    • 時系列
    • 有機材料
    • 無機材料など
  • 現場でよくある課題への対処法

プログラム

 本講座は、マテリアルズ・インフォマティクス黎明期からファーストペンギンとして試行錯誤してきた経験や、数々のマテリアルズ・インフォマティクスプロジェクトをこなしてきたノウハウをもとに、日々の材料開発で活用できるマテリアルズ・インフォマティクスの基本と実践ポイントを整理して紹介します。
 材料開発の実務に資するデータ分析の考え方、AIフレンドリーなデータのあり方、機械学習の基礎、データ分析のための要件整理/タスク設計の考え方、材料開発現場における各種データ (表形式・画像・テキスト・スペクトル・時系列・有機材料・無機材料など) の扱い方や生成AI (LLM) +RAGの活用、現場でよくある課題への対処法などを幅広く解説します。

  1. マテリアルズ・インフォマティクス (MI) とは?
    1. マテリアルズ・インフォマティクスの現在位置
    2. 日々の材料開発にマテリアルズ・インフォマティクスを取り入れた実例
    3. 日々の材料開発にまず取り入れることができるマテリアルズ・インフォマティクスとは?
  2. マテリアルズ・インフォマティクスの中核をなす機械学習とは?
    1. マテリアルズ・インフォマティクスでよく使用する機械学習の概要
    2. 材料開発の場面に存在するデータの特性
  3. マテリアルズ・インフォマティクスプロジェクトの流れ
    1. 要件整理
    2. タスク設計
  4. マテリアルズ・インフォマティクス領域におけるデータ分析
    1. テーブルデータ分析
    2. 画像データ分析
    3. テキストデータ分析 (LLM + RAGを含む)
    4. 有機材料のデータ分析
    5. 無機材料のデータ分析
    6. スペクトルデータ分析
    7. 時系列データ分析
    8. 生成AIと従来AIの使い分け
  5. マテリアルズ・インフォマティクス領域のデータ分析でしばしば直面する状況とそれに応じた対処法
    1. サンプルの定義
      • 原材料
      • 混合物
      • コンポジット
      • デバイス
    2. 実験データの管理
    3. 偏りのあるデータへの対処法
    4. データ分析における実験管理
    5. データ分析の実行環境
    6. ハイパーパラメータチューニング
    7. 有望な実験候補の探索
      • パレート解
      • ベイズ最適化など
    8. その他
  6. マテリアルズ・インフォマティクススキルを磨いていくには?
    1. 材料ドメイン知識
    2. データサイエンス力
    3. プロジェクト推進力
    4. データエンジニアリング力
    • 質疑応答

講師

  • 高原 渉
    株式会社 日立製作所 社会ビジネスユニット 公共システム事業部 公共基盤ソリューション本部 デジタルソリューション推進部
    技師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

受講特典

講師の著書 マテリアルズ・インフォマティクス 実践ハンドブック (森北出版) を進呈いたします。

マテリアルズ・インフォマティクス 実践ハンドブック

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年6月10日〜17日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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