技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリイミドの基礎とポリイミド系材料の低誘電率化・低誘電正接化

ポリイミドの基礎とポリイミド系材料の低誘電率化・低誘電正接化

~ポリイミドの応用展開の実情、機能と分子設計、感光性ポリイミド、低誘電損失設計~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2025年1月31日〜2月6日を予定しております。
  • ライブ配信を欠席し、アーカイブ配信のみ受講をご希望の場合は、通信欄に「ライブ欠席、アーカイブのみ受講」とご記入ください。

概要

本セミナーでは、ポリイミドの基礎から解説し、耐熱性高分子の合成方法、構造と物性の関係、感光化や接着などの機能化と材料の応用展開について紹介いたします。

開催日

  • 2025年1月30日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • ポリイミドの応用製品に関連する技術者、開発者、研究者
    • ガス分離膜
    • 電子材料
    • 光学材料
    • 宇宙材料
    • 燃料電池 など

修得知識

  • ポリイミドの基礎
    • 開発経緯
    • 合成方法
    • 分子構造との関係
    • 機能化
    • 応用

プログラム

 本セミナーでは、航空宇宙用途から半導体材料まで応用されるポリイミドについて取り上げ、ポリイミドの機能・分子設計の基礎から低誘電率化・低誘電正接化まで解説いたします。

  1. ポリイミドの定義、歴史
  2. ポリイミドの展開
    • 航空宇宙用途への展開
    • ポリイミドの半導体への展開
    • ビルドアップ基板用材料 (ビスマレイミド技術の展開)
    • 新パッケージ (FO-WLP) に向けた低温硬化感光性ポリイミドの要求
  3. ポリイミドの機能と分子設計
    • ポリイミドの合成反応
    • ポリアミド酸の交換反応
    • 縮合系高分子の精密重合
    • ブロック化ポリイミドによる機能設計
    • ポリイミドのリビング的な展開
    • ブロック化ポリイミド合成と特性
    • 構造解析技術
    • ポリイミドの構造と熱線膨張係数 (CTE) との関係
    • ポリイミドのCTEと弾性率の関係
    • ポリイミドの反応と着色の関係
    • 電荷移動錯体形成による着色
    • 脂環構造導入したポリイミドによる着色低減
    • フッ素化ポリイミド
    • ポリイミドと銅の反応、影響、接着
  4. 感光性ポリイミド
    • ネガ型感光性材料設計
    • ポジ型感光性材料設計
  5. ポリイミドの低誘電損失設計 (低誘電率化・低誘電正接化)
    • 低誘電率・低誘電正接材料例
    • 低誘電損失ビスマレイミド
    • 低分極化による低誘電・低tanδポリイミド設計
    • 低分極化による低誘電・低誘電正接変性ビスマレイミド
    • 低分極化による低誘電・低誘電正接ポリイミド設計
    • 低誘電率ポリイミドを得るプロセス (多孔質構造)
    • 低誘電損失ポリイミドを得るモノマー例
    • 低誘電正接ポリイミド設計
    • 高分子の誘電率と構造の関係
    • ポリイミドの低誘電率化検討 (脂環構造)
    • 高周波での誘電損失
    • 低誘電率・低tanδ化の手法
    • ポリイミドの低誘電損失化検討、設計
    • イミド基濃度と誘電率、tanδの関係
    • ポリイミドの低tanδ化に向けた検討
    • マスターカーブ
    • 誘電特性改善に向けた樹脂設計
    • 高周波での誘電特性測定手法
    • 各周波数帯域での誘電特性測定手法
    • DkとDfの測定法による影響
  6. 今後の展望
    • Beyond 5G (6G) に向けた取り組み
    • バイオベースポリイミド
  7. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

関連する出版物

発行年月
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)