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滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント

滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント

オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。
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概要

微生物試験は、試験者の慣れに依存する要素が高く、実施前にバリデーションが必要なことから習得するのに時間を要します。
本セミナーでは、微生物試験を効果的に習得することを目的に、そのポイントや事例を挙げながら講義いたします。

開催日

  • 2025年5月28日(水) 13時00分17時00分

修得知識

  • 環境微生物と微生物試験に関する基礎
  • 滅菌製品や無菌医薬品の微生物試験法全般
  • 微生物試験実施の際に必要となるバリデーションとポイント

プログラム

 滅菌製品や無菌医薬品を製造・販売するために要求される無菌性保証の一環として、製造工程や製品等に対して様々な微生物試験を行う必要がある。微生物試験は、試験者の慣れに依存する要素が高く、実施前にバリデーションが必要なことから習得するのに時間を要する。
 本セミナーでは、微生物試験を効果的に習得することを目的に、そのポイントや事例を挙げながら講義する。

  1. 微生物の基礎
    1. 環境中の微生物の分類と特徴
    2. 製造環境における微生物の発生源
    3. 微生物汚染の拡大要因
    4. 製造現場における微生物汚染の管理方法
  2. 微生物試験の基礎
    1. 微生物試験の役割
    2. 必要な設備、試薬、消耗品、人材
    3. 微生物試験の基本的な流れ
    4. 微生物試験の分類と全体像
  3. 微生物試験の実務とバリデーション
    1. 微生物試験のバリデーション
    2. 製品における微生物試験
      1. 無菌試験
      2. 微生物限度試験
      3. エンドトキシン試験
      4. 保存効力試験 ★無菌操作時の留意点
    3. 製造工程における微生物試験
      1. 培地充填試験
      2. 環境モニタリング
      3. 用水モニタリング
    4. 滅菌工程における微生物試験
      1. バイオロジカルインジケーター (BI) 試験
      2. バイオバーデン試験
    5. その他の微生物試験
      1. 微生物同定試験
      2. 微生物迅速試験
      3. 消毒剤の効果試験
  4. 微生物試験のインフラ整備と維持管理
    1. 設備の適格性評価と維持管理
    2. 試薬の作成と維持管理
    3. 試験者の技能評価と維持管理
    4. 品質文書の作成と維持管理
    • 質疑応答

講師

  • 井原 望
    岩田硝子工業 株式会社 品質保証部
    部長

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
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: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

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