技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

設計プロセスに基づいたバリアシステム要求事項抽出と対応、開封時のユーザビリティ評価

ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 Aコース:設計バリデーション編

設計プロセスに基づいたバリアシステム要求事項抽出と対応、開封時のユーザビリティ評価

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年8月4日〜9月3日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年8月4日まで承ります。

関連セミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

概要

本セミナーでは、ISO11607に関する法的要求事項の中でポイントとなるバリアシステム性能・包装プロセスのバリデーション・リスクマネジメント・ユーザビリティに関する事項について、基礎から解説いたします。

開催日

  • 2025年7月24日(木) 13時00分16時00分

修得知識

  • 設計プロセスに関する要求事項
  • 2019年版の規格要求事項のポイント
  • 無菌バリアシステムに関する要求事項
  • 検証に使用する各種試験方法の概要
  • ユーザビリティ評価、加速劣化試験など設計の妥当性確認

プログラム

 2019年に改訂 (2023年のマイナー改訂含む) された“最終的に滅菌される医療機器の包装ISO11607”に関して、設計プロセスの観点から、品質システム構築、リスクマネジメント活動からのインプット確立、リスクコントロール活動に必要な各種試験方法の概要と選択、使用時までの要求事項、ユーザビリティ性能テストの実施などを分かり易く解説します。

  1. 設計プロセスにおける検証と妥当性確認
    • リスクマネジメントに沿った設計インプットの特定
  2. ISO11607-1 (2023年版) 要求事項 (主にISO11607-1を中心に) の解説
    1. 設計プロセスで要求されている品質マネジメントシステム
    2. 試験方法の適切性に関するバリデーションの要求事項と対応策
  3. バリアシステムに関する設計インプット情報とは?
  4. バリアシステムに関する要求事項
    1. 仕様に関する要求事項
    2. 製造及び取り扱いに関する要求事項
    3. 輸送、保管時に関する要求事項
  5. 材料に関する要求事項
    1. 微生物バリア性能確認に使用される試験方法
      • 通気抵抗試験
      • 多孔質材料に関する試験
    2. 生体適合性と必要な物性
    3. 保護包装など特殊なバリアシステムに対する追加要求事項
    4. 滅菌、ラベリング、保管・輸送プロセス、使用時に対する要求事項
  6. 規格に適合した具体的なRMの実施例
    1. 包装プロセスにおけるリスクマネジメントシステムに関する要求事項
    2. リスクコントロール手段抽出までのプロセスと使用される試験方法
  7. 無菌的提供に関するユーザビリティ評価
    1. 無菌的取り出し直前の検査、無菌的取り出し性能
    2. 使用シナリオに基づくユーザビリティ性能に関する妥当性確認
    3. 評価に要求されているテスト参加者数、評価方法、判定基準
    4. 無菌的取り出しに関するユーザビリティ評価表の例
    5. 提供されるべき情報と関連要求事項
      • 強度など
    6. 加速劣化試験使用時の留意点
      • 性能試験
      • 安定性試験
      • 完全性試験
    • 質疑応答

講師

  • 大原 澄夫
    ミックインターナショナル株式会社
    シニアコンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

全2コース申込セット受講料について

  • 通常受講料 : 75,680円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 62,700円(税込)
  • 通常受講料 : 68,800円(税別) → 全2コース申込 割引受講料 57,000円(税別)

2日間コースのお申込み

割引対象セミナー

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年8月4日〜9月3日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/19 見落としやすい滅菌バリデーションの留意点 (バリデーションの深堀) とバイオバーデン測定等バリデーションの留意点 オンライン
2025/6/19 医療機器開発のための薬事承認申請と対応 オンライン
2025/6/19 欧州医療機器規則MDR (基礎編 + 臨床評価編 + PMS・ビジランス編) オンライン
2025/6/19 欧州医療機器規則MDR (PMS・ビジランス編) オンライン
2025/6/20 欧州医療機器規制MDR (Medical Device Regulation) セミナー オンライン
2025/6/20 ヒートシールの基礎と応用・不良対策 オンライン
2025/6/20 医薬品・医療機器における日欧米の包装規制の最新動向 オンライン
2025/6/20 注射剤 (凍結乾燥製剤) 内服固形剤 (PTP錠剤包装) 外用軟膏剤 (チューブ包装) の製剤・包装工程の適格性評価の進め方 東京都 会場・オンライン
2025/6/23 医薬品/医療機器/再生医療等製品の開発に必要なGCP要求事項とSOPのライティング・維持管理 オンライン
2025/6/24 医療機器開発のための保険申請プロセスと事例を含めた戦略策定のポイント 東京都 会場
2025/6/24 再生プラスチック (Recycled plastics) 利用に向けたシール技術動向と対策 オンライン
2025/6/24 欧州医療機器規則MDR (基礎編 + 臨床評価編 + PMS・ビジランス編) オンライン
2025/6/24 欧州医療機器規則MDR (PMS・ビジランス編) オンライン
2025/6/24 医療機器 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2025/6/25 欧州医療機器規制MDR (Medical Device Regulation) セミナー オンライン
2025/6/25 バイオフィルムの制御・評価・対策技術および最新の研究動向 東京都 会場
2025/6/25 新医療機器における開発企画から薬事承認申請までの各段階におけるメディカルライティングの留意ポイント オンライン
2025/6/26 医薬品の早期開発・承認取得を目指した薬事戦略の進め方と効果的なPMDA相談の活用術 オンライン
2025/6/26 欧州医療機器規則MDR (臨床評価編) オンライン
2025/6/27 医療機器 洗浄バリデーションセミナー オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/4/24 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/5/31 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2015/9/30 医療機器/ヘルスケア関連商品の薬事法 (薬機法) “超”入門講座【2】
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ用洗浄・殺菌消毒剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/30 コンタクトレンズ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書