技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント

ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント

オンライン 開催

視聴期間は2024年9月13日〜27日を予定しております。
お申し込みは2024年9月25日まで承ります。

概要

本セミナーでは、ラミネート技術の基本理論を押さえた上で、実用的なラミネート技術とトラブル対策を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年9月25日(水) 13時00分 2024年9月27日(金) 17時00分

受講対象者

  • 包装材料、工業材料の研究開発や製造に携わる技術者
  • 包装用やラミネート用の材料を供給する材料メーカー関係者
  • ラミネートに関わる仕事をしており改善やトラブル対策を検討している方
  • ラミネートで課題を抱えている方

修得知識

  • 接着の基礎
  • ラミネート技術の基本と応用
  • ラミネート製品の特性とトラブル対策
  • ヒートシールの基本とトラブル対策

プログラム

 包装においてラミネートとヒートシールは内容物を保護する上で重要な技術であり関連性は強い。それらの基本を押さえた上で、実用的なラミネート技術とヒートシール技術、そしてトラブル対策を分かり易く解説する。
 ラミネート技術は、ロールtoロールで複数の材料を積層化させる技術として包装材料では勿論のこと、産業資材や工業材料分野でも利用される展開性の高い加工技術である。そしてヒートシールはラミネートされた材料を包装の形にする上で不可欠であり、包装の強度や使い勝手に大きく影響する。また、実生産ではラミネートやヒートシールで様々な問題が発生するので、予防に役立てられるようトラブル事例等も紹介する。

  1. 何故ラミネートが必要なのか
    1. 包装材料の種類
    2. 包装材料に求められる特性
    3. 包装材料の基本構成とラミネート技術
  2. ラミネートされるフィルムの基礎
    1. プラスチックフィルムの製法
    2. 無延伸フィルムと二軸延伸フィルム
    3. プラスチックフィルムの特性
  3. 接着の基礎
    1. 接着のメカニズム
    2. 接着の条件
    3. 接着の向上策
  4. ラミネート技術 (プロセス、接着剤、加工条件、用途例)
    1. 包装で用いられるラミネート方法の概要と比較
    2. ドライラミネーション
    3. ウエットラミネーション
    4. 押出ラミネーション
    5. ホットメルトラミネーション
    6. サーマルラミネーション
  5. ラミネート製品の特性
    1. ラミネートで向上する特性
    2. 物理的強度、ヒートシール強度、バリア性
  6. ラミネート製品のトラブルと対策
    1. ラミネート起因の包材トラブル
    2. 接着不良 様々な原因と対策
    3. ヒートシール強度不足
    4. その他
      • 滑り不良
      • カール
      • 臭気 (残留溶剤) 等
    5. ラミネートの生産課題と対策
  7. ヒートシール
    1. ヒートシールとは
    2. ヒートシールの種類
    3. シーラントフィルムとヒートシール特性
    4. ヒートシールに影響する機械的要因
    5. ヒートシールの不良現象
  8. 補足
    1. ラミネート関連装置、材料情報
    2. 包装材料の評価法
      • ラミネート試験
      • 接着強度
      • ヒートシール強度
      • 実用物性評価

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年9月13日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/28 包装における多層化フィルムの加工技術とリサイクル課題・展望 オンライン
2025/5/28 顧客満足を実現する「食品包装・流通技術」の潮流 オンライン
2025/5/29 フレキシブルデバイス向け ハイバリアフィルムの成膜技術と最新動向 オンライン
2025/6/4 めっき技術の基礎と品質トラブル対策 東京都 会場
2025/6/4 ぬれ性のメカニズムと制御・測定技術 オンライン
2025/6/5 ファイバーレーザ加工技術の基礎と応用および動向 東京都 会場・オンライン
2025/6/5 異種材料の接着・接合による応力集中発生のメカニズム、応力解析と強度評価 オンライン
2025/6/5 ウェブの連続搬送におけるテンション制御の必須基礎知識とトラブル対策 大阪府 会場
2025/6/5 ダイコーティングの基礎理論とトラブル対策 オンライン
2025/6/5 塗膜の濡れ・付着・密着コントロールとトラブル対策 オンライン
2025/6/6 無機ナノ粒子の粒子径、形状制御と表面処理、分散性向上 オンライン
2025/6/6 無機ナノ粒子の総合知識 オンライン
2025/6/9 アジア諸国における食品包装規制の最新動向 オンライン
2025/6/11 加飾技術の環境負荷低減に向けた開発と自動車への応用 オンライン
2025/6/12 フッ素フリー撥水・撥油技術の開発動向とその評価 オンライン
2025/6/12 製造分野における大気圧・真空プラズマ技術を用いた各種表面処理プロセス技術 オンライン
2025/6/13 繊維、不織布のフッ素フリー撥水技術 オンライン
2025/6/13 溶融製膜/溶液製膜によるフィルム成形技術の基礎と実際 オンライン
2025/6/16 異種材料の接着・接合による応力集中発生のメカニズム、応力解析と強度評価 オンライン
2025/6/17 無機ナノ粒子の粒子径、形状制御と表面処理、分散性向上 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2021/1/29 異種材料の接着・接合技術と応用事例
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上