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積層セラミックコンデンサ (MLCC) の小型化、薄層多層化と最先端開発動向

積層セラミックコンデンサ (MLCC) の小型化、薄層多層化と最先端開発動向

~厳しい信頼性を要求される車載用途・5G基地局などについても詳解~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、積層セラミックコンデンサ (MLCC) について取り上げ、製造方法、材料技術、信頼性技術、誘電体現象論、最先端の開発状況について開設いたします。
また、車載用途・5G基地局など厳しい信頼性を必要とされる用途にも言及いたします。

開催日

  • 2022年11月24日(木) 10時00分 16時00分

修得知識

  • 積層セラミックコンデンサの基礎
  • 積層セラミックコンデンサの性質、原理
  • 積層セラミックコンデンサの応用

プログラム

 積層セラミックコンデンサ (MLCC) に関して、その電気的性質と用途だけでなく製造方法、材料技術、信頼性技術、誘電体現象論、最先端の開発状況等、幅広く網羅し、特にMLCCで最も重要な信頼性に関しては実践的な側面だけでなく科学的な側面からも構造設計と材料技術を詳しく解説する。車載用途や5G基地局のように厳しい信頼性が要求される用途についても解説する。更に今後の動向についても考察する。

  1. はじめに
  2. 積層セラミックコンデンサの歴史
  3. コンデンサの特性と用途
    1. コンデンサの性質と種類
      1. コンデンサの性質
      2. コンデンサの種類
      3. セラミックコンデンサの規格
    2. コンデンサの用途
      1. デカップリング用
      2. 平滑用
      3. カップリングコンデンサ
  4. 積層セラミックコンデンサの製造方法と小型大容量化
    1. 製造方法
    2. 誘電体層の薄層化
    3. 内部電極の薄層化
    4. 薄層化、多層化と残留応力
  5. 信頼性と構造欠陥対策
    1. 構造欠陥の分類
    2. 製造プロセスと構造欠陥
    3. 環境条件と構造欠陥
    4. 高信頼性構造設計
  6. 誘電体材料技術
    1. 絶縁抵抗の寿命現象
    2. 静電容量エージング現象
    3. 低周波の誘電緩和現象
    4. 高温用材料
    5. 中高耐圧化
  7. 超薄層化と誘電体材料
    1. チタン酸バリウムのサイズ効果と内部応力
    2. 残留応力
    3. 外部応力
    4. 高誘電率化
  8. 今後の技術開発動向
    1. 誘電体材料開発動向
    2. MLCCの技術開発動向
  9. おわりに

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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