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リチウムイオン電池バインダーの技術展望

リチウムイオン電池バインダーの技術展望

~全固体・ドライプロセス・PFAS対応~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、現行塗工法 (ウエットプロセス) の主要正極バインダーであるPVDF及び、負極用のSBR+CMCについて詳解いたします。

開催日

  • 2025年8月28日(木) 13時00分16時30分

プログラム

 リチウムイオン電池に使う材料のなかで主要材料 (いわゆる4大材料) には数えられない「バインダー」について纏まった話を聞く機会は少ないと思います。
 当セミナーでは現行塗工法 (ウエットプロセス) の主要正極バインダーであるPVDF及び、負極用のSBR+CMCについて、なぜこのような材料を使うのか詳しく説明して行きたいと思います。また、昨今話題のドライプロセスについてもバインダーの切り口から解説したいと思います。また、バインダーを考える上で避けて通れないPFASの問題についてもご説明します。

  1. バインダーの役割と要求特性
    1. 正極用バインダー
      1. 要求特性
      2. なぜPVDF?
      3. PVDFバインダーの種類
    2. 負極用バインダー
      1. 要求特性
      2. なぜSBR+CMC?
      3. SBR、CMCバインダーの考えかた
  2. ドライプロセス
    1. ウエットプロセス
    2. ドライプロセス
      1. Polymer Fibrillation
      2. Dry Spraying Deposition
      3. Cray Electrode
    3. バインダーから見たドライプロセス
  3. PFASについて

講師

  • 鈴木 孝典
    株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,000円 (税別) / 46,200円 (税込)
複数名
: 21,000円 (税別) / 23,100円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • Eメール案内を希望する方
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  • Eメール案内を希望しない方
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 126,000円(税別) / 138,600円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 168,000円(税別) / 184,800円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 210,000円(税別) / 231,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
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