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不良ゼロへのアプローチ: 発生メカニズムと具体的な対策

不良ゼロへのアプローチ: 発生メカニズムと具体的な対策

~悪循環を断つ不良ゼロを実現するための9原則と実践的対策 / 異物不良、設備不良、ポカミスへの具体的な対策と、現場の意識を変えるモラルマネジメント~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、「不良ゼロの9原則」に基づき、人 (作業) ・設備・異物に関わる不良の発生要因とメカニズムを明確にし、異物不良、設備不具合、ポカミスに対する具体的な対策を解説いたします。

開催日

  • 2024年12月5日(木) 10時30分16時30分

修得知識

  • 不良の発生メカニズム
  • 不良ゼロを実現する具体的な対策案

プログラム

 不良ゼロを実現することで、今よりも楽な生産体制に移行することができます。不良ゼロは無理だと思っている方も、不良が半減するだけでも現場は楽になります。人手が足りない→忙しい→慌てて作業のミスをした→生産性が上がらないし品質も良くならない→製造原価を圧迫する→余剰人員を持てない→忙しい…不良ゼロを実現することで悪循環を断つこともできるはずです。
 不良は結果です。生産プロセスで管理すべき、人 (作業) 、設備と異物の管理が不十分であると不良が発生します。本セミナーでは人 (作業) 、設備、異物に対して、不良発生のメカニズムを明確にし、解消する具体的な対策をご紹介します。今までいろいろと不良ゼロにするために手を尽くしてきた方は、不良ゼロは理想に過ぎず、無理だと思うかもしれません。知らなかったことを知り、知っていることでもやれていなかったことは「やっぱりやらなければいけない」と思い返して頂き、今よりも少しでも楽な生産体制になるといいな、と思っています。

  1. 不良ゼロの9原則
    • 原則1:不良は結果
    • 原則2:不良の要因は97
    • 原則3:対策は51
    • 原則4:10のツール
    • 原則5:要素別改善
    • 原則6:データ分析
    • 原則7:発生工程の推定
    • 原則8:現物・現場
    • 原則9:現象の連鎖
  2. 異物不良ゼロへのアプローチ
    1. 異物とは:製品の機能達成上必要のないものすべて (自職場での異物とは)
    2. 感性とは
    3. 異物不良発生のメカニズム
    4. 異物の正体
    5. 36の発生源
    6. 7つの伝達経路
    7. 異物のポテンシャルを下げる
    8. 慢性不良の構造
    9. 徹底清掃の有効性
    10. 異物不良ゼロの具体的な進め方
      • 現物分析
      • 工程推定
      • 徹底清掃
      • メカニズムの解明
      • 異物対策
      • 清掃基準書の作成
      • 異物管理
  3. 原則整備へのアプローチ (設備起因の不良へのアプローチ)
    1. 原則の崩れが不具合現象 (トラブル) を起こす (原理・原則の考え方)
    2. 20の原則の崩れ
    3. 原則整備へのアプローチ
      • データ分析
      • 全体清掃
      • 分解清掃
      • メカニズムの解明
      • 基準書の作成
  4. ポカミスゼロへのアプローチ
    1. ポカミスとは
    2. ポカミスは結果
    3. 脳の機能
    4. 集中力マネジメント
    5. ポカミス・23の要因
    6. ポカミス・23の対策
    7. 対策の責任区分
    8. 知らなかった対策
      • ポカミス教育
      • ポカミスの影響と損害
      • NG/OKシート
      • 報告書より対策
      • ポカミス掲示板
      • ポカミスの顕在化
    9. 標準整備
      • 標準の7つの不備
      • ない標準を作る
      • 標準を整備する
      • 教育・訓練のしくみ作り
    10. うっかり対策
      • 記憶ミス
      • 自主休憩
      • 体調管理
      • 都合管理
      • 環境改善
      • やりにくさの改善
      • 余裕を持った生産計画
      • 整理・整頓
    11. 判断ミス対策
    12. ポカミスをゼロにするには
  5. モラルマネジメント
    1. モラルとは:行動規範
    2. モラルの実態
    3. モラルマネジメントの11の施策
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 大谷 みさお
    株式会社 ロンド・アプリウェアサービス
    コンサルタント

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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