技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

FDA (CDER) による承認前査察 (PAI) への準備と対応

FDA (CDER) による承認前査察 (PAI) への準備と対応

~改定された査察官遵守プログラムの新たな検証ポイントとその対応策~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年8月18日〜25日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年8月21日まで承ります。

概要

本セミナーではFDAに於ける新製品の販売承認申請書 (NDA/ANDA) の審査とPAIとの連携による評価プロセスの項目や評価方法を紹介いたします。
また、2025年度に発出されたWarning Letterの項目別傾向と申請書審査時やPAIにて指摘された違反事例の通じて、改定された査察官遵守プログラムにて要求された新たな検証ポイントの内訳とその対応策の実務、さらにはORAの改組に伴うFDA査察への影響や無通告査察の影響について対策とともに概説いたします。

開催日

  • 2026年8月10日(月) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 治験薬開発部署担当者 (CMC部門やQA)
  • 商業製品製造所の担当者 (製造やQC部門、QA)
  • 申請関連部署担当者 (薬事、GQP/QA)

修得知識

  • FDAに於ける販売承認申請書の審査プロセスとPAIでの検証内容の関連性
  • 査察結果に対するFDAの行政措置の決定プロセス
  • FDAの最近の査察状況 (2025年度)
  • 査察官遵守プログラム (CPMG 7346.832) の検証ポイントの概要と重要な実務対策
  • 規制当局査察に向けた準備
  • FDA査察に於ける結果判断 (コンプライアンス度) の今後の動向

プログラム

 コロナ禍による海外製造施設へのFDA査察の減少により粗悪な医薬品が米国内に数多く輸入される結果となったとの議会からの批判に対応するため、FDAは米国内企業同様、海外企業へも無通告査察を実施するなど査察強化のための種々のアプローチを実行している。
 承認前査察 (PAI) では関係する査察官遵守プログラム (CPMG 7346.832) が2022年10月に改訂され、PAI時に特に重視する観点として、製品やプロセスの理解度、医薬品品質システム (PQS) の成熟度及びデータの信頼性 (integrity) の三位一体の評価を掲げ、PQSによる開発段階での品質マネジメントの”質”の評価を通じて申請内容との整合性の検証を徹底するとしている。
 また2024年10月に組織改正を行い査察の主体であったOffice of Regulatory Affairs;ORA) を改組しコンプライアンス判断機能をセンター (CDER/CBER) に移譲して査察結果に於ける評価の科学性を強化するとしている。
 本セミナーではFDAに於ける新製品の販売承認申請書 (NDA/ANDA) の審査とPAIとの連携による評価プロセスの項目や評価方法を紹介するとともに、2025年度に発出されたWarning Letterの項目別傾向と申請書審査時やPAIにて指摘された違反事例の紹介を通じて改定された査察官遵守プログラムにて要求された新たな検証ポイントの内訳とその対応策の実務を、さらにはORAの改組に伴うFDA査察への影響や無通告査察の影響について対策とともに概説する。

  1. GMP査察に関わるFDAの組織と役割
    1. FDA新組織図
      • CBER
      • CDER
      • ORA/OII
    2. ORAからOIIへ (コンプライアンス判断権限委譲の影響)
    3. CDER内の各部署の役割
      • OC
      • OPQ
      • OPMA
    4. ORAとCDERの協力関係 (Concept of Operation制度)
  2. FDA査察のタイプと違反に対する行政措置
    1. FDA査察のタイプ (承認前査察とサベイランス査察との相違)
    2. 査察結果の分類 (行政措置決定の判断規準)
    3. 査察結果のレビューと最終判定の承認
  3. 最近のFDA指摘事項の傾向
    1. W-LのGMP違反トップ10ランキング項目 (2025, 2023FY)
    2. 211.84違反への対策
    3. GMP違反事例
      • 211.22
      • 211.160
      • 211.165
      • 211.166
      • 211.194
  4. 販売承認申請書の審査とPAI
    1. 審査から査察までの関係機関 (CDER)
    2. アセスメントの基準と対象物 (申請書 vs 査察)
    3. CTDの構成と承認事項 (ICH Q11)
    4. 新規製品の製造所の評価基準 (リスクベース査察)
    5. 製造所の総合的評価 (IQA)
    6. 総合的な製造プロセスの評価
    7. 製造に関するリスク分析と管理 (KASAシステム)
    8. プロセスの開発の変遷 (Q11)
    9. CQAに対する工程操作の影響
    10. 管理戦略の全て
    11. FDA PVガイドライン (2011年改正)
    12. CPVプランの作成
    13. ライフサイクルマネジメント
    14. 申請書審査とPAI実施の流れ
    15. 査察以外のアプローチ
  5. 承認前査察の概要
    1. 承認前査察の注目領域
    2. 目的別遵守事項
      • 商業生産の準備
      • 申請書内容の遵守
      • データインテグリティ
    3. 無通告査察の影響
    4. PAIの結果判定
    5. PAIに於けるCDERとORAの協働
    6. PAIの対象外施設
  6. PAIに関する査察官コンプライアンスマニュアル (CPMG 7346.832) の改定
    1. 主な改正点 (リスクベースのPAI実施の判断強化)
    2. 査察目的の強化
      • 商業製造の準備性
      • 申請内容との整合性
      • データインテグリティ
      • PQSと開発の質
      • OPMA/ORA/IQAの強化
    3. 検証ポイント
      • サプライヤー管理
      • 変更管理
      • プロセスバリデーション
      • データインテグリティ
    4. 対策チェックリスト
  7. 承認前査察 (PAI) 指摘事項
    1. FDAによるPAI指摘事項 (分野別)
    2. PAIにおける指摘事例
      • 審査との共通事項と事例研究
      • 知識管理
      • 申請書との不整合
      • データの信頼性
    3. 指摘事例
      • QC
      • 製造
      • プロセスバリデーション
      • Qualification
      • QA
    4. 承認の保留を推奨する結果となる不備事項
    5. PAIで成功するために
    6. コンサルタントの選択要件
  8. Quality Management Maturity (品質マネジメントシステムの成熟度)
    1. OPQ/OQSが準備する書類
    2. QMMの評価に関する情報とは
    3. QMM査察の状況と今後
    4. Quality Cultureとしてのインデックス
    • 参考資料 : KASA事例
    • 質疑応答

講師

  • 立石 伸男
    ノビオ コンサルティング合同会社
    代表

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。

会場受講をご希望の場合

  • ライブ配信、アーカイブ配信のサービスは受けられません。
  • 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードしていただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードしていただきます。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年8月18日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/1 体外診断用製品の開発から製造・販売に係わる法規制とQMS省令への対応 東京都 オンライン
2026/9/2 OOS/OOTの正しい理解と判断のポイント オンライン
2026/9/3 医薬品工場における攻めの設備保全 オンライン
2026/9/4 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2026/9/7 原薬GMP 入門講座 オンライン
2026/9/7 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2026/9/8 原薬GMP 入門講座 オンライン
2026/9/8 GAMP5・CSAに対応したCSV計画・実施判断の推定と多様なケースへの適用 オンライン
2026/9/9 GMPにおける原料資材・設備変更の影響評価と変更管理 オンライン
2026/9/10 承認申請およびICH E6 (R3) 対応に向けたリスクベースのGCP監査 オンライン
2026/9/16 査察での指摘ポイントを踏まえた洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定のポイント オンライン
2026/9/24 不確実性の高い医薬品の研究開発プロジェクトの事業価値評価に基づく意思決定とポートフォリオマネジメント オンライン
2026/9/25 分析法バリデーションにおける基準値設定と分析法変更・技術移転時の同等性評価 東京都 会場・オンライン
2026/9/30 低分子医薬品化合物の結晶多形と非晶質化 オンライン
2026/10/13 分析法バリデーションにおける基準値設定と分析法変更・技術移転時の同等性評価 オンライン
2026/10/19 医薬品開発における結晶多形・非晶質の基礎と評価法 オンライン
2026/10/20 医薬品開発における結晶多形・非晶質の基礎と評価法 オンライン
2026/11/11 スプレッドシートのバリデーションと指摘事例及びその対応手法 オンライン
2026/11/17 医薬品・バイオ特許におけるIPランドスケープの実践 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/11/30 eCTD (基礎から応用まで)
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座