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金属ナノ粒子・微粒子の総合知識と応用技術

金属ナノ粒子・微粒子の総合知識と応用技術

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、金属ナノ粒子について取り上げ、金属ナノ粒子の合成法、サイズ・形状制御、構造解析、低温焼結法、酸化制御、分散凝集制御、インク・ペースト化やその他応用等、要素技術を解説いたします。
また、不安定な銅微粒子の安定な取り扱いや焼結についても解説いたします。

開催日

  • 2024年10月28日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ナノ粒子、ナノ粒子触媒などのナノ粒子材料の技術者、開発者、研究者

修得知識

  • 金属ナノ粒子の化学合成法
  • 金属ナノ粒子のサイズ制御法、形状制御法
  • 保護剤分子の設計
  • ナノ粒子の微細構造解析法
  • 分散安定化の基礎・安定化評価法
  • インク化・ペースト化の機器、添加剤選択の指針
  • ナノ粒子の焼結指針の獲得法

プログラム

 金属ナノ粒子・微粒子のすべてを短時間で俯瞰して、理解する1日コースです。これまでの研究成果を十分にわかりやすく皆様にご紹介します。化学法・凝集法を中心にその合成法、サイズや形状の制御に関する考え方と実践について述べます。さらに、得られたナノ粒子の表面、表面吸着物、酸化膜の微細構造の解析、さらには金属コアの構造解析についても紹介します。こうしてナノ粒子の獲得手法を心得ていただいた後、その応用について例を挙げてご紹介。特に、電子部品部材に用いるための低温焼結法などについても、当研究室のものだけではなく、いくつかの例について、その原理や考え方を含めて解説します。
 今回は、さらに、材料化に向けた粒子の分散凝集制御技術とその評価法や低温焼結用の銅微粒子とその低温焼結メカニズムについても触れます。直近で得られた新しい粒子についてもご紹介したいと考えます。また、当研究室独自のナノ粒子に対する考え方や解析手法などについても一緒に議論しましょう。そのほかの光学応用・磁性応用などについても時間のある限り触れていきたいと考えています。

  1. 金属ナノ粒子 微粒子の設計と合成
    1. 金属ナノ粒子研究の歴史
    2. 金属ナノ粒子の基礎
    3. 金属ナノ粒子材料の設計戦略
    4. 金属ナノ粒子材料の設計
    5. 金属ナノ粒子材料の合成
      1. 1B族:金、銀、銅
      2. 白金族
      3. 他の遷移金属
      4. 触媒材料に向けた合成
      5. 導電性材料に向けた合成
    6. 粒子径をそろえる
      1. 合成手段の工夫
      2. 保護剤の工夫
    7. 金属ナノ粒子材料合成における化学還元法のまとめ
    8. 金属ナノ粒子材料の低コスト化戦略
    9. 緻密なコートで遷移金属ナノ粒子に耐酸化性を加える
      1. 耐酸化性を加える
      2. 耐酸化性を評価する
    10. ナノ粒子の構造評価
      1. ナノ粒子金属コアの構造評価
      2. 表面酸化の評価
      3. 表面吸着物の評価
  2. 金属ナノ粒子を材料として設計するために
    1. ナノ粒子の分散液からの回収方法
      1. 化学還元法で合成してからの回収
      2. どのように凝集させないで回収できるか
      3. ナノ粒子の粉体化とスラリー
    2. 試作レベルでの分散安定化の手法
    3. ナノ粒子粉末の媒体への再分散
    4. 触媒作用
    5. 担持
    6. 実験でのペースト作製
    7. 少量試作から大量合成へ
    8. より再現性の高い合成法の確立
  3. 凝集分散技術と分散性および分散安定性の評価
    1. ナノ粒子の分散性および分散安定性の評価
    2. 有機物の表面コーティング構造
    3. 表面コート分子の設計指針
    4. ナノ粒子の再分散時における分散媒の選択
    5. ナノ粒子の分散安定化
    6. ナノ粒子の分散性と分散安定性の評価法
  4. ナノ粒子ペーストと焼結
    1. ナノ粒子ペーストの合成
    2. ナノ粒子ペーストの評価
    3. 低温焼結銅微粒子の極意
    4. 安定な新しい銅ナノ粒子システムの開拓
    5. 焼結挙動の直接観察法
      1. SEMによる焼結の観察
      2. 一歩進んだその観察
    6. 実際に観察した結果
  5. 応用と将来
    1. 低温焼成
    2. 電極材料
    3. 触媒材料
    4. 将来
    • 質疑応答

講師

  • 米澤 徹
    北海道大学 大学院 工学研究院 材料科学部門 マテリアル設計分野
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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