技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

AIエージェント、生成AIのR&D部門への導入、活用法

AIエージェント、生成AIのR&D部門への導入、活用法

オンライン 開催

開催日

  • 2025年10月20日(月) 10時30分16時15分

プログラム

第1部 東芝が推進する企業におけるAIエージェントの導入と活用のポイント

(2025年10月20日 10:30〜12:00)

 チャット型の生成AIの普及により、簡単な自然文で質問を投げかけることで、翻訳や清書、市場調査レポートの作成などが容易に実現できるようになった。一方、実業務現場はより複雑なタスクの組み合わせであり、個々のタスクの状況を判断し次のアクションを決定している。いま、このような複雑な業務プロセス全体に対しても生成AIを使って支援させる「AIエージェント」が急速に注目されている。本講演では、AIエージェント導入のポイントや成功の秘訣、今後の展望について解説し、AIエージェントを活用した競争力強化のヒントを提供する。

  1. 企業における生成AIの活用シーンの広がり
  2. AIエージェントとは何か。チャット型生成AIとの違い
  3. AIエージェントを使うと何ができるのか
  4. AIエージェントを導入する際のポイント
  5. 当社の活用例
    • 質疑応答

第2部 富士通における生成AI、AIエージェントのR&D部門への導入、活用法

(2025年10月20日 12:15〜13:45)

 本講演では、富士通の生成AI技術における最先端の取り組みを、R&D部門への導入・活用シナリオを通じてご紹介します。特に、AIフレームワーク「Fujitsu Kozuchi」を起点に、Cohereと共同開発した独自生成AIモデル「Takane」、RAGをナレッジグラフで拡張した「KG拡張RAG」、さらにAIエージェントプラットフォームである「Enterprise AI Agent Platform」までをカバーしながら富士通のAI技術全体をご紹介します。また、これら技術を使った実際PoCや本番運用のユースケースについても言及し、AI活用によるR&D成果向上やビジネス現場での効果についてもご紹介します。

  1. 富士通のAI研究について
    1. 富士通の技術戦略とAI
    2. 富士通のAI研究の歴史
  2. Fujitsu Kozuchi – AIエージェントのツールとなる技術フレームワーク
    1. Fujitsu Kozuchiとは
    2. AIコアエンジン – AutoML
    3. AIコアエンジン – Wide Learnin
  3. Takane – AIエージェントのコアになる富士通独自生成AI技術
  4. KG拡張RAG – AIエージェントのナレッジグラフを高度化するメモリ技術
    1. KG拡張RAGとは
    2. KG拡張RAG for QA
    3. KG拡張RAG for 設計書レビュー
  5. Enterprise AI Agent Platform – AIエージェントをスケールさせるプラットフォーム技術
  6. AIエージェントユースケース
    1. 会議AIエージェント
    2. 現場作業AIエージェント
    • 質疑応答

第3部 NECのAIエージェントを用いた商品開発事例と知識グラフと生成AIを用いた材料開発高速化

(2025年10月20日 14:00〜15:30)

 近年、生成AI技術は急速に発展し、私たちの生活や産業のあらゆる分野に変革をもたらしています。この中でも、商品開発とテクノロジーの融合は新たな可能性を開拓し、未知の領域への扉を開けています。
 NECは、AIエージェントとビール職人が協働し、各世代の価値観を味で表現したAIクラフトビール「人生醸造craft」の第2弾を開発。生成AIにより職人や消費者にどのような新しい価値や体験が生まれたのか、最前線の事例をご紹介します。また、知識グラフと生成AI技術を用いて過去の膨大な開発事例から知見を吸い上げて現在の材料開発に生かすことで、高速・高品質かつリスクに対して強靭な材料開発を実現するアプローチをご紹介します。

  1. AI商品開発の概要
  2. AIエージェントとは
  3. 「人生醸造craft」
  4. 「AI (愛) のプリン」
  5. グラフデータとは
  6. 材料開発における課題
  7. 材料開発への知識グラフと生成AI適用事例
    1. 新規材料開発
    2. 代替材料探索
    3. その他の活用案
    • 質疑応答

講師

  • 小山 徳章
    東芝デジタルソリューションズ株式会社 ICTソリューション事業部
    シニアフェロー
  • 小橋 博道
    富士通 株式会社 富士通研究所 人工知能研究所 AI革新PFコアプロジェクト
    シニアプロジェクトディレクタ
  • 志村 典孝
    NEC (日本電気 株式会社) AIビジネス・ストラテジー統括部
    リードデータサイエンティスト
  • 吉田 登
    NEC (日本電気 株式会社) ビジネスイノベーション統括部
    リードビジネスデザイナー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/18 AI特許調査ツールの選定基準と導入、運用のポイント オンライン
2025/8/18 技術マーケティングを活用した新規R&Dテーマ発掘と商品コンセプトの創出 オンライン
2025/8/18 拒絶理由通知対応の基本と生成AI等のツールを活用した効率化 オンライン
2025/8/18 Google Gemini徹底活用半日集中マスタークラス 東京都 会場・オンライン
2025/8/18 市場分析・競合他社 (ベンチマーキング) 分析と情報収集の進め方 オンライン
2025/8/19 ChatGPTを使ったPythonプログラミングの実践講座 オンライン
2025/8/20 生成AIを使用した戦略的なFDA査察 & PMDA査察対応セミナー 東京都 会場・オンライン
2025/8/21 コア技術の価値を再定義して真の新規事業を立ち上げる方法 オンライン
2025/8/21 生成AIを使用した戦略的なイベント管理 (逸脱・苦情・CAPA・変更) 実施方法セミナー 東京都 会場・オンライン
2025/8/21 革新的な研究開発テーマを継続的に多数創出する方法とその体系的・組織的な仕組みの構築 オンライン
2025/8/21 製造業における生産性向上・品質改善を実現するためのデータ活用術 オンライン
2025/8/21 生成AIの活用による知財業務の効率化と高度化 オンライン
2025/8/22 株式会社竹中工務店が目指す次世代スマートビルの取り組み 東京都 会場・オンライン
2025/8/22 設計部門におけるFMEA/FTA実務入門 オンライン
2025/8/22 戦略的後発参入を意図した新規事業テーマ探索の進め方 オンライン
2025/8/22 研究開発部門のための新製品・新規事業の創出実践講座 オンライン
2025/8/22 自社技術の棚卸と再発見およびコア技術の選定・活用方法 オンライン
2025/8/25 コア技術の価値を再定義して真の新規事業を立ち上げる方法 オンライン
2025/8/25 研究開発部門のための新製品・新規事業の創出実践講座 オンライン
2025/8/26 特許情報調査の基本と調査精度の高め方、および競合他社調査、技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/30 AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
2025/3/31 ベイズ最適化の活用事例
2025/3/31 生成AIによる業務効率化と活用事例集
2024/11/30 技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘
2024/10/31 自然言語処理の導入と活用事例
2024/1/12 世界のマテリアルズ・インフォマティクス 最新業界レポート
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2023/4/28 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/4/28 プラントのDX化による生産性の向上、保全の高度化
2022/1/13 DXを未来のビジネスに結びつけるための情報収集利活用ノウハウ
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/7/30 マテリアルズインフォマティクスのためのデータ作成とその解析、応用事例
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/12/30 実践Rケモ・マテリアル・データサイエンス