中長期の戦略は各社で作成されていますが、ロードマップに展開し、策定の背景、実現の工夫、視点の関連性を整理し、かつ丁寧にオーソライズしている企業は意外に多いように思います。中長期戦略はロードマップに展開することで、社内外の方に腹落ちし、実現・実行しやすくなります。
　本講座では、以下のことを考えていきます。

• 少子高齢化、サービスビジネス対応、グローバル化、DX対応等をふまえた自社の中長期ビジネス戦略からのビジネス/技術ロードマップ化を検討します。
• ビジネス戦略実現に向け、開発テーマの実行、DX/IoT導入、人材育成等を同時に検討します。
• ビジネスにおける社内外メンバーの巻き込み、コンカレント計画と連動させます。
• 様々な業種、企業の事例を学ぶことで、自社にあったビジネス/技術ロードマップ手法の導入を検討できます。

1. 改めて中長期を見据えたビジネス準備の必要性
   1. 開発設計部門がおかれている課題
   2. 最近のキーワード~カーボンニュートラル対応等
2. ビジネス戦略の立案
   1. 事業戦略構想とビジネスモデル
   2. 業務の生産性を阻害している要因
   3. 業務構造、プロセスからみた業務推進、生産性推進向上課題
   4. チームマネジメント力強化で目指したいこと
3. ビジネス/技術ロードマップのhow to/立案方法
   1. 改めて、ロードマップとは?
   2. ビジネス戦略、オペレーション、人材開発、DX等を連動させるには?
   3. 目指したい/構築したいビジネス/技術ロードマップ
   4. ロードマップ思考を組織内外に定着させることの必要性~社内外メンバーの巻き込み
   5. ビジネス/技術ロードマップを様々な場面で適用、応用させる
   6. ビジネス/技術ロードマップ事例
4. ビジネス/技術ロードマップ作成活動を通じての気づきポイントと考え方
   1. 今までの当たり前からの脱却
   2. 技術企画・管理部門の役割
   3. 開発プラットフォームの整備
5. まとめ – 自社なりのビジネス/技術ロードマップ導入に向けて