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塗装の加速劣化試験方法と劣化評価・寿命予測技術

塗装の腐食・劣化トラブル防止のための

塗装の加速劣化試験方法と劣化評価・寿命予測技術

~様々なトラブル事例から学ぶ塗装劣化、塗膜下腐食のメカニズムと評価手法~
東京都 開催 会場・オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年4月25日〜5月1日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、塗装劣化、塗膜下腐食のメカニズムに関する基礎、塗装・高分子材料の水蒸気の呼吸に関する基礎、塗装の加速劣化試験方法、塗装の劣化評価手法、塗装の寿命評価手法、塗装のトラブル事例と対策技術について、豊富な経験に基づき、事例を交えながら詳しく解説いたします。

開催日

  • 2025年4月18日(金) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • 塗装による防食設計に関わる方
  • 塗料・塗装の品質管理、品質保証を担当する方
  • 塗装劣化や塗膜下腐食でお困りの方
  • 塗装劣化や塗膜下腐食に関わる環境を理解したい方

修得知識

  • 塗装劣化、塗膜下腐食のメカニズムに関する基礎事項
  • 塗装・高分子材料の水蒸気の呼吸に関する基礎事項
  • 塗装の加速劣化試験方法
  • 塗装の劣化評価手法
  • 塗装の寿命評価手法
  • 塗装のトラブル事例と対策技術

プログラム

 公益社団法人腐食防食学会と一般社団法人日本防錆技術協会は、これまで3度 (1974年、1997年、2015年) にわたり腐食コスト調査を実施してきた。腐食コストには修理、メンテナンス、腐食対策等の費用が含まれているが、腐食対策費は6兆円を超えるといわれ、その半分以上が防食塗装となっている。塗装寿命を理解することは非常に重要である。
 塗装は下地金属に塗料を重ね塗りして構成されている。その種類は様々であり、組み合わせにより複合材料 (マルチマテリアル) となっている。つまり塗装劣化を考える上では、塗装表面、下地金属と下塗り塗料の界面の両方に着目する必要がある。塗料の高分子材料としての劣化、接着力の低下、水蒸気の呼吸、塗膜下への水分到達による下地金属の腐食 (塗膜下腐食) 等により塗装の機能が低下し、やがて寿命に至り再塗装となる。このように材料と環境によって生じる塗装の腐食・劣化メカニズムは複雑である。
 さらに、塗装寿命は下地金属の塗装前の処理の品質に大きく左右される。諸説あるが塗装寿命の支配因子の5〜7割程度は下地処理品質といわれている。想定よりも塗装寿命が短くなってしまう原因のひとつである。しかしながら塗装寿命に及ぼす下地処理の影響やその他の影響を定量的に評価した事例はわずかである。
 そこで、本セミナーでは、材料と環境で決まる塗装の腐食・劣化の基礎を学んでいただく。塗装の劣化する環境を理解した上で、腐食・劣化の加速劣化試験法や定性的・定量的な評価技術を学ぶことで、塗装の寿命予測精度が向上すると考える。また、塗装のトラブル事例を分かりやすく紹介し、その対策に触れていただく。塗装のトラブルでお困りの方々は勿論、塗装による防食設計に関わる方々や品質管理、品質保証を担当する方々にも参考になるエピソード、技術を発見できるかと思います。

  1. 塗装劣化メカニズム
    1. 塗膜欠陥
    2. 塗装前の金属の下地処理
    3. 塗料同士の相性
    4. 塗装の表面劣化
      • 紫外線劣化
      • 酸化劣化他
    5. 塗装の水分による劣化
      • 加水分解
      • 水蒸気呼吸
    6. 塗装の応力による劣化
      • 残留応力
      • 温度サイクル
      • クリープ
    7. 塗料と金属の界面における劣化 (接着)
    8. 塗膜下腐食
  2. 塗装の加速劣化試験方法と劣化評価手法
    1. 劣化しやすい環境の理解
    2. 塗装の加速劣化試験装置と試験方法
    3. 塗装の劣化評価装置と評価手法
      • 高分子材料評価
      • 電気化学的評価等
  3. 塗装の寿命予測手法
    1. 塗装寿命の考え方
    2. アレニウス則の考え方
    3. 下地処理と寿命の関係
    4. 塗装の寿命予測手法
  4. 塗装のトラブル事例と対策
    1. トラブル事例と対策の紹介
    2. トラブル対策、腐食・劣化対策の着眼点
  5. 質疑応答

講師

  • 龍岡 照久
    東京電力ホールディングス株式会社 経営技術戦略研究所 技術開発部 材料・化学エリア
    テクニカルマネージャー

会場

TH企画 セミナールーム
東京都 港区 芝4丁目5-11 芝プラザビル 5F
TH企画 セミナールームの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年4月25日〜5月1日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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