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加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情

加速する国内外のプラスチック規制の動向とリサイクルの最新事情

オンライン 開催

視聴期間は2024年10月24日〜31日を予定しております。
お申し込みは2024年10月29日まで承ります。

概要

本セミナーでは、国内外のプラスチック使用規制の動向とリサイクルの最新事情に関する知識や情報を網羅的に解説し、事例を交えて今後の企業の対応策について考察いたします。

開催日

  • 2024年10月29日(火) 13時00分 2024年10月31日(木) 16時00分

修得知識

  • 脱炭素社会・カーボンニュートラル2050の実現に向けたプラスチック資源循環・海洋プラスチック問題の国内外の動向
  • 廃棄物処理法、プラスチック資源循環促進法等のコンプライアンス対応に関する他事業者の取組事例
  • 廃棄物 (プラスチック) の処理費用コスト削減、資源循環に取り組むことによる環境経営の進め方
  • プラスチック製品等の海外事業展開のための国内法手続き、海外における使用規制
  • プラスチックの資源循環を促進する最新技術の動向

プログラム

 深刻化する海洋プラスチックごみ問題の解決と脱炭素社会の実現のために、石油資源を原料とするプラスチックの使用規制や資源循環の推進が加速されています。特に欧州の環境政策は、日本の産業界にも大きな影響を与え、多くの企業で再生材の利用を促進すべく製品の設計や製造プロセスの見直しに取り組むために、2022年にプラスチック資源循環促進法が施行され、製造業者等が必要とする質と量の再生材が確実に供給されるよう、再資源化事業の高度化と資源循環産業の発展を促進するために、本年5月に再資源化事業等高度化法が制定されました。
 プラスチックは、その利便性ゆえに、製品の材料や容器包装、梱包材、建築資材等多くの用途で使用されており、多様な産業において一時的には使用済みの不要物として排出されます。これを如何に資源として回収し、循環経済に繋げていくか、単身の取組により、企業が社会的責任として果たすだけなく、その過程においてサプライチェーンを競争力に巻き込んでいくことにより、企業が共有価値を創造すれば、環境経営による企業戦略の鍵となります。
 本講演では、国内外のプラスチック使用規制の動向とリサイクルの最新事情に関する知識や情報を網羅的に解説し、事例を交えて今後の企業の対応策を考えます。

  1. プラスチック規制と循環経済の潮流
    1. 海を漂い、陸を彷徨うプラスチック
    2. 循環型社会から循環経済へ
    3. 循環経済に向けた国内外における法規制の動向
      • 欧州連合
      • 米国
      • 中国
      • 東南アジア諸国
  2. 国内法制度の動向
    1. 循環型社会を目指す法体系
    2. 廃棄物処理法とバーゼル法
    3. プラスチック資源循環促進法と再資源化等高度化法
  3. プラスチック再資源化・高度処理のための最新技術の開発状況
    1. 分別と高度選別技術
    2. マテリアルリサイクルとケミカルリサイクル
    3. バイオマスプラスチック
  4. 循環経済に向けたプラスチック戦略
    1. 脱炭素社会・カーボンニュートラル2050実現における資源循環の役割
    2. CSR (企業の社会的責任) からCSV (共有価値の創造へ)
    3. 事例に見る企業のプラスチック戦略
  5. 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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