技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

高分子材料のレオロジー (粘弾性) の基礎と動的粘弾性測定

高分子材料のレオロジー (粘弾性) の基礎と動的粘弾性測定

~Excel演習付き (解析・分析ファイル用Excelファイルを配布)~
オンライン 開催

視聴期間は2023年3月15日〜31日を予定しております。
お申し込みは2023年3月27日まで承ります。

概要

本セミナーでは、高分子レオロジーの基礎からExcelによる動的粘弾性データの解析まで事例を交えて分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2023年3月27日(月) 13時00分 2023年3月31日(金) 16時40分

受講対象者

  • プラスチック (高分子材料) のような固体の粘弾性解析に基礎から学びたい方
  • 基礎研究、製品開発、解析・設計業務に携わる技術者
  • 有限要素法による固体の粘弾性解析に必要な知識を学びたい方
  • プラスチックや各種の電子材料など粘弾性材料を扱う計測部門の担当者

修得知識

  • 粘弾性材料の材料構成則
  • 動的粘弾性試験による計測データの分析方法
  • プラスチックの有限要素法による粘弾性解析に関する知識と注意事項

プログラム

 本セミナーでは、プラスチック (高分子材料) のような固体の粘弾性解析を行う解析技術者を対象に、線形粘弾性 (微小ひずみ) の基礎理論や物性値の計測に関する基礎知識、そして実際の動的粘弾性測定による計測データの解析方法に関して、初心者でも理解ができるようにわかりやすく解説を行います。
 また、動的粘弾性測定による計測データを用いて有限要素法による解析を行う際の材料データの同定方法や、有限要素法による数値解析を実施する際の注意事項について具体的な事例を用いて解説を行います。
 本セミナーの特徴として、実際の動的粘弾性試験データのExcelによる解析・分析ファイルを無償で配布し、受講者の理解を深めるための実習を用意しています。

  1. 高分子材料について
    1. プラスチック材料の分類
    2. 高分子材料におけるクリープ、粘弾性挙動
    3. 粘弾性モデル (フォークト要素とマクスウェル要素)
    4. 一般化Maxwellモデルと粘弾性構成則
    5. Excelによる一般化Maxwellモデル定数の算出
    6. 時間 – 温度換算則とシフトファクターの温度依存性
    7. Excelによるシフトファクターの計算
  2. 試験方法とデータ分析
    1. 各種粘弾性試験方法と試験規格
    2. 動的粘弾性試験データの測定方法と測定例
    3. クリープ試験データの測定方法と測定例
    4. 各試験定数 (粘弾性特性定数) の相互変換
    5. 動的粘弾性試験の測定データから一般化マクスウェルモデル定数への変換
  3. Excelによる動的粘弾性データの解析
    1. Excelによるマスターカーブの自動作成
    2. Excelによる各種粘弾性挙動のシミュレーション
  4. 有限要素法による粘弾解析の事例
    1. 粘弾性と振動減衰性の評価
    2. 異方性粘弾性解析の事例

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年3月15日〜31日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 高分子インフォマティクスの応用事例 オンライン
2024/4/22 賞味期限設定のためのアレニウス式を用いた加速試験のポイント オンライン
2024/4/22 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2024/4/22 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2024/4/22 品質管理の基礎 (1) オンライン
2024/4/22 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/4/23 ナノ触診原子間力顕微鏡 (AFM) による高分子材料の解析技術 オンライン
2024/4/24 樹脂材料のEV駆動モータ/パワーデバイスへの実装に向けた高電圧絶縁特性の基礎と評価法 オンライン
2024/4/24 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/4/24 ヒートシールの基礎と材料設計および品質管理・不具合対策 オンライン
2024/4/24 プラスチック用添加剤の基礎と選び方・使い方のポイント、その注意点 オンライン
2024/4/24 高分子の絶縁破壊メカニズムとその劣化抑制技術 オンライン
2024/4/24 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/4/24 天然植物繊維を強化材とする複合材料の基礎と応用 東京都 会場
2024/4/25 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2024/4/25 5G高度化とDXを支える半導体実装用低誘電特性樹脂・基板材料の開発と技術動向 オンライン
2024/4/25 プラスチックフィルムの表面処理・改質技術と接着性の改善評価方法 オンライン
2024/4/25 押出成形のDX化と活用技術 オンライン
2024/4/25 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/4/25 破壊工学の基礎と高分子材料での実践 オンライン