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車載用リチウムイオン電池のリサイクル:正極材の変化への対応

車載用リチウムイオン電池のリサイクル:正極材の変化への対応

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、膨大な量の中古EV用リチウムイオン電池を扱うための、リユース/リサイクル技術の開発とビジネスモデルの構築を解説いたします。

開催日

  • 2023年9月26日(火) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 電気自動車 (EV) の世界市場の動向
  • EV用リチウムイオン電池のリユース/リサイクル技術
  • ビジネス環境の変化

プログラム

 世界のEV市場は順調に成長している。2022年末には世界の電気自動車 (EV) 保有台数は世界で2600万台に達した。今後、膨大な量の中古車載用リチウムイオン電池が発生することが予想されている。
 環境保全・資源確保の観点から中古車載用リチウムイオン電池のリユース/リサイクルが必要になるが、本セミナーではそのうちのリサイクルに焦点を当て、正極材に合わせたリサイクル技術の開発、ビジネスモデルの構築について解説する。

  1. 車載用リチウムイオン電池の市場動向
    1. 電気自動車の市場動向
      • 中国市場の動向
      • 欧米市場の動向
      • 日本市場の動向
    2. 車載用リチウムイオン電池の市場動向
    3. 地球環境問題との関係
      • 地球環境へのインパクト
      • リサイクルの必要性
  2. EV用リチウムイオン電池の仕組みとリユース/リサイクルの必要性
    1. リチウムイオン電池の構成
      • 構成
      • 原材料の供給
      • ポストリチウムイオン電池の状況
    2. 正極材の変化
    3. リユース/リサイクルの必要性
  3. リサイクル技術
    1. 回収および解体過程
    2. 狭義のリサイクル過程
      • 物理的処理
      • 湿式精錬
      • 乾式精錬
      • その他のリサイクル技術
    3. 論文・特許から見たリサイクル技術
    4. 正極材の変化への対応
  4. リサイクルビジネス
    1. 世界のリサイクル企業
    2. リサイクルの事業性
      • 収益性の計算例
      • オペレーションコスト

講師

  • 福代 和宏
    山口大学 大学院 技術経営研究科
    研究科長 教授

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込) (3名まで受講可)

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    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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