技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法

FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法

~既存手法がなぜ形骸化するのか、形骸化させないための必要な対応策とは~
オンライン 開催 演習付き

視聴期間は2025年2月13日〜21日を予定しております。
お申し込みは2025年2月19日まで承ります。

概要

本セミナーでは、故障解析手法をシステム安全の概念から見直すことで、既存手法がなぜ形骸化するのか、形骸化に対応するためにどのような対応が必要なのかを、講義を通じてお話いたします。DRBFMの演習を交えて、手法を実践的に修得することを目指した講演になっています。

開催日

  • 2025年2月19日(水) 10時00分 2025年2月21日(金) 16時00分

受講対象者

  • 品質・故障解析の担当者、管理者

修得知識

  • 故障解析手法 (FMEA、DRBFM) の基礎
  • システム安全、安全性、信頼性、設計工学の基礎
  • システム安全の概念と信頼性、安全性評価手法
  • DRBFMの性能評価

プログラム

 トヨタ自動車で生まれた未然防止手法であるDRBFMは、トヨタ自動車の手法であるから素晴らしいわけではありません。その本質は、国際標準の安全性評価の考え方であるシステム安全の概念に合致しているからこそ、効果を発揮します。
 本セミナーでは、故障解析手法をシステム安全の概念から見直すことで、既存手法がなぜ形骸化するのか、形骸化に対応するためにどのような対応が必要なのかを、講義を通じてお話します。故障解析手法の初心者の方を前提とした内容となっています。また、DRBFMの演習も行うことで、手法を実践的に修得することを目指した講演になっています。

  1. 不具合防止はなぜ困難か
    1. 不具合の原因分類から
    2. リコール事例のデータ解析から
    3. なぜ5回問えといわれるか
    4. Stress-Strength model と故障モード
  2. デザインレビューの基礎
    1. 概念設計審査
    2. 詳細設計審査
    3. 最終設計審査
    4. デザインレビューの課題 〜形骸化、管理負担など〜
      • 長岡技術科学大学工学研究科 システム安全工学専攻紹介
  3. DRBFMについて
    1. GD3 の考え方とリスクアセスメントの共通点〜比較する〜
    2. 要素機能の正常状態表現
    3. 故障モード導出の論理
    4. 故障解析、リスクアセスメントに本当に必要なもの 〜不具合一覧表〜
    5. 影響度分類表
    6. DRBFMの性能評価
  4. 機械学習を活用した故障モード解析の検証
    1. 設計偏差法の考え方
    2. 機械学習アルゴリズムによる故障モードの分類
    3. 機械学習結果の検証
  5. FMEA・DRBFMシートの作成ポイント
    • 故障モード同定から対策の検討までの一連の流れを説明して、そのポイントを理解する

講師

  • 大塚 雄市
    長岡技術科学大学 大学院 技術経営研究科 システム安全専攻
    准教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年2月13日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/7 トラブル潰しのためのFMEAとデザインレビューの賢い使い方 オンライン
2025/2/7 加速試験の加速係数の求め方と寿命予測ならびに試験法・バーンインへの展開 東京都 会場・オンライン
2025/2/7 設計FMEA、工程FMEAの基礎と実践ポイント オンライン
2025/2/7 管理図 オンライン
2025/2/12 FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法 オンライン
2025/2/14 外観目視検査の正しい進め方と精度向上すり抜け防止の具体的手法 東京都 会場・オンライン
2025/2/14 なぜなぜ分析の実践法と問題発見・解決手法 オンライン
2025/2/17 未然防止のためにFTAを効率的に使いこなすポイント 東京都 会場・オンライン
2025/2/17 設計FMEA、工程FMEAの基礎と実践ポイント オンライン
2025/2/17 蓄積された技術と故障物性に基づく高信頼性電子機器の開発・製造 オンライン
2025/2/18 経済的リスクを元に算出する「検査基準・規格値と安全係数」決定法 速習 オンライン
2025/2/18 重大事故防止・組織の風土醸成に貢献するノンテクニカルスキル教育の実践・訓練法 オンライン
2025/2/19 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/2/20 実践疲労強度設計 オンライン
2025/2/26 化粧品品質安定性確保と評価の進め方・トラブル対応 オンライン
2025/2/27 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2025/2/28 形骸化したFMEAを改善した実践演習セミナー (問題発見 + 問題解決) オンライン
2025/2/28 形骸化したFMEAを改善した実践演習セミナー (問題発見) オンライン
2025/3/7 実験計画法の基礎からタグチメソッドの応用まで オンライン
2025/3/11 FTA / FMEA / DRBFMの作成・運用方法 オンライン