技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

変更管理・逸脱管理の実施と一変申請・軽微変更届出の判断基準

変更管理・逸脱管理の実施と一変申請・軽微変更届出の判断基準

~変更管理とバリデーション / 重要度区分 / 逸脱管理と異常管理 / 逸脱の重大性区分~
オンライン 開催

視聴期間は2023年11月20日〜30日を予定しております。
お申し込みは2023年11月28日まで承ります。

開催日

  • 2023年11月28日(火) 10時30分 2023年11月30日(木) 16時30分

修得知識

  • 変更管理・逸脱管理の基礎
  • ICH-Q12ガイドラインの概要 (製品ライフサイクルガイドライン)
  • 変更の重要度区分に関する公的見解
  • 逸脱と異常の事例
  • 逸脱を減らすための対策

プログラム

 近年、定められた手続きなしに勝手に製造方法を変更したり、製造業者から製販業者に逸脱情報が伝達されていないなどの不祥事が発生している。変更は、良質な品質を安定供給するために社内外の情勢も鑑みて意図的に「起こすもの」であり、医薬品品質システム (PQS) の目的である「製品実現の達成」、「継続的改善」の根幹をなす重要な管理項目である。また、逸脱は不本意ながら「起きるもの」である。逸脱管理の本来の目的は再発防止 (CAPA) であり、自己点検、バリデーション、教育訓練、文書化等の不備を知るチャンスでもある。
 本セミナーでは、担当者、責任者として最低限知っておくべき変更管理/逸脱管理業務について、具体例を交えてわかりやすく解説する。

  1. 医薬品品質システム (PQS) とは
    1. Compliance cultureからQuality cultureの時代に
    2. Quality cultureの適切性は重要業績指標 (KPI) に顕現
  2. 法令遵守体制の構築要請
    1. PQSにはデータの信頼性 (DI) が必須
    2. ALCOAプラスを4現 (現場、現実、現状、現物) で確認
  3. 責任役員の責務
    1. 責任役員の仕事を簡単に言えば
    2. 誰が責任役員にGMP教育をする?
  4. 変更管理の必要性
    1. 変更は「起きる」+「起こすもの」
    2. 行政は変更管理の支援へ (ICH-Q12ガイド)
  5. 変更管理の対象
    1. 製造管理関係、包装表示保管関係、品質管理関係の変更例
    2. その他の変更管理対象例
  6. 変更管理業務
    1. なぜ変更管理システムが機能しない?
    2. 変更の不首尾事例
  7. 変更管理とバリデーション
    1. 一変承認前にバリデーションが必要な変更
    2. 変更後も品質のモニタリングは継続
  8. 変更内容の重要度区分
    1. 軽微変更の範囲
    2. 一変申請の対象事項
  9. 逸脱管理と異常管理
    1. さて、「逸脱 (Deviation) 」とはどういう現象?
    2. 現場で日常茶飯事の「小さい異常」を常態化させないのが肝要
  10. 逸脱管理業務
    1. 「修正」と「CAPA」は違う
    2. OOSの処置
  11. 逸脱の重大性区分
    1. 重大性区分の考え方
    2. 重大な逸脱例
  12. 構造設備によるトラブルと対処例
    1. 保全には維持活動と改善活動がある
    2. 作業者の五感の活用でトラブルを未然防止
    3. あるべき教育訓練
  13. 人由来のトラブルと対処例
    1. 無人化/自動化してもエラーはなくならない
    2. 曖昧な指図がエラーを誘引
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年11月20日〜30日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/30 GMP対応工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品 (抗体医薬品) の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用 オンライン
2024/10/30 再生医療等製品のGCTP対応の基礎をふまえた適格性評価およびバリデーションのポイント オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2024/10/30 医薬品・バイオ技術のライセンスイン・アウトの実務ポイント オンライン
2024/10/30 海外当局査察にむけた準備すべき (したほうがよい) 翻訳文書とSOPの英文翻訳例・査察対応 オンライン
2024/10/30 専門の知識をもたない初級担当者のためのCTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン
2024/10/30 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/10/30 日米欧等各国の安全対策管理法規制の違いをふまえた安全性情報を取り扱う際のMedDRA活用/Codingの留意点 オンライン
2024/10/31 CSV手順の最適化 (省力化・効率化・改善) へのヒント オンライン
2024/10/31 品質管理のための統計的モデリングと予測手法 オンライン
2024/10/31 信頼性基準適用試験における運用への落とし込みと (国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2024/10/31 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2024/10/31 体外診断用医薬品 (診断薬) の市場動向をふまえたマーケティング戦略 オンライン
2024/11/1 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン