技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

労働安全衛生法の改正動向と試験・開発・研究での化学物質安全管理

労働安全衛生法の改正動向と試験・開発・研究での化学物質安全管理

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、特化則・有機則から消防法・化管法・毒劇法の改正、追加物質をわかりやすく解説いたします。
また、ラボや研究所レベルでの自主的な管理の概要、SDS・ラベル作成など実務対応まで詳解をいたします。

開催日

  • 2022年12月19日(月) 10時30分 16時30分

プログラム

 試験・開発・研究では多くの化学物質 (試薬等) を日常的に使用しています。普段何気なく使用しているものでも、その取り扱いを一歩誤ると、火災爆発、健康障害、環境汚染等の事故に繋がることがあります。化学物質を安全に取り扱うには、法律を順守し、正しい取り扱いを常に行うことが肝要です。
 一方、2022年の労働安全衛生関連の大幅な改正により、従来の特化則等による個別具体的規制からリスクアセスメントを中心とする自主的な管理を基軸とする規制へ移行されます。また、化学物質管理者、保護具着用管理責任者の選任、リスクアセスメントの実施事項の増加、並びにラベル表示・SDS通知・リスクアセスメント義務対象物質が大幅に増加され、皆様には化学物質の管理体制の強化が求められます。
 本セミナーでは、消防法、毒劇法、労働安全衛生法 (特化則、有機則等を含む) 対象物質の取り扱いの注意事項、化学物質起因の事故事例及びその対策、トピックスとして今般の労働安全衛生関連法令の改正の要点、労働安全衛生の自主的な管理の概要等を中心に説明いたします。

  1. はじめに
  2. 化学物質と法律
    1. 消防法
    2. 毒物及び劇物取締法
    3. 労働安全衛生法
    4. 特化則、有機則、鉛則
    5. その他
  3. 労働安全衛生関係法規の改正の要点
    1. 化学物質のリスクアセスメント
    2. 労働安全施行令の改正
    3. 労働安全衛生規則の改正
    4. 特化則等の改正
  4. 事故防止の対策及び事故事例
    1. 事故防止の対策 (労働安全衛生の自主的な管理の概要)
      1. 労働災害の原因
      2. 作業手順
      3. 5S活動
      4. ヒヤリハット
      5. 危険予知活動
      6. リスクアセスメント
      7. スイスチーズモデル
    2. 事故事例
      1. 酸及びアルカリの (注意事項&事故事例)
      2. 混ぜるな危険 (事故事例)
      3. 保護具は最後の砦 (保護具&事故事例)
      4. その他 (事故事例)
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/23 化学プロセスの開発・設計の基礎とシミュレーション技術によるスケールアップの効率化・最適化 オンライン
2024/4/24 欧米におけるPFAS規制最新動向と先進企業の対応にみる今後の方策 東京都 会場・オンライン
2024/4/25 SDS作成の基礎講座 東京都 会場
2024/4/26 PFAS (有機フッ素化合物) における対応策と代替材料の展開 オンライン
2024/4/26 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した「薬品管理」の進め方 オンライン
2024/4/29 化学プロセスの開発・設計の基礎とシミュレーション技術によるスケールアップの効率化・最適化 オンライン
2024/5/8 化学プロセスのコスト削減 オンライン
2024/5/10 カーボン・クレジットの法的性質、リスクが潜む取引契約書における実務的留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/14 化学プロセスのスケールアップ、コスト試算および事業採算性検討 オンライン
2024/5/15 PFASの水道における実態及びその対策に対する技術開発の現状と課題への取り組み 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 PFAS (有機フッ素化合物) の国内外最新規制動向、企業のリスクと対応事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/16 拒絶理由通知の対応と新規性・進歩性の判断基準のポイント オンライン
2024/5/16 営業秘密漏洩対応と予防策 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 化学原料系のコストダウン オンライン
2024/5/21 PFAS規制の最新動向と半導体業界への影響、対応方法 オンライン
2024/5/22 化学分析担当者が知っておくべき分析データの取り扱い基礎講座 オンライン
2024/5/23 量子化学計算の基礎とGaussianの使い方 オンライン
2024/5/27 PFASにおける国内外の動向と対策技術および対応事例 オンライン
2024/5/28 日欧米の化学物質関連法規制の概要と対応のポイント オンライン
2024/5/31 化学分析担当者が知っておくべき分析データの取り扱い基礎講座 オンライン