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IPランドスケープを用いた各社取り組み事例と知財体制の構築

IPランドスケープを用いた各社取り組み事例と知財体制の構築

~IPL導入・運用の勘所と運営ポイントとは / 各社におけるIPLを機能させてくための組織づくりと進め方 / 経営層、事業部、発明者、各部門に対し、何を、どこまで報告したらよいか~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

開催日

  • 2023年10月17日(火) 10時00分 17時45分

プログラム

第1部 企業内におけるIPランドスケープの基本

(2023年10月17日 10:00〜11:15)

 知的財産情報を経営に活かす、IPランドスケープという言葉が広く認知、たくさんの事例も学ぶことができるようになりました。一方、無形資産の活用という側面から考えてみれば、個社のビジネスモデルに大きく依存するため、広く自らの立ち位置を捉え、そこから活動を設計すべきです。
 そこで、当講演では「インハウスIPランドスケープのキホン」と題して、取組前にどういうことを考えて活動すべきか、その基本をまとめご紹介いたします。

  1. 活動をイメージする
    • 研究開発部門における活動事例
    • 自分/顧客にどんな変化をもたらしていきたいか
  2. Whatの前にWhy
    • 自分や組織の置かれている環境を理解する
    • どんな顧客のどんなニーズにこたえていきたいか
    • 起こりうる課題の例
  3. 活動を設計する
    • 活動展開のステップ
    • ゴールをイメージする
    • 質疑応答

第2部 住友化学におけるIPランドスケープの取り組み事例と知財体制の構築

(2023年10月17日 11:30〜12:45)

 当社では、事業競争力の強化に加え、社会課題解決に必要な他者との共創・協調に資する知的財産活動を推進しており、その重点施策として知財インテリジェンス強化を掲げている。事業部、研究所と密接したIPランドスケープの導入から成長に向けた取り組みについて紹介したい。

  1. 当社概要
  2. 当社知財活動方針
  3. 当社知財体制 〜事業部・研究所と密接した知財活動〜
  4. 当社におけるIPランドスケープとは
  5. 当社内でのアプローチ 〜導入から成長へ〜
    • 経営層、事業部、研究所へのアプローチ
    • 幹部、中堅、若手へのアプローチ
    • 社内報告会・社内知財研修の活用、地道な社内営業等
  6. IPランドスケープの実践体制
  7. 当社事例紹介
    • 知的財産部、研究所、事業部が担った役割を中心に
    • 質疑応答

第3部 半導体企業ロームにおけるIPランドスケープの浸透と実施事例

(2023年10月17日 13:30〜14:45)

 コロナ危機を脱しつつある現在においても、半導体企業がおかれた経営環境は地球環境、米中摩擦、武力衝突、AIの市場投入など、変化のスピードは上がる一方である。しかし半導体企業の成長には、変化への対応とともに長期視点にもとづく技術の準備が欠かせない。そういった観点からは、IPランドスケープ (IPL) を、特許による長期視点に基づく技術情報と市場の急速な変化を結び付けた、企業活動への新たな視点を提供するツールととらえることができる。
 本講演では、数年前から始まったロームのIPランドスケープ活動の浸透と実施事例を発表する。

  1. ロームの知財体制
    • 知財戦略会議
    • 職務発明専門部会
    • 発明月間
  2. 経営層に向けたIPLの実践
    • オリジナル分析
    • 知財ポジション
  3. 事業部に向けたIPLの実践
    • お品書き
    • 開発テーマの探索
    • 市場分析
  4. 発明者に向けた働きかけ
    • IPマンスリーレポート
    • 知財白書
    • 統合報告書
  5. 今後の課題
    • 変化への追従から変化を起こす企業へ
    • 質疑応答

第4部 ダウ・東レにおけるIPランドスケープの取り組み実践的な組織づくり

(2023年10月17日 15:00〜16:15)

 IPランドスケープは、特許・非特許情報などの情報を利用して状況を把握する作業である。IPLの認知度や報告相手の理解度に応じて、IPLに期待されるところや最適な実践方法が異なる。
 本セミナーでは、IPLによって、だれが何を知りたいのか、どの程度知りたいのか、なぜ知りたいのか、いつ知りたいのか、などの代表的な項目を起点として、IPLの影響力を増やすための勘所を紹介する。組織内でIPLを実践するための要所、IPランドスケーピングと特許出願を連携させた知財戦略、IPLを浸透する組織づくり、IPLのネタ、実践するときの主な課題と解決方法を紹介する。

  1. IPLを使う勘所
    • なぜ、研究開発部門がIPLを必要とするのか?
    • なぜ、事業部門 (営業・企画部などを含む) がIPLを必要とするか?
    • なぜ、経営陣がIPLを必要とするか?
    • 知財部自身は、IPLを必要か?
    • 各々の目的を達成するための実践的なIPL
  2. どのようなIPLをするか
    • 研究開発部門が持っている情報と、持っていない情報。
    • どのようなIPLのマップ、図が望ましいか?
    • IPLの結果を、どう使うか。
  3. IPLが浸透していく実践的な組織づくり
    • どのような情報を蓄積、共有すべきか。
    • プロジェクトのステージゲート管理
    • 特許出願戦略
    • 特許出願の件数目標vs質
    • 特許の社内教育制度
    • IPLテーマの一覧表
    • 質疑応答

第5部 ニデックにおけるIPランドスケープの取り組みと知財戦略への活用

(2023年10月17日 16:30〜17:45)

 弊社では、2017年より、IPLに代表される攻めの知財活動を強く推進してきた。本講演では、IPLに代表される攻めの知財活動に関する業務の立ち上げ時から、これまでに取り組んできた、種々のIPL関連活動について紹介する。

  1. 会社紹介と背景
  2. 攻めの知財活動の推進と当社における知財ビジョン
    • 攻めの知財活動の推進と当社における知財ビジョン
  3. 当社における知財推進体制の特徴と独自資源について
    • IPL活動におけるシステムとポイント
    • IPL情報と知財戦略の連動
    • 新たな取り組み
  4. IPLを用いた知財部門での新たな取り組み事例
    • 質疑応答

講師

  • 梶間 幹弘
    積水化学工業 株式会社 R&Dセンター 知的財産グループ (つくば)
  • 坂元 徹
    住友化学 株式会社 知的財産部
    担当部長
  • 山本 勲
    ローム株式会社 法務・知的財産部
    担当部長
  • 吉田 伸
    ダウ・東レ株式会社 (ダウ・ケミカル・グループ) 研究開発部門
    シニアマネージャー
  • 石井 友也
    株式会社ニデック 薬事法務本部 知的財産部 知的財産課
    課長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
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  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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本セミナーは終了いたしました。

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