技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器の梱包箱に対する輸送、保管試験 (試験方法を含む) などの要求事項

医療機器の梱包箱に対する輸送、保管試験 (試験方法を含む) などの要求事項

~包装設計システムにおけるリスクマネジメントとリスクアセスメントの進め方~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ISO11607などの包装に関する規格強化の流れを受けて、梱包箱におけるリスクマネジメントに基づく要求事項を合理的かつ体系的に解説いたします。

配信期間

  • 2025年12月9日(火) 13時00分2025年12月22日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年12月9日(火) 13時00分

修得知識

  • 包装設計システムにおけるリスクマネジメント
  • リスクアセスメントの進め方
  • “ISO11607最終的に滅菌される医療機器に使用される包装に関する要求事項 ”の概要
  • “JIS Z 0200:2013、2020包装貨物-性能試験方法一般通則” の概要
  • 流通過程の代表的ハザードと対応する試験
  • 気候に関する試験 (温湿度、低圧) のポイント
  • 振動試験、衝撃試験、圧縮試験のポイント

プログラム

 医療機器の輸送、保管用梱包箱のための規格などはこれまで無かったが、ISO11607などの包装に関する規格強化の流れを受けて、梱包箱におけるリスクマネジメントに基づく要求事項を合理的に体系的にまとめてみました。実施すべき試験項目などを具体的に検討していますので、参考にしていただくとともに、頂いたご意見、ご質問などをもとに、ブラシュアップして皆さんに還元していきたいと思います。

  1. 包装システム設計の目的
  2. 輸送に関するリスクマネジメントのポイント
    • 本質的なリスクを排除又は最小化とは?
    • 必要に応じた適切な措置 (防御手段) とは?
  3. リスクアセスメントの進め方 (単純要素 – 輸送と保管 – への分解)
  4. 代表的ハザードと試験項目
    • 流通過程で考慮すべき条件 (運搬装置、輸送手段及び地理的区域条件)
    • 包装容器のデザイン (寸法、質量、形状、構成材料の機械的特性)
  5. ISO11607-1における梱包箱に対する要求事項
  6. 各種試験のプロトコール作成のポイント
  7. 典型的な試験手順 (試験実施の順番など)
  8. 試験時の前処置のポイント
  9. 気候に関する取扱いのポイント
    • 推奨される温湿度条件
    • 推奨される低圧試験条件
  10. 振動試験のポイント
    • ランダム振動試験
    • 正弦波対数掃引振動試験
  11. 衝撃試験 (人力による荷扱いか? 機械による荷扱いか?) のポイント
    • 片支持稜落下試験とは?
    • 水平衝撃試験及び落下試験とは?
  12. 積重ね圧縮試験のポイント
  13. 試験報告書に必須な項目
    • 質疑応答

講師

  • 大原 澄夫
    ミックインターナショナル株式会社
    シニアコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年12月9日〜22日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/7 体外診断用医薬品/機器の開発・薬事・保険適用の基礎講座 オンライン
2025/10/9 医療機器研究開発・事業化の全体像と成功に導くための実務秘訣 オンライン
2025/10/14 医療用接着剤・ シーラント材の種類と特性、その用途展開、今後の展望 オンライン
2025/10/14 熱測定で叶える新しい活性評価と抗菌評価 オンライン
2025/10/17 高分子延伸による配向・結晶化制御 東京都 会場
2025/10/20 生成AIを使用した医療機器設計開発 オンライン
2025/10/20 微生物の取り扱い・管理の基礎及び微生物同定試験のポイント オンライン
2025/10/21 生成AIを使用した医療機器リスクマネジメント・ユーザビリティ実施 オンライン
2025/10/21 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2025/10/21 微生物の取り扱い・管理の基礎及び微生物同定試験のポイント オンライン
2025/10/22 生成AIを使用したグローバル薬事申請 オンライン
2025/10/22 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2025/10/22 体外診断用医薬品/機器の開発・薬事・保険適用の基礎講座 オンライン
2025/10/23 癒着防止材の材料と効果評価・開発のポイント オンライン
2025/10/23 医療機器GVPの要求する安全管理業務の留意点と効果的なCAPA活動 オンライン
2025/10/24 医療機器の品質保証とリスクマネジメント・スムーズな協力体制を構築するためには オンライン
2025/10/27 医療機器の生物学的安全性試験の基礎をふまえた各国規制比較と試験実施/評価 オンライン
2025/10/27 医療機器の品質保証とリスクマネジメント・スムーズな協力体制を構築するためには オンライン
2025/10/29 医療機器の生物学的安全性試験の基礎をふまえた各国規制比較と試験実施/評価 オンライン
2025/10/29 臨床研究法の改訂 (2025) の正しい理解・運用と新しい手続き オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/3/31 抗菌・抗ウイルス性能の材料への付与、加工技術と評価
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/3/15 体温計
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/4/24 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線