技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (基礎編)

リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (基礎編)

~Lithium-ion battery manufacturing process & cost, comprehensive technology 2022 (basic edition)~
リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (基礎編)の画像

ご案内

同時購入割引: リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 を2冊セットでご購入いただくと、割引価格でご購入いただけます。

目次

第1章 リチウムイオン電池と特性

  • 1.1 リチウムイオン電池の生産2022
    • A. グローバルな電池製造の状況と動向
    • B. 自動車メーカーの電池内製化
  • 1.2 セルの構造と容量特性
    • A. リチウムイオン電池の特徴と電極面積
    • B. 単電池 (セル) から組電池 (モジュール) とシステムへ
    • C. 電極端子と外装材 (内部の構造)
    • D. セルの外装型式の実例 (角槽、円筒、平板 (ラミネート) )
    • E. セルの構造と熱伝導 (放熱)
    • F. 電池特性の進歩、2011年〜2021年
  • 1.3 エネルギー、パワーとサイクル特性
    • A. 電池への充電と放電
    • B. エネルギー (充放電容量)
    • C. パワー (入出力特性)
    • D. サイクル特性と延長
    • E. EV用電池のサイクル寿命評価
  • 1.4 電池の製品規格と認証システム (安全性試験以外)
    • A. リチウムイオン電池の工業規格 (安全性を除く)
    • B. 測定規格と項目
    • C. 認証システム
  • 1.5 安全性規格と試験方法
    • A. JISの概要と現状
    • B. 安全性に関するJISの要求事項
    • C. ULの安全性試験
    • D. UNの輸送基準勧告、国際輸送と関連事項
    • E. 用途分野別の安全性試験規格
  • 1.6 二次電池エンジニアリング
    • A. 発電と蓄電
    • B. 電気化学の理論と工学
    • C. 材料、製造と周辺のエンジニアリング
    • D. 電池性能の目標

第2章 電池材料・部材と性能レベル

  • 2.1 正極材
    • A. リチウムイオン電池における正極材の役割
    • B. 鉄リン酸リチウムLFPの特性と展開
    • C. 正極材の高容量化
    • D. 正極材の粒子形状 (モルフォロジー) と電極板
    • E. 正・負極の電位とセルの放電容量
  • 2.2 負極材と導電材
    • A. 炭素系負極材 (1) 容量と電位
    • B. 炭素系負極材 (2) 粒子形状
    • C. 不可逆容量
    • D. LTO負極の電位と特徴
    • E. 高容量負極材
    • F. 導電材 (1) カーボンブラック
    • G. 導電材 (2) VGCF
  • 2.3 電解溶液と電解質
    • A. 電解液
    • B. 電解質
    • C. 電解液の耐電圧
    • D. 可燃性と安全性
    • E. ポリマー (ゲル) 電解液
    • F. 電解液への添加剤
    • G. まとめ 電解液のメリット
  • 2.4 集電箔と電極端子
    • A. 集電箔の機能と電気化学
    • B. 正極 (アルミ) 集電箔と特性改良
    • C. 負極 (銅) 集電箔と問題点
  • 2.5 セパレータ
    • A. 汎用セパレータ
    • B. 耐熱性セパレータ
    • C. 機能性セパレータ
  • 2.6 バインダー
    • A. バインダーの特性と機能
    • B. PVDF溶剤系
    • C. SBRラテックスと新規開発系
    • D. 非炭素系負極材のバインダー
    • E. バインダーレスへの展開
  • 2.7 電池の外装材
    • A. 概論とラミネート包材
    • B. 金属函体 (円筒と角槽)
    • C. EV用電池の外装
    • D. 新たな外装材と機能
  • 2.8 双極子 (バイポーラー) 電池
    • A. 電極構造と電極端子
    • B. 製品事例 (水系と有機系)
    • C. 特許公開からみた双極子電池

第3章 設計・製造工程と機器

  • 3.1 セルの基本設計と電極板のパラメーター
    • A. セル設計のステップ
    • B. 正・負極の役割と A/C 比の設定
    • C. 電極面積と電極板の目付量 (1) *
    • D. 電極面積と電極板の目付量 (2)
    • E. セル設計と安全性の確認
    • F. セル設計とラボスケールにおける確認
  • 3.2 製造アイテムと全工程の流れ
    • A. 全製造工程と原料・部材
    • B. 製造設備、付帯設備と問題点
    • C. 工程の合理化とスケールアップ
  • 3.3 工程機器と付帯設備
    • A. 塗工機 (コーター) と塗工方式
    • B. 製造工程の環境と原材料の搬入
    • C. 製造設備の関連企業 (国内)
    • D. 製造の付帯設備と防災
  • 3.4 化学物質規制と電池のリサイクル
    • A. 国内外の化学物質規制とリチウムイオン電池
    • B. 有害危険物質への注意
    • C. 消防法における電解液の扱い
    • D. 電池のリサイクルと関連法
    • E. 廃電池の移送と国内外の規制

第4章 電池製造 (前・中工程)

  • 4.1 前工程 (粉体配合とスラリー調製)
    • A. 正・負極材の配合
    • B. 導電剤の配合とメカノケミカル処理
    • C. 塗工スラリーの調製
    • D. 塗工媒体の問題
    • E. 導電性異物と対策
  • 4.2 中工程 (塗工・乾燥と電極板評価)
    • A. 電極板の塗工・乾燥
    • B. 塗工速度と効率
    • C. 電極板の欠陥
    • D. 電極板の二次加工
    • E. 電極板の評価 (1)
    • F. 電極板の評価 (2)
    • G. 正負極材の浸水による変化

第5章 電池製造 (後工程)

  • 5.1 電池製造 (電解液充填、初充電と検査)
    • A. 工程機器類
    • B. 集電箔の収束と端子付け
    • C. タブ端子部の封止
    • D. 電解液注入と初充電 (1)
    • E. 初充電 (2)
  • 5.2 関係資料 (製品管理と特性変動)
    • A. 電池の保存劣化と寿命予測
    • B. 不均等充電とBMS (充放電制御)

第6章 電池のコスト

  • 6.1 工場原価試算 (原材料費、設備償却)
    • A. コスト試算の手順
    • B. 設備金額の試算と比較
    • C. 工場原価と利益率 (ROI*)
    • D. 原材料コストと電池のコストレベル
  • 6.2 コストダウンと方策
    • A. 電池生産のコスト試算
    • B. 電池単価の統計データ
    • C. 正極材のコスト
    • D. 総合的なコスト対策
  • 6.3 セル設計と原材料コスト (液系と固体系)
    • A. 電池の原料、部材の構成 (重量、体積)
    • B. EV用電池における正極材の選定と動向
    • C. 電池GWhあたりの原料、部材の所要量
    • D. 諸単位の換算と表示方法
    • E. 全固体電池の原材料コスト (液系との比較)

資料一覧

執筆者

菅原 秀一

泉化研株式会社

代表

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

A4判 並製本 602ページ

ISBNコード

978-4-910581-26-2

発行年月

2022年9月

販売元

tech-seminar.jp

価格

130,000円 (税別) / 143,000円 (税込)

案内割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。

  • Eメール案内を希望する方 :
    • 冊子版: 117,000円(税別) / 128,700円(10%税込)
    • 冊子版 + PDF版 (CD) セット: 135,000円(税別) / 148,500円(10%税込)
  • Eメール案内を希望しない方 :
    • 冊子版: 130,000円(税別) / 143,000円(10%税込)
    • 冊子版 + PDF版 (CD) セット: 150,000円(税別) / 165,000円(10%税込)

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/7 アニオン交換膜 (AEM) 型水電解技術の研究動向と今後の展望 オンライン
2024/11/11 リチウムイオン電池の火災事例から学ぶ発火リスクと安全対策 オンライン
2024/11/15 全固体電池、その各部材の研究開発動向と将来展望 オンライン
2024/11/25 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/11/26 リチウムイオン電池のリサイクル・リユース技術と市場の動向 オンライン
2024/11/26 欧州のサーキュラーエコノミー政策と自動車産業 オンライン
2024/11/27 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/11/28 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池のBMS設計と高精度残量推定手法・劣化予測手法 オンライン
2024/12/4 リチウムイオン電池の電極構成、特性と新型電池の材料技術、今後の展開 オンライン
2024/12/6 全固体電池における技術・研究開発の現状と今後の動向 オンライン
2024/12/10 リチウムイオン電池のウェットプロセスとドライプロセス オンライン
2024/12/11 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/13 リチウムイオン電池セパレータのコーティングによる機能付与 オンライン
2024/12/18 導電性カーボンブラックの配合・分散技術と電池特性への影響 オンライン
2024/12/20 バッテリマネジメントとバッテリパック設計の要点 オンライン
2025/1/15 電気化学反応と電極反応のメカニズム、電気化学測定法および電極・溶液界面の解析技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/6/24 EV用リチウムイオン電池のリユース&リサイクル
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/28 リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術
2022/10/17 リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ
2022/10/17 リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ (書籍 + PDF版)
2022/9/16 2022年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望
2022/9/14 リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (進歩編)
2022/9/8 リチウムイオン電池の製造プロセス & コスト総合技術2022 (基礎編 + 進歩編)
2022/8/19 2022年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2022/6/30 二次電池の材料に関する最新技術開発
2022/6/13 LiBメーカー主要7社 (CD-ROM版)
2022/6/13 LiBメーカー主要7社
2022/4/11 世界の車載用LIBのリユース・リサイクル 最新業界レポート
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版)