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ラジカル重合による高分子合成

ラジカル重合による高分子合成

~基礎から実際まで~
オンライン 開催
本セミナーは、申し込みの受け付けを終了いたしました。

概要

本セミナーでは、「ポリマーとは」という定義から、ラジカル重合の位置づけ、重合の素反応と重合メカニズム、使用可能な開始剤やモノマー、ポリマー合成の実際について解説いたします。

開催日

  • 2024年5月13日(月) 13時00分 16時00分

プログラム

 ポリエチレンやポリエステルなどのポリマー類の多くは分子量の小さな「モノマー」を「重合」と呼ばれる化学反応で多数結合させて合成されます。この重合反応は大別すれば連鎖重合と逐次重合に分けることができますが、ラジカル重合は連鎖重合に分類される重合法の一つであり、非常に多くのモノマーに対して適用可能な重合法です。しかしながら、生成ポリマーの分子量やミクロ構造などの一次構造制御という点では制御が難しい、という欠点も有しています。
 本セミナーでは、「ポリマーとは」という定義から始めて、重合反応におけるラジカル重合の位置づけ、重合の素反応と重合メカニズム、使用可能な開始剤やモノマー、実験室的製法と工業規模の重合などラジカル重合によるポリマー合成の実際について解説します。

  1. はじめに
    1. 高分子 (ポリマー) の定義
    2. 重合反応の分類
  2. ラジカル単独重合
    1. 重合の素反応
    2. 重合速度
    3. 重合の開始剤とその分類
    4. 適用可能なモノマー
    5. 重合に影響を与える因子
      • 温度
      • 溶媒
      • 禁止剤
    6. 重合の実際
      1. 実験質的な重合例
      2. 工業的な重合例
  3. ラジカル共重合
    1. 共重合体の分類
    2. 共重合体の理論
    3. 共重合体合成の具体例
      1. ランダム共重合
      2. ブロック、グラフト共重合
  4. 制御ラジカル重合 (リビングラジカル重合)
    1. 制御ラジカル重合のコンセプトと分類
    2. 制御ラジカル重合の実例
      1. ニトロキシド媒介重合 (NMP)
      2. 原子移動ラジカル重合 (ATRP)
      3. 可逆的付加開裂連鎖移動重合 (RAFT)
  5. おわりに
    • 質疑応答

主催

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