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加工の基礎と機械加工技術

たった1日でマスターできる

加工の基礎と機械加工技術

~実務・現場で必須の基礎知識を1日でマスター / プラスチック金型の特徴と加工・選択のポイント~
オンライン 開催

視聴期間は2024年12月19日〜27日を予定しております。
お申し込みは2024年12月25日まで承ります。

概要

本セミナーでは、現場ですぐ使えて役立つモノづくりの加工の基礎、機械加工技術、CAD/CAM、同時5軸加工などの特徴と加工・選択のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2024年12月25日(水) 10時30分 2024年12月27日(金) 16時30分

修得知識

  • モノづくりの加工の基礎
    • 図面の見方
    • 材料
    • 熱処理
    • 除去加工
    • 付加加工
    • 変形加工
  • 機械加工技術の基礎
    • 切削加工
    • 研削加工
    • 放電加工
  • CAD/CAMの基礎
    • 3DソリッドCAD
    • CAE
    • CAM
    • CAT
    • Network技術
  • 同時5軸加工などの特徴と加工・選択のポイント

プログラム

 本セミナーでは、たった1日で実務現場ですぐ使え役立つモノづくりの加工の基礎 (図面の見方、材料、熱処理、除去加工、付加加工、変形加工) 、また機械加工技術 (切削加工、研削加工、放電加工、つぎにCAD/CAM (3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network技術) そして最新同時5軸加工などの特徴と加工・選択のポイントを身につけられます。
 第1セッションの加工の基礎では、まず、モノづくりの加工方法を学習する前の知識が必要です。モノづくりの基本中の基本である加工の基礎知識として、1) 製図と機械加工法との関係 、2) 機械加工技術から造られる高級車の進化と部品、3) クルマはどのように機械加工技術で作られるのか? 4) 後輪駆動装置 (デファレンシャルギア) の部品の加工法 5) 製図 (図面) と素材 (材料) と機械加工、部品検査との関係 、&) 機械製図の基本、図面は加工作業者への指示図、7) 加工の基本知識、加工工程 (プロセス) の考え方 、8機械製図の基本、第三角法とは 、などについて学習します。また、一口に加工といっても種々の加工方法があり、1) 機械加工法とその目的 、2) 種々の加工法の分類 (除去加工、付加加工、変形加工) 、変形加工ではプラスチックの射出成形加工法のポイント、3) 工作機械とその種類 、4) 工具について、5) 切削材料 (工作物材料) の被削性 、6) 切削油剤などについて学習します。
 つぎに、第2セッションの切削加工の理論では、1) 切削機構上の剪断変形や切屑 (きりくず) の生成といった切削理論の基本 、2) 切削の形態、切削した時にかかる負荷 (抵抗) 、そして3) 構成刃先、切削条件、加工精度といった必須の知識、さらに、4) 切削熱と切削シミュレーション 、5) 工具損傷・摩耗と工具寿命についても大学レベルの突っ込んだ内容を学習します。
 そして、第3セッションの機械加工技術では、1) 切削加工の旋削、ドリル加工、フライス加工、2) 研削加工、3) 歯切り盤とそのほかの工作機械、4) 放電加工、5) NCとNC工作機械。について学習します。
 最後に、第4セッションでは新しいモノづくり技術として3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network (4CN) 技術と同時5軸加工について学習します。現在の製造現場では、機械加工単体で成立しません。今や、生産現場のモノづくりで必須になっている3Dソリッド4CN技術の必要性やその選定方法などについても言及し、明日の業務すぐ使える内容を学習します。そして、現在注目されている最新の同時5軸加工技術の特徴とその導入効果を学習し、自社内の生産革新を起こし、大きな収益をもたらします。
 上述した、加工の基礎、機械加工技術、CAD/CAM (3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network技術<最新同時5軸加工技術などを勉強しようとする人、特に商業高校、文系の、専門学校、短大、大学、などを卒業した方、民間企業の営業・販売している方、新たに加工関係の職種に携わっている方、そして機械を触ったことのない女性の方、のための入門セミナーです。そして、聴講する皆さん自身が加工の基本事項、機械加工法の全容を把握し、自分の業務に必要な合理的な加工法を企画し、実施する能力が養われると思います。

  1. 第1セッション 加工の基礎
    1. 加工の基本知識
      1. 製図と機械加工法との関係
      2. 機械加工技術から造られるLS460の進化と部品
      3. クルマはどのように機械加工技術で作られるのか?
      4. 後輪駆動装置 (デファレンシャルギア) の部品の加工法
      5. 製図 (図面) と素材と機械加工、部品検査との関係
      6. 機械製図の基本、図面は加工作業者への指示図
      7. 加工の基本知識、加工工程 (プロセス) の考え方
      8. 機械製図の基本、第三角法とは
      9. 機械系図面は第3角法
      10. 製図の基本知識 (線)
      11. 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
      12. 旋盤構造 (加工) と図面との関係
      13. 図面上での工作物 (製品) の置き方 (長手方向)
      14. 製図 (製図) の基礎、材料費表記
      15. 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
      16. 旋盤構造 (加工) と図面との関係
      17. 図面上での工作物 (製品) の置き方 (長手方向)
      18. 製図 (製図) の基礎、材料費表記
    2. 加工方法の概要
      1. 機械加工法とその目的
      2. 種々の加工法の分類
        • 除去加工
        • 付加加工
        • 変形加工
      3. 工作機械とその種類
      4. 工具について
      5. 切削材料 (工作物材料) の被削性
      6. 切削油剤
  2. 第2セッション 切削加工の理論
    1. 切削理論の基本
      1. 切削加工とは
      2. 切削理論の基本
        1. 切削機構上の剪断変形
        2. 切屑 (きりくず) の生成
        3. 剪断角と切削速度について
        4. .剪断ひずみ・剪断角とすくい角
      3. 切屑形態
    2. 切削抵抗
    3. 構成刃先、切削条件、加工精度
      1. 構成刃先
      2. 切削条件の基本
        • 切削速度
        • 回転数
        • 切込量
        • 送り量
      3. 加工精度と工作物表面粗さについても解説します
    4. 切削熱と切削シミュレーション
    5. 工具損傷・摩耗と工具寿命
  3. 第3セッション 機械加工技術
    1. 旋削
      1. 旋盤とは
      2. 旋盤の種類
      3. バイト
    2. ボール盤加工
      1. ボール盤とその作業
      2. ボール盤の種類と特徴
    3. フライス加工
      1. フライス加工とは
      2. フライス盤の種類と構造
      3. フライス加工の工具
    4. 研削加工
      1. 研削加工の基礎と機械部品・金型製作
      2. 研削盤とは
      3. 研削盤の種類と構造
      4. 研削砥石の選択基準
      5. ダイアモンド砥石とCBN砥石
      6. 光学式ならい研削加工 (プロファイル研削加工)
      7. クリープ・フィード研削
    5. 歯切り盤とそのほかの工作機械
    6. 放電加工
      1. 放電加工とは
      2. 形彫り放電加工の基本知識
      3. 形彫り放電加工の加工電源方式
      4. 形彫り放電加工の電気条件
      5. 形彫り放電加工の加工液
      6. 形彫り放電加工の加工特性の基本
    7. NC (数値制御) とNC工作機械
      1. NC (数値制御) とは
      2. プログラミング
      3. 座標系の指令方式
      4. 制御方式
      5. NC工作機械特徴とその種類
  4. 第4セッション 新しいモノづくり技術
    1. 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによるモノづくり革新
      1. 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムの必要性
      2. 従来の部品、金型設計・製作の流れ
      3. 3D4CNシステムによる部品、金型設計・製作の流れ
      4. 3D4CNシステムのハードウェアと情報の流れ
      5. プロダクトモデルによるモノづくり革新技術
    2. 同時5軸加工技術
      1. その特徴
      2. その効果 (メリット)
        1. 工程集約
        2. 品質向上
        3. 工具寿命向上

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月19日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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