技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望

プラスチック加飾技術の最新動向と今後の展望

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年12月17日〜24日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年12月20日まで承ります。

概要

本セミナーでは、プラスチックの表面加飾技術について基礎から解説し、低環境負荷の各加飾方法、今後用途展開が広がるバイオマスプラスチックへの加飾技術について解説いたします。

開催日

  • 2024年12月13日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • プラスチック加飾に関連する技術者、研究者、管理者
    • 化学 (素材・フィルム)
    • エレクトロニクス
    • 自動車
    • 建材
    • 容器
    • 通信機器分野など

プログラム

 低価格指競争から高付加価値競争に移行する中で、プラスチック加飾は、単なる加飾から、「機能性付加加飾」へと発展している。今後の加飾は、SDGs、パリ協定、自動車におけるCASEなど国際的な目標に即したものに展開していくことが求められる。
 本講演では、加飾の概要、ならびに、代表的な加飾例を簡単に説明した後、国際社会、自動車メーカーの目標に対応した今後の加飾技術の展望を、塗装代替加飾、その他の環境対応加飾 (植物由来材料使用の加飾、軽量化と加飾等) 、高付加価値製品に結び付くその他の加飾 (機能付加加飾、バイオミメテクスと構造色加飾、3Dプリント加飾等) 、など具体的な項目別に解説し、さらに、自動車内外装部品への展開、および、自動車以外の採用例を示す。

  1. 加飾技術の概要
  2. 主要加飾技術の最近の状況
    1. フィルム転写・貼合加飾
      1. 成形方法
      2. 加飾フィルム
        1. 加飾フィルムの種類、構成
        2. 注目される加飾フィルム、機能付与加飾フィルム
    2. 特別な表面層を付与しない加飾 (NSD)
      1. モールドインカラー (高外観原着樹脂による加飾)
      2. シボ・金型表面微細加工技術
      3. 金型表面高品位転写
    3. ソフト表面加飾の進展
      1. 本格的なソフト表面加飾の現状
      2. ソフトフィール加飾の開発と展開
    4. 二次加飾
      1. 印刷
      2. 真空製膜
      3. その他の二次加飾
        1. 塗装
        2. メッキ
        3. レーザー加飾
    5. 日本、欧米の加飾の最近動向
  3. 国際社会、自動車メーカーの目標と今後の加飾概要
    1. 国際社会、自動車メーカーの目標
      • SDGs
      • パリ協定
      • CASEなど
    2. 国際的な目標に即した今後の加飾概要 (一覧表)
  4. 環境対応加飾技術
    1. 塗装代替加飾と自動車の外装などへの展開
      1. 塗装代替加飾のニーズと塗装代替自動車外装への展開
      2. 主要塗装代替候補技術とその展開および各技術の比較
        • フィルム加飾
        • 材着樹脂加飾 (モールドインカラー)
        • インモールド塗装
    2. その他の環境対応加飾
      1. 植物由来プラスチックおよび植物由来繊維複合材料利用の加飾
      2. 軽量化と加飾
      3. モノマテリアル、易解体、リサイクル材使用加飾
  5. 高付加価値製品につながるその他の加飾
    1. 機能付加加飾
    2. バイオミティクスと構造色加飾
    3. 3Dプリント加飾
    4. 熱板加熱圧空真空成形、被覆成形
    5. フィルム転写成形
  6. 自動車内・外装への適用と今後の展開
    1. 自動車内装への適用と今後の展開
      1. 各加飾技術の最近の適用事例
      2. 今後の自動車内装イメージ
      3. 今後の内装キャビン、コックピット、ディスプレーなど
    2. 自動車外装への適用と今後の展開
      1. 今後の自動車外装イメージ
      2. フロントエンドモジュール、フロントパネル、ソーラー発電など
  7. 自動車分野以外の用途への展開状況
    1. 住設、建材分野
    2. 化粧品容器、日用品分野
    3. 通信機器、家電分野
  8. まとめと今後の展開予想
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月17日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/3 めっき技術の基礎と高度な品質要求に対応する応用技術 東京都 会場
2024/12/3 フィルムの乾燥技術、乾燥プロセスの最適化とトラブル対策 オンライン
2024/12/3 材料表面への (超) 撥水性・ (超) 親水性の付与技術と制御および分析・評価、応用技術 オンライン
2024/12/3 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/12/4 エポキシ樹脂の基礎および各硬化剤の使い方・選び方 オンライン
2024/12/4 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ オンライン
2024/12/4 ウェブハンドリング技術の基礎と不具合の対策法 オンライン
2024/12/4 防汚コーティングの基礎知識と評価手法 オンライン
2024/12/4 高分子結晶化の基礎と解析技術および結晶成長 オンライン
2024/12/5 分子間力や表面張力の考え方、そのコントロールと測定法 オンライン
2024/12/5 乳化重合・ソープフリー乳化重合によるポリマー微粒子の合成と粒子径・形状制御 オンライン
2024/12/5 高分子の結晶化と結晶高次構造の特徴・各種分析法 オンライン
2024/12/6 ゾル-ゲル法の基礎と機能性材料作製への応用および新展開 オンライン
2024/12/6 フッ素フリー撥水材の開発と応用 オンライン
2024/12/6 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 東京都 会場
2024/12/9 二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ オンライン
2024/12/9 架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法 オンライン
2024/12/9 ウェット塗工における欠陥対策と均一塗布技術 オンライン
2024/12/9 めっき法の基礎および堆積形状・膜物性の添加剤による制御とその低減策 オンライン
2024/12/9 高分子材料の末端基・構造解析テクニック オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価
2022/5/30 世界のバイオプラスチック・微生物ポリマー 最新業界レポート
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/7/30 水と機能性ポリマーに関する材料設計、最新応用
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2021/6/29 UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
2021/5/31 重合開始剤、硬化剤、架橋剤の選び方、使い方とその事例
2021/5/31 高分子材料の劣化・変色対策
2021/4/30 建築・住宅用高分子材料の要求特性とその開発、性能評価
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/1/29 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムとその対策
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術