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HPLC (高速液体クロマトグラフィー) 入門と使用時の留意点及びトラブルシューティング

HPLC (高速液体クロマトグラフィー) 入門と使用時の留意点及びトラブルシューティング

~より上手くHPLCを使いこなせる為のHPLC分析の基礎知識、使用時に役立つノウハウ~
オンライン 開催

視聴期間は2025年7月3日〜17日を予定しております。
お申し込みは2025年7月3日まで承ります。

概要

本セミナーでは、HPLC (高速液体クロマトグラフィー) について基礎から解説し、使用時に役立つ留意点やノウハウ、トラブルシューティングについて解説いたします。
また、講師の経験を踏まえて医薬品の開発・分析過程でHPLCが使われる事例や局法の一般試験法に記載されている関連試験法についても併せて解説いたします。

配信期間

  • 2025年7月3日(木) 10時30分2025年7月17日(木) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年7月3日(木) 10時30分

受講対象者

  • HPLC (高速液体クロマトグラフィー) を利用する分野の技術者、管理者
    • 医薬品分野
    • 食品分野
    • 化学工業分野
    • 生化学分野
    • 環境分野など

修得知識

  • HPLC分析の基礎知識
  • クロマトグラムの読み方と定性、定量について
  • HPLC使用時の留意点、ノウハウ
  • HPLCのメンテナンス
  • HPLC分析時のトラブルシューティング
  • 医薬品開発・分析におけるHPLCの適用事例やHPLCに関する試験法

プログラム

 HPLC (高速液体クロマトグラフィー) は医薬品分野、食品分野、化学工業分野、生化学分野、環境分野など幅広い分野の研究開発や管理などに活用されている手法です。HPLCを実際に使用する場合には操作方法の習得だけでなく、HPLCに関する基礎知識や使用時の留意点及びトラブルシューティングについても知っているとよりスムーズに分析できます。
 本講座では、HPLC初心者の方が、より上手くHPLCを使いこなせるようにHPLC分析の基礎知識、使用時に役立つ留意点やノウハウ、トラブルシューティングなどについて述べます。また、演者の経験を踏まえて医薬品の開発・分析過程でHPLCが使われる事例や局法の一般試験法に記載されている関連試験法についても併せて述べます。

  1. HPLCの基礎
    1. HPLCの原理
      1. クロマトグラフィーとは?
      2. HPLCとは?
    2. 装置構成
      1. 送液部
        • 移動相供給部
        • 送液ポンプ
        • ミキサー
      2. 試料注入部
        • オートサンプラー
        • マニュアルインジェクター
      3. 分離部
        • カラム
        • カラムオーブン
      4. 検出器
        • 紫外可視分光検出器
        • 蛍光検出器
        • 質量分析計など
      5. データ処理装置
    3. 分離モード (HPLCカラム)
      1. 充填剤基材の種類と特徴
      2. 物質の極性
      3. 分離モードの種類と特徴
  2. HPLCのクロマトグラムの読み方と定性分析・定量分析
    1. 保持係数、理論段数、分離度などのパラメーターについて
    2. 定性分析・定量分析について
  3. HPLC使用時の留意点とノウハウ
    1. 移動相調製時の留意点
    2. 試料溶液調製時の留意点
    3. 分析カラムの選択方法と分離条件の検討について
    4. 検出器の選択方法と使用時の留意点
  4. 医薬品開発・分析におけるHPLCの適用事例とHPLCに関する試験法について
    1. 医薬品分析におけるHPLCの適用事例
    2. HPLCに関する局法の試験法について
  5. HPLC装置のメンテナンス (ISO、GMPで要求される点検など)
    1. 定期点検
    2. 使用時点検
      • 送液ポンプ
      • オートサンプラー
      • 検出器など
  6. HPLC分析において起こりやすいトラブル事例と解決方法
    1. ベースラインが安定しない
    2. ノイズの発生がみられる
    3. 圧力が通常より上昇する又は減少する
    4. ピーク形状が異常になる
    5. ピークが検出されない
    6. ゴーストピークが出現する
    7. ピーク面積の再現性がない
    8. ピークの分離が不十分である
    9. 保持時間の再現性がない
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年7月3日〜17日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/3 HPLCの基礎と解析 オンライン
2025/7/4 製薬用水入門講座 オンライン
2025/7/4 振動分光法による医薬品原料の全数受入確認試験の事例およびPAT技術による製剤設計・工程設計の実践 オンライン
2025/7/4 HPLCの基礎と解析 オンライン
2025/7/4 医薬品・医療機器における日欧米の包装規制の最新動向 オンライン
2025/7/4 注射剤 (凍結乾燥製剤) 内服固形剤 (PTP錠剤包装) 外用軟膏剤 (チューブ包装) の製剤・包装工程の適格性評価の進め方 オンライン
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