技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

フェノール樹脂の基礎講座

フェノール樹脂の基礎講座

~合成、構造、物性からフェノール樹脂のもつ可能性を考える~
オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

概要

本セミナーでは、フェノール樹脂を取り上げ、フェノール樹脂の合成と性質に関する基本的事項を説明しながら合成法、分子構造と物性、最近の研究について解説いたします。

開催日

  • 2024年11月14日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • フェノール樹脂に関連する技術者、ユーザ
    • 塗料
    • 接着剤
    • 土木・建築
    • 複合材料
    • 電子材料
    • 合板
    • 成形材料
    • 鋳物 など
  • フェノール樹脂の合成・応用に関わる研究開発者

修得知識

  • 縮合系高分子の合成
  • 分子構造解析
  • 希薄溶液物性
  • 複合化技術
  • 分子間相互作用 (ホスト-ゲスト化学)

プログラム

 フェノール樹脂は、人類初の合成樹脂であり、耐熱性や寸法安定性などの特性に優れ半導体産業や自動車産業などの重要な分野に使われている。
 フェノール樹脂の持つ可能性を探求することを目的として、フェノール樹脂の合成と性質に関する基本的事項を説明しながら、合成法、分子構造と物性に関する理解を深めていく。高分子量フェノール樹脂や新しいフェノール系環状化合物などの最近の研究を紹介し、高性能芳香族高分子材料および機能性材料としての新しい用途についても言及する。

  1. フェノール樹脂とは?
    1. 研究の背景
    2. 研究のコンセプト
  2. フェノール樹脂の合成
    1. 付加と縮合
    2. 反応条件と構造制御
    3. 高分子量化
    4. 環状オリゴマーの合成
  3. フェノール樹脂の分子構造解析
    1. NMR測定による構造解析
    2. シミュレーションによる構造解析
  4. フェノール樹脂の分子形態
    1. 希薄溶液における方法論
    2. 溶液中の分子形態
  5. フェノール樹脂の耐熱性評価
    1. 分子構造と耐熱性
    2. 分子量と耐熱性
  6. フェノール樹脂の構造特性
    1. 分子構造と溶解性
    2. 分子構造と複合化
    3. 環状構造と性質

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/22 エポキシ樹脂の基礎および各硬化剤の使い方・選び方 オンライン
2024/11/22 プラスチック射出成形の基礎知識とトラブルシューティング オンライン
2024/11/22 押出混練機内の樹脂挙動と混練評価、最適化技術 東京都 オンライン
2024/11/22 高分子結晶化のトポロジー的メカニズムとその制御 オンライン
2024/11/25 バイオマスフィラーの樹脂への分散、複合化技術 オンライン
2024/11/26 光学用透明樹脂の基礎、屈折率制御および光吸収・散乱メカニズムと高透明化 オンライン
2024/11/26 ポリマー・高分子材料のモノマー化・解重合技術の基礎とケミカルリサイクルの技術動向 オンライン
2024/11/27 光硬化型材料の基礎と応用のポイント オンライン
2024/11/27 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2024/11/27 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術 オンライン
2024/11/27 プラスチックのマテリアルリサイクル技術入門 オンライン
2024/11/27 加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情 オンライン
2024/11/27 粘着・剥離のメカニズムとその制御 オンライン
2024/11/28 プラスチック成形品の残留応力発生メカニズム&長期信頼性の予測法 オンライン
2024/11/28 固体高分子材料の動的粘弾性測定 オンライン
2024/11/28 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/11/28 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2024/11/29 UV硬化接着剤の材料設計と深部硬化 オンライン
2024/11/29 エポキシ樹脂の最新技術動向と設計技術および今後の課題 オンライン
2024/11/29 トライボロジー 入門講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/3/31 エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方
2016/2/20 自動車用プラスチック部品・材料の新展開 2016
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術