技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP省令改正に対応したデータインテグリティの基礎とQ&A

GMP省令改正に対応したデータインテグリティの基礎とQ&A

~GMP省令改正に伴うデータインテグリティ対応への影響とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、データインテグリティの基礎から解説し、データインテグリティ対応のポイントをQ&A形式で解説しながら、省令改正に伴うデータインテグリティ対応のポイントについても解説いたします。
現場を知る講師が、日頃のデータインテグリティ対応実施のためのヒントを提供いたします。

開催日

  • 2024年3月15日(金) 10時30分16時30分

修得知識

  • データインテグリティの基礎
  • データインテグリティ対応の主なポイント
  • GMP省令改正に伴うデータインテグリティ対応への影響
  • データインテグリティとER/ES、CSVの関係

プログラム

 製薬関連企業をはじめとするライフサイエンス領域では、取得データや各種記録に関するデータインテグリティへの要求がますます増大し、規制当局査察ではその確認は必須になってきている。しかし、その必要性や本質を理解していなければ対応が無駄になってしまいかねない。
 本講演では、受講者の理解を深めるために、データインテグリティを基礎から振り返るとともに、対応のポイントを解説しながら、GMP省令改正に伴いデータインテグリティ対応のポイントについても解説する。現場を知る演者が日頃のデータインテグリティ対応実施のためのヒントを提供する。

  1. そもそもデータインテグリティとは?
    • なぜ今「データインテグリティ」なのか?
    • 「不正」VS「不備」
  2. 各規制当局の「データインテグリティ」動向はどうなっているか?
    • 主な規制当局ガイダンスの概要
  3. データインテグリティ対応の主なポイントとは?
    • 生データ、メタデータとは?
    • ALCOA+とは?
    • データガバナンスとは?その実践方法とは?〜データガバナンスに関するQ&A
    • 監査証跡とは?監査証跡のレビューとは?そのやり方とは?〜監査証跡に関するQ&A
    • オリジナルデータ・真正コピーとは? ほか
  4. GMP省令改正に伴い要求されるデータインテグリティ対応とは?
    • 省令改正において要求されるデータインテグリティの背景とは?
    • データインテグリティに対する行政サイドからの期待とは?
    • GMP省令が求めるデータインテグリティのポイントとは?
  5. データインテグリティにおける電子データの運用管理とは?
    • システム設計
      • アクセス管理・運用
      • 監査証跡
      • バックアップ
      • 時刻管理
    • 生成
      • オリジナルデータ
      • ダイナミックデータ (動的データ) /スタティックデータ (静的データ)I
    • 処理・保存・運用管理
      • 再処理/再測定
      • クロマト分析
      • 一貫性のある管理
      • データレビュー
    • システム更新
      • 保存期間
      • データ移行
  6. データインテグリティにおける紙データの運用管理とは?
    • 手書き記録の際のポイント
      • 同時性の確保
      • 修正方法等
    • 簡易機器からの印字データ
      • 天秤
      • pH計等
    • データ・記録のレビュー〜保管管理
    • 生データ (オリジナルデータ) の取扱いとは?
  7. データインテグリティ関連の当局指摘事例はどうなっているのか?
    • 当局指摘事例の最近の典型事例の解説
  8. 「GMP事例集 (2022年版) 」から最新の規制当局の期待を解説
  9. 誰もが悩むデータインテグリティの疑問Q&A
    • データインテグリティの取り組み方法とは?
    • アクセス管理 (セキュリティ管理、権限の割り当て) 対応方法とは?
    • 工程管理試験データに対するデータインテグリティとは?
    • 申請資料の信頼性基準とデータインテグリティの関係性は?
    • クラウドコンピューティングのデータインテグリティ対応とは?
    • 業務プロセス委託時のデータインテグリティ対応とは?
    • スプレッドシートのデータインテグリティ対応とは?
    • クロマトグラムにおけるデータインテグリティの注意点とは?
    • 装置に拠るデータインテグリティ対応が困難な場合の対応とは?
      ほか、誰もが悩む疑問の解決方法のヒントを提供
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/31 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2025/11/7 CTD-Q入門 / 外国作成CTD日本申請利用コース (2日間) オンライン
2025/11/7 CTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン
2025/11/10 医薬品における3極CTDの記載レベル差と外国で作成されたCTDの日本申請への利用の留意点 オンライン
2025/11/12 脂質ナノ粒子 (LNP) 、リポソームによる核酸・遺伝子DDSと製剤設計 オンライン
2025/11/13 グローバルGMPをふまえた非無菌医薬品の製造、品質管理における環境モニタリング・空調・製薬用水の管理範囲と必要レベル オンライン
2025/11/13 ICH M7/ニトロソアミン不純物のリスク評価・限度値設定と新規ニトロソアミン類の許容摂取量におけるCPCAとリードアクロス設定基準の考え方 オンライン
2025/11/14 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2025/11/17 GMP準拠の現場作業員が身に着けるべき手技・手順・管理基準と誤りやすいトラブル対策 オンライン
2025/11/17 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン
2025/11/21 中小規模組織 (企業) における新人QA員養成講座 オンライン
2025/11/27 ISO-QMS (品質マネジメントシステム) の業務への落とし込みと効果的なCAPA実践基礎セミナー オンライン
2025/12/8 中小規模組織 (企業) における新人QA員養成講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書