技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP適合性調査の進め方と指摘事項対応及び求められる品質保証

GMP適合性調査の進め方と指摘事項対応及び求められる品質保証

~受ける側からみた適合性調査と行う側から見た適合性調査とは? 適合性調査を楽しむためにとは? / GMP適合性調査の目的・準備・指摘事項への対応~
オンライン 開催

視聴期間は2024年1月26日〜2月9日を予定しております。
お申し込みは2024年2月7日まで承ります。

概要

本セミナーでは、GMP適合性調査の対応、指摘を受けた際の対応、最終的には医薬品の品質はどうあるべきかについて、講師の経験を基に解説いたします。

配信期間

  • 2024年2月7日(水) 10時30分2024年2月9日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2024年2月7日(水) 10時30分

修得知識

  • 医薬品製造に適用される各種規制
  • 医薬品の品質保証の現状
  • GMP適合性調査の手順・指摘事項・指摘への対応
  • 医薬品品質システムとQuality Culture

プログラム

 直接命に係わる医薬品の品質を、それを使用する消費者は、異物の混入などを除き、自身で評価できない。
 代わって、行政が信頼できる品質の医薬品を製薬企業が製造していることを確認することになるが、これがGMP適合性調査ということになる。
 しかし、この調査の期間は1週間程度と限られており、その中で問題点や改善点を確認するためには、企業サイドの真摯な対応が求められている。
 しかし、過去には、こうした信頼を裏切る事件が発生している。
 適合性調査は、医薬品製造製造環境の改善や品質向上に向け製薬企業にとって重要な機会である。
 本セミナーでは、こうしたGMP適合性調査にどう対応すべきか、もし指摘を受けたらどうするか、そして最終的には医薬品の品質はどうあるべきかについて、演者の経験を基に紹介する。

  1. 医薬品の品質とは何か
    1. 医薬品の品質とは何か
    2. 医薬品の品質をどうやって設定するのか
    3. 開発段階の品質から製造現場の品質へ
      - Quality by TestingからQuality by Designに基づく品質へ –
  2. 医薬品品質保証の歴史
    1. GMPの歴史とそのポイント
    2. Validationの目的と課題、そして2011年のValidationへ
    3. 21世紀の品質保証のあるべき姿 – ライフサイクルを通した品質保証の考え方 –
    4. 開発段階での取り組みと品質保証の係わり
      - 試験による品質保証から設計による品質保証へ
    5. GMP・Validationでも解決できない問題
  3. 品質保証のあるべき姿
    1. 医薬品品質システムとは何か – ICH Q10ガイドラインのポイント –
    2. アンケート調査に見る品質システムの現状
    3. 開発段階に医薬品品質システムのあるべき姿
    4. 品質システムを支えるQuality Culture
    5. Quality Cultureを評価する
      - 良きQuality Cultureをどう醸成するか –
  4. 品質保証とData Integrity
    1. 信頼性基準と信頼性の基準
    2. 適合性調査への対応 – 準備と指摘事項の例 –
    3. Data Integrityとは何か・なぜ重要なのか
    4. Data Integrity 対応のポイント
  5. GMP適合性調査への対応
    1. 適合性調査とは何か – その目的と法的根拠 –
    2. 適合性調査にどう対応するか – 準備のポイント –
    3. 調査の具体的な手順
    4. 指摘事例と指摘を受けた場合の対応
    5. 無通告査察への対応
    6. 受ける側からみた適合性調査と行う側から見た適合性調査
    7. 適合成長調査を楽しむために
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年1月26日〜2月9日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/10 QA部門における製造記録・試験検査記録の照査の内容・視点と報告書作成の留意点 オンライン
2025/7/10 医薬品の早期開発・承認取得を目指した薬事戦略の進め方と効果的なPMDA相談の活用術 オンライン
2025/7/11 ICH-E6 (R3) について(R2) とのGAPと国内実装に向けた対応方針を考える オンライン
2025/7/11 GCP実践講座 オンライン
2025/7/11 mRNA医薬品の設計・製造・品質管理およびワクチン・疾患治療への応用 オンライン
2025/7/11 ファーマコビジランス研修および薬害教育における実施事例と企業ロールモデル オンライン
2025/7/11 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2025/7/11 体外診断用 (IVD) 医薬品の新規保険点数収載および適用拡大の実践 東京都 会場・オンライン
2025/7/14 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/7/14 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/7/14 臨床試験で必要となる統計解析入門 オンライン
2025/7/14 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2025/7/14 産業洗浄とは (電気・電子部品、自動車部品などのあらゆる工業部品を対象として) オンライン
2025/7/14 mRNA医薬品の設計・製造・品質管理およびワクチン・疾患治療への応用 オンライン
2025/7/14 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2025/7/15 CMC試験における信頼性の基準適用のポイントとQC/QA対応 オンライン
2025/7/15 局方/GMPに対応する原薬・製剤の不純物評価・リスク管理および原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/7/15 バイオ医薬品で起こる蛋白質凝集 (包括的理解、分析と抑制方法、製剤設計、管理戦略) 東京都 会場
2025/7/15 化粧品における微生物管理および微生物迅速法設計の考え方とバリデーション オンライン
2025/7/15 微生物検査の迅速法の利点と課題 2025 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/4/8 ウォータージェット技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 ウォータージェット技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 ファインバブル (微細泡) 活用技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/1 ファインバブル (微細泡) 活用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -