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動的粘弾性測定 オンライン実習講座

動的粘弾性測定 オンライン実習講座

~粘弾性の考え方、測定の使い分け、マスターカーブの作り方・活用法~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、動的粘弾性について取り上げ、正しいサンプル調整、操作法から解析法のコツまで、測定の基本から解説いたします。

開催日

  • 2024年11月13日(水) 10時30分 17時00分

修得知識

  • レオロジーの基礎
  • レオロジーの実測定
  • 安定した測定でキレイなデータを得るコツ

プログラム

第1部 レオロジーの必須基礎知識 〜動的粘弾性の基礎、マスターカーブの作り方〜

(2024年11月13日 10:00〜12:30)

 本講演は、会社に入ってから「レオロジーを始めた方」、「レオロジーの測定はできるけど解析の仕方がよくわからない方」を対象にしたセミナーです。レオロジーはポイントさえ掴めれば誰でも理解できます。
 そのポイントを実際に測定した結果を基に、分かりやすく・やさしく・おもしろく説明します。また、測定上の注意点や設定パラメーターもご紹介いたします。なお、今回の講演では、ほとんど数式は出てきません (ただし、重要な式は紹介します) 。レオロジーを勉強する第一歩として講演を聴いて頂ければと思います。

  1. レオロジーの概念
    1. レオロジーで何がわかるのか?
    2. レオロジー挙動を利用した商品
  2. レオロジーの共通語
    1. フックの法則 / ニュートンの法則
    2. 粘弾性測定
    3. 貯蔵弾性率と損失弾性率
  3. ずり速度と粘度の関係
    1. 粘度計とレオメーターの違い
    2. チクソトロピー / レオペクシー / ダイラタンシー
    3. アロンアルフアの粘度調製
  4. 粘着性能と粘弾性挙動
    1. 粘弾性を用いた塗布性の評価
  5. 種々の粘弾性測定
    1. 歪み分散測定
    2. 温度分散測定
    3. 周波数分散測定
  6. 測定後の解析 (得られたデータの取り扱い方)
    1. 時間 – 温度換算則
    2. スライムの緩和時間を求める
    3. ゴム状平坦部から絡み合い点間分子量を求める
    4. 高分子鎖一本に何個の絡み合いがあるか
    5. ゲル化臨界点
  7. その他
    1. 非線形粘弾性
    • 質疑応答

第2部 粘弾性測定の基礎と装置によるオンライン測定実習

(2024年11月13日 13:15〜16:30)

  1. はじめに
    1. イントロダクション
    2. 粘弾性の考え方
    3. 現象論と分子論
    4. 汎用な粘度計とレオメータ
    5. フローカーブ、静・動的測定の理解と使い分け
    6. レオメータの仕組みと治具の特徴
    7. 失敗しないサンプル準備のコツ
  2. フローカーブ
    1. 様々なフローカーブ〜粘度を色々な角度から考察〜
    2. 降伏値の求め方
    3. チクソトロピックループとステップフロー
  3. 熱硬化性樹脂
    1. ゲル化点の定義と求め方
    2. 温度条件の影響
    3. 硬化物の物性
  4. エマルション (物理ゲル)
    1. 安定性評価事例
    2. 構造回復観察
    3. 構造による粘度の変化
  5. サスペンション (物理ゲル)
    1. 分散性評価事例
    2. 緩和挙動考察事例
    3. 凝集構造と粘度の関係
  6. ゲル
    1. 食感と粘弾性測定の関係
    2. 緩和スペクトルによるゲルの分類
    3. ゾル – ゲル転移
  7. 粘着剤
    1. タック性とピール性
    2. フォーミュレーションと粘弾性挙動の関係
  8. ポリマーメルト
    1. 平均分子量・分子量分布の考え方
    2. コックス・メルツ則とは
  9. UV硬化
    1. 照度と硬化速度
    2. サンプル厚みと硬化収縮
  10. 新規アプリケーション事例
    1. 界面粘弾性測定
    2. 2D粘弾性測定
    3. 大変形のレオロジー
  11. 歪制御型レオメータによるデモンストレーション
    1. フローカーブ
      • ニュートニアン
      • 構造粘性
      • 降伏値
    2. 動的粘弾性測定
      • 線形/非線形の考え方
      • 周波数スイープ
    • 質疑応答

粘弾性測定装置による遠隔デモ実習

 装置を用いた測定を遠隔デモで実演するとともに、測定や解析のコツなど、活用方法を紹介いたします。

  • 遠隔デモの流れ
    • 装置の説明 ・条件の組み方
    • サンプルローディングから実測定の流れ
    • データの解析、解釈
    • よくあるエラーについての説明
  • 使用するサンプル
    • 標準試料
    • ゲル
    • ペースト材料など
  • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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