技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向

ポリウレタンの基礎とアミン触媒の構造および開発動向

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ウレタンフォーム種類・用途・製法等の基礎から、主原料や副資材の特徴および役割、材料設計において重要となるアミン触媒について詳しく解説いたします。

配信期間

  • 2025年7月17日(木) 13時00分2025年7月30日(水) 16時00分

お申し込みの締切日

  • 2025年7月28日(月) 16時00分

修得知識

  • ポリウレタンの基礎
    • 反応機構
    • 主原料
    • 副資材
  • ポリウレタンフォームの材料設計技術
  • アミン触媒の基礎と活性機構と機能、分類
  • 近年のアミン触媒の開発動向

プログラム

 ウレタンフォームは自動車、家具、断熱材など多方面に使用されており、ウレタンフォームシステムを設計するためには、その基本となる構成成分 (ポリオール・イソシアネート・アミン触媒・その他副資材) の概要や役割ならびにウレタンフォームの反応機構を理解することが重要である。
 本講演では、ウレタンフォームの材料設計を行う若手技術者に向けて、ウレタンフォーム種類・用途・製法等の基礎的な内容から、主原料や副資材の特徴および役割について解説するとともに、材料設計において重要となるアミン触媒について、種類・役割、活性機構について詳しく解説し、ポリウレタンの材料設計技術を身につけてもらうことを目的とする。
 また、近年では、VOCや地球温暖化等の課題に対して、環境に配慮したアミン触媒や材料設計技術が求められており、これらの課題に対する近年の開発状況について解説する。

  1. ポリウレタンフォームの基礎
    1. 基本
      • 種類
      • 用途
      • 構造
      • 分類
    2. 製法
      • 主反応
      • 成形方法
  2. 主原料と副資材
    1. イソシアネート
      1. 分類、特徴、反応性、主反応と誘導体反応
      2. TDIとMDIについて
    2. ポリオール
      • 分類
      • 特徴
      • 使い分け
    3. 副資材
      • 発泡剤
      • 整泡剤
      • その他
  3. ポリウレタン用触媒の基礎と活性機構
    1. ポリウレタン用触媒の種類とその役割
      1. 触媒の種類と役割
      2. ウレタンフォームに及ぼす触媒の影響
    2. ポリウレタン用触媒の活性とその評価方法
      1. イソシアネートの反応
      2. 触媒の活性と評価方法
  4. アミン触媒の構造と活性、局所構造の関係
    1. 触媒の活性機構
    2. 触媒の構造と活性との関係
    3. 触媒の温度依存性
  5. 環境に配慮したポリウレタン触媒の開発動向
    1. 軟質フォーム用VOC対策触媒
    2. 硬質フォーム用HFO発泡剤対応触媒
    3. 硬質フォーム用難燃性改良触媒

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年7月17日〜30日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/29 バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズム・評価技術および最新技術動向 オンライン
2025/9/29 断熱材の開発動向と熱特性評価技術 オンライン
2025/9/29 車載用プラスチックの基礎と最新動向 愛知県 オンライン
2025/9/29 5G/6G時代の高周波基板向け低誘電損失材料に対する材料設計・技術開発動向とその実際技術 オンライン
2025/9/30 ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術 オンライン
2025/9/30 高分子材料 (プラスチック・ゴム) の基礎知識とその劣化・破壊原因と対策 オンライン
2025/9/30 高分子材料における微生物劣化のメカニズムと対策技術 東京都 会場
2025/9/30 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計 オンライン
2025/10/1 ポリウレタンの原料・反応・特性およびフォーム・塗料・複合材料用途の新技術 オンライン
2025/10/2 高分子絶縁材料の評価技術と劣化対策 オンライン
2025/10/3 物理劣化・物理再生理論に基づいたリサイクルプラスチックの高度物性再生技術と高度循環型社会構築 オンライン
2025/10/3 高分子の難燃化・不燃化技術と難燃材料の開発及び規制動向 オンライン
2025/10/3 廃プラスチックのリサイクル技術の最新動向と今後の課題 オンライン
2025/10/6 押出成形のトラブル対策 Q&A講座 オンライン
2025/10/6 人工皮革・合成皮革の基礎知識 オンライン
2025/10/6 インフォマティクスと近赤外光による高分子材料の劣化予測 オンライン
2025/10/7 シリカ微粒子の用途および先端分野における役割と活用例 オンライン
2025/10/7 生成AIは建築設計をどう変えるか 東京都 会場・オンライン
2025/10/8 有機系フレキシブル熱電変換材料 / デバイスの基礎・課題と最新技術動向 オンライン
2025/10/8 ソープフリー乳化重合の基礎と粒子径・表面形態制御および中空ナノ粒子への応用 愛知県 会場

関連する出版物

発行年月
2025/5/12 断熱材〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/12 断熱材〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/7/31 ポリウレタンの材料設計、環境負荷低減と応用事例
2024/7/29 サステナブルなプラスチックの技術と展望
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/6/28 ハイドロゲルの特性と作製および医療材料への応用
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2023/10/31 エポキシ樹脂の配合設計と高機能化
2023/7/31 熱可塑性エラストマーの特性と選定技術
2023/7/14 リサイクル材・バイオマス複合プラスチックの技術と仕組
2023/3/31 バイオマス材料の開発と応用
2023/1/31 液晶ポリマー (LCP) の物性と成形技術および高性能化
2023/1/6 バイオプラスチックの高機能化
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2022/8/31 ポリイミドの高機能設計と応用技術
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/31 樹脂/フィラー複合材料の界面制御と評価