技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、マレイン酸変性のメカニズムから変性条件、その効果を詳解いたします。
また、分子量/グラフト量バランス、ベース樹脂の違いによる、複合材料の物性への影響について解説いたします。
(2022年12月6日 10:00〜11:10)
ポリプロピレン (PP) 系複合材料設計において「相溶化剤」は必須添加剤であり、 一般に無水マレイン酸変性PP (MAPP) が使用されている。MAPPは“たかが“添加剤ではあるが、分子量/グラフト量バランス、ベース樹脂等の違いにより、複合材料の機械的物性に大きな影響を与える。昨今、活発に研究開発が進められているセルロースナノファイバー (CNF) /PP複合化においてもCNFの分散性向上や界面結合形成等の重要な役割を担っている。
本講演では、無水マレイン酸変性PPの相溶化剤としての機能について、また、当研究室で行っているCNF/PP複合化に関する研究内容について紹介する。
(2022年12月6日 11:20〜12:30)
フィラー充填プラスチックの相容化剤として用いられる酸変性樹脂は、効いて当たり前と捉える向きも多い。しかし、確かな実験事実を得るには困難が伴う。最近演者らは、酸変性樹脂とセルロース系フィラーの結合を分光学的に解明し、フィラーへの酸変性樹脂の濡れ性の評価とその物性への影響を明らかにしており、ごく最近は複合材中でのフィラーの分散性の簡便な定量評価法を提案している。
本セミナーでは、これらの分子レベル~nmレベル~μmレベルに至るスケールで、相容化剤の働きをなるべく定量的に解明しようとしている最近の演者らの研究例をご紹介する。
(2022年12月6日 13:20〜14:30)
今日では各種のポリマーアロイ材料が工業化されており、異種高分子の混合のために様々な相容化技術も工夫されている。中でも無水マレイン酸の共重合体を利用して非極性ポリマ – と極性ポリマーとの混合分散性を高めて性能・機能を発現させるリアクティブプロセッシングが広く実施されている。本講ではこれら技術の基礎的な考え方から実用例を含め紹介する。
(2022年12月6日 14:40〜15:50)
ポリオレフィンの精密熱分解により得られる二重結合含有ポリオレフィンの解説を行い、その機能化についてまとめる。特に本講演ではマレイン酸変性PPを用いた共重合樹脂の合成とその特性について概説する。さらに当社で開発が進められている高酸含量アクリル酸変性PPの合成とその特性について触れる。
(2022年12月6日 16:00〜17:00)
無水マレイン酸変性低分子量ポリオレフィンは、マレイン酸変性度が高くかつ溶融粘度が低い特徴を有する。その特徴を活かして相容化剤、分散剤、流動性向上剤等として使用されており、それら用途例を具体的に紹介する。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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発行年月 | |
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2008/4/24 | ポリイミドの高機能化と応用技術 |
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