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未来洞察によるバックキャスト型研究開発テーマ創造

未来洞察によるバックキャスト型研究開発テーマ創造

~知らないことを知りに行く~
オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、中長期研究開発テーマの創造について取り上げ、未来洞察が必要とされている背景、未来洞察の基礎についてコンサルティングの実践事例を交えて解説いたします。
また、セミナーの後半にはスキャニング手法によって変化の兆しから社会変化仮説を作成する簡単な体験演習をしていただき、実践的理解を深めていただきます。

開催日

  • 2023年6月26日(月) 13時00分 17時00分

修得知識

  • 不確実な未来に対する向き合い方
  • 未来洞察とその他の未来の思考法との違い
  • ホライゾン・スキャニング手法を使った未来洞察フレームワーク

プログラム

 未来〇〇という部署名をお持ちの方も多いのではないでしょうか。未来志向な姿勢を求められる一方で、変化の激しい現代において、どのように未来に向き合えばいいのだろう?とお悩みの方もいらっしゃると思います。日本総研ミライデザインラボは2015年から未来洞察の専門部署として、実践知を積み上げてきました。
 未来洞察は戦後の予測手法の発展を通じて登場してきた未来を思考するための方法論です。未来洞察では、「知らないことすら知らない」 (未知の未知) があるという前提に立ち、未来に対して謙虚になって学びます。自ら未来を知りに行こうとする過程での「気づき」を大事にし、過去の延長線上にはない未来を発見します。今回のセミナーでは、多くの企業に導入いただいているスキャニング手法を組み合わせた未来洞察フレームワークによって未来からのバックキャストでテーマ創造する方法を紹介します。
 セミナーでは、なぜ未来洞察が必要とされているのか、未来洞察とは何か、どのような場合に未来洞察が有効かなどを、コンサルティングの実践事例を交えて解説します。また、セミナーの後半にはスキャニング手法によって変化の兆しから想定外の変化の方向性を見出す簡単な体験演習をしていただき、実践的理解を深めていただくことを予定しています。

講義パート

(14:00〜15:30)

  1. 自己紹介
  2. 未来洞察概説
    1. 未来洞察とは何か
    2. 未来洞察の特徴と他の手法との違い
    3. 未来洞察の発展の歴史
    4. 未来洞察が求められる背景
  3. 未来洞察の手法:バックキャスト型テーマ創造
    1. プロセス設計の基礎となる考え方
    2. 未来の変化論点を設定する
      1. 未来イシューとは
      2. 未来イシューの作り方
      3. 未来イシューのアウトプットイメージ
    3. 想定外の社会変化を洞察する
      1. スキャニング手法とは
      2. スキャニングマテリアルの作り方
      3. スキャニングマテリアルを使った社会変化仮説の作り方
      4. 社会変化仮説のアウトプットイメージ
    4. 機会を発見する
      1. 強制発想表の使い方
      2. 強制発想アイデアの統合
      3. 機会領域のアウトプットイメージ
    5. 機会領域からのバックキャストする
      1. 有望機会領域の具体化
      2. 現在とのギャップ比較
      3. ギャップを埋めるための研究開発テーマを導出する
      4. テーマ企画書のアウトプットイメージ

演習パート

(14:00〜16:30)

  1. 演習:スキャニングマテリアルから気づきを得る
    • 日本総研が準備するスキャニングマテリアルをもとに、一般的なメガトレンドとは異なる社会変化の方向性を探る簡単な演習を2.5時間程度行います。
      簡易演習は講師1〜2名で対応します。 (最大3〜6名のチームを組成し、最大2チームで実施します)
      1. ガイダンス&スキャニングマテリアルの選定
      2. 選定理由の共有
      3. 選定理由から考えられる社会変化の方向性出し
      4. 振り返り&質疑

講師

  • 橘田 尚明
    株式会社 日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 未来デザイン・ラボ
    マネジャー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

受講の際の推奨環境について

本セミナーは、「 Zoom 」と「 miro 」を同時に起動して受講頂きます。
2画面モニター環境、もしくはPCとスマホやタブレッド等を併用しての受講を推奨いたします。

  • Miro:当日の議論の主体となりますので主画面推奨 (PC)
  • Zoom:サブモニター (PC) 、2画面モニターがない場合は、タブレット、スマホを併用ください。

また、受講および当日予定している演習を円滑に進めるため下記もご準備頂けますと幸いです。

  • スクロールホイール付きマウス
  • マイク付きヘッドセット

オンラインホワイトボードツール「miro」の使用について

  • 本セミナーではオンラインホワイトボードツール「miro」を使用します。
  • ZOOMと同時に指定した「miro」のURLも開いた上でご受講頂きます。
  • 「miro」のURLは当日ZOOMのチャット等で公開いたします。
  • お申し込み前に 接続テスト から動作確認が行えます。
    アクセスして接続できるか等ご確認下さい。
    もしアクセスできない場合、貴社システム部門等にお問合せください。

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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