技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー

塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー

~外観品質最大の敵を「見える化」で撃退 / コストをかけずに現場改善 / 原因を見える化して根本から改善する~
東京都 開催 会場 開催 デモ付き

概要

本セミナーでは、塗装・コーティング・フィルム製造工程のゴミ・異物対策の基礎から解説し、ゴミ・異物の混入の原因と対策、未然防止策について詳解いたします。
実際の可視化装置の効果を会場で実演いたします。

開催日

  • 2024年4月26日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 塗装・コーティングに関連する技術者、品質担当者
  • 塗装面・コーティング面のゴミ・ブツ対策で問題を抱えている方

修得知識

  • ゴミ・ブツ対策の基礎
  • 不具合の原因究明のための「見える化」手法
  • ゴミ・ブツ対策のポイント

プログラム

 塗装やコーティング、めっき、フィルム製造工程で発生するゴミ、ホコリ、異物不良は、製造コストを著しく上昇させ、収益を圧迫します。
 今回は、粗大粒子のゴミ、異物をダイレクトに現場で「見える化」する手法を軸に、塗装現場などで応用できる対策ノウハウをご紹介します。悪さ加減が見えるようになると、対策が取りやすくなります。製造工程の歩留りアップにお役立ていただけるものと存じます。

  1. 異物不良による会社の痛みを「見える化」するには?
    1. 損失金額を明らかにして、全員で会社の痛みを覚える。
    2. どんな改善効果が得られるか?
  2. 不具合の発生状況を“見える化”するには?
    1. 不具合成績の「見える化」 → グラフの作り方
    2. 歩留まり、直行率、不良率の違いと、有効な追跡指標はどれか?
  3. どこで不具合が発生しているのかを“見える化”するには?
    1. 不具合原因の「見える化」ツールとは?
      • 身近な生活用品によるゴミ・ブツの「見える化」ツールを紹介します。
        (実際の可視化装置の効果を会場で実演します)
        • ラベルシート
        • ダストサンプラー
        • スモークマシン
        • ネブライザー
        • LEDライト
        • グリーンレーザーシート光源
        • Dino-Lite Digital Microscope
        • 粗粒子パーティクルセンサ
    2. 現場の「見える化」実験
      • 気流の見える化
      • 浮遊ゴミの見える化
      • 塗装前の被塗物の表面に付着するゴミの見える化
      • 帯電したホコリの見える化
      • 床からの発塵の見える化
      • レーザー可視化装置による発塵現象の観察実演など
  4. ゴミ、異物不良を撲滅する具体的対策とは?
    1. 基本的な考え方は、「囲う」「捕捉する」「発生源を取り除く」
    2. 樹脂ネットと金網のゴミ捕捉メカニズムと効果的な設置方法
    3. ゴミ・ブツ付着のメカニズムを知る
    4. 床面からの発塵とその対策→掃除の仕方、床からの高さとホコリの量の関係に注意
    5. 工場全体の給排気の考え方→屋外より工場内の方がホコリが多い場合とは?
    6. 塗装用スーツの取り扱い方→洗濯の頻度、保管はどのようにすれば適切か
    7. 塗料中のゴミの観察方法→ガン先から吐出する塗料中のゴミの観察方法
    8. 静電気とゴミとの関係→帯電したホコリの「見える化」実験
    • 質疑応答

講師

  • 平田 政司
    平田技術士事務所
    代表 / 技術士 (金属部門、総合技術監理部門)

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第一講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/20 化学反応型樹脂の硬化率・硬化挙動の測定・評価法 オンライン
2025/1/20 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/20 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/1/20 プラスチックのリサイクル促進に向けた材料設計・成形加工の技術と知識 オンライン
2025/1/21 フィルムの乾燥とプロセスの最適化、トラブル対策 オンライン
2025/1/21 UV硬化の基礎と硬化不良対策および影部の硬化 東京都 会場
2025/1/21 ポリフェニレンサルファイド (PPS) 樹脂の基本特性と製造・加工技術および高機能化 オンライン
2025/1/21 分子シミュレーションによる高分子材料の内部構造と破壊メカニズムの解析 オンライン
2025/1/21 ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向 オンライン
2025/1/22 欧州連合 (EU) の食品包装規制と安全問題の最新動向 オンライン
2025/1/23 粉体・微粒子の表面処理と機能性ナノコーティング技術 会場・オンライン
2025/1/24 ぬれ性のメカニズムと測定・評価・利用法 オンライン
2025/1/27 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ オンライン
2025/1/27 増加する廃棄CFRP/CFRTPにおけるリサイクルの課題と炭素繊維回収の最先端およびRCF活用法と産業確立への指針 オンライン
2025/1/27 ポリフェニレンサルファイド (PPS) 樹脂の基本特性と製造・加工技術および高機能化 オンライン
2025/1/28 車載用プラスチック材料や成形法の基礎から最新活用法まで オンライン
2025/1/28 塗布膜乾燥プロセスのメカニズムと均一化・制御法 オンライン
2025/1/29 常温型フッ素コーティングによる防湿・絶縁・耐酸・撥水・撥油・離型技術とPFAS規制 オンライン
2025/1/29 ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向 オンライン
2025/1/30 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/8/25 ぬれ性のメカニズムと測定・制御技術
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/25 断熱フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/5 真空蒸着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/15 3M〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/5 透明導電性フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書