技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ASEAN/BRICsにおける薬事規制・薬価/保険制度の特徴と最新市場動向

ASEAN/BRICsにおける薬事規制・薬価/保険制度の特徴と最新市場動向

~販売先/提携先検討にあたっての必須情報と各国独特の規制把握と薬事戦略~
オンライン 開催

2022年8月3日 に配信開始を予定しております。

概要

本セミナーでは、近年、医薬品市場の成長著しいASEAN主要国であるインドネシア / フィリピン / タイ / ベトナム/ マレーシアおよびBRICs諸国 (中国、ブラジル、ロシア、インド) の医療保険・薬価制度の概要、医薬品市場規模とその構造、薬価戦略のポイント等について、最近の制度改正の内容等も交えながら分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2022年8月3日(水) 10時30分 2022年8月16日(火) 16時30分
  • 2022年8月4日(木) 10時30分 2022年8月17日(水) 16時30分

プログラム

2022年8月3日配信開始「ASEAN主要国の医療・薬価制度の概要と薬価戦略のポイント」

 本セミナーでは、近年、医薬品市場の成長著しいASEAN主要国であるインドネシア / フィリピン / タイ / ベトナム/ マレーシア等の医薬品市場の特性、薬価制度と保険償還システムについて、最新動向も交えて、分かりやすく解説する。

  1. インドネシア
    • 医療保険制度
      • 様々な公的医療保険 (ASKES,JAMSOSTEK,JAMKESMASなど) とBPJS Health設置による統一医療保険制度 (SJSN) の開始
    • 保険給付システム
    • 医療提供体制
    • 医薬品市場規模と市場構造
    • 薬価制度と保険償還システム
      • 国家医薬品リストFORNAS
      • 政府のOGBリスト、価格規制、薬価水準など
    • 輸入薬の承認・登録等に関する規定、海外からの直接投資枠の制限
    • 最近の動向~社会保障制度改革への政府の対応など~
  2. フィリピン
    • 医療保険制度~公的医療保険フィルヘルス~
    • 保険給付システム・医療提供体制
    • 医薬品市場規模と市場構造
    • 薬価制度と保険償還システム~国家必須医薬品リスト、価格規制、薬価水準など
    • 政府による医薬品の並行輸入実施
    • 最近の動向
      • 2019年2月成立のユニバーサルヘルスケア法
      • 2020年2月の新たな薬価規制に関する大統領令の発行など
  3. タイ
    • 医療保険制度: 3つの公的医療保険
      • 公務員医療給付制度
      • 社会保険制度
      • 国民医療保障制度
    • 保険給付システム
    • 医療提供体制
    • 医薬品市場規模と市場構造
    • 薬価制度と保険償還システム
      • 国家必須医薬品リスト
      • HITAPによる薬剤経済評価、価格規制、薬価水準など
    • 特許薬に対する強制実施権の発動
    • 最近の動向 – 2019年10月施行の薬事法改正など –
  4. ベトナム
    • 医療保険制度 – 強制加入型の社会医療保険SHIと民間保険 –
    • 保険給付システム
    • 医療提供体制
    • 医薬品市場規模と市場構造
    • 薬価制度と保険償還システム
      • SHIのポジティブリスト (National Drug List)
      • 必須医薬品リスト
      • 価格規制
      • 薬価水準など
    • 医薬品の国内での流通制限について
    • 最近の動向
      • 政府の「医薬品国内生産重視」政策
      • 2017年1月施行の薬事法改正など
  5. マレーシア
    • 医療保険制度 – ユニバーサル・ヘルスケア –
    • 保険給付システム
    • 医薬品市場規模と市場構造
      • 市場規模
      • GEの市場シェア
      • 薬価水準など
    • 薬価制度と薬剤給付システム
      • MOH Drugフォーミュラリ、
      • 特別承認制度
      • 国家必須医薬品リストNEDL
      • 政府の薬剤調達
      • 価格規制など
    • 最近の動向
      • PAS (Patient Access Scheme) 制度の導入など
  6. まとめ
    • ASEAN諸国の市場特性と留意点
    • 薬価戦略のポイント
    • 質疑応答

2022年8月4日配信開始「BRICs諸国の医療・薬価制度の概要と薬価戦略のポイント」

 本セミナーでは、BRICs諸国 (中国、ブラジル、ロシア、インド) の医療保険・薬価制度の概要、医薬品市場規模とその構造、薬価戦略のポイント等について、最近の制度改正の内容等も交えながら分かりやすく解説する。

  1. 中国
    • 医療保険制度~都市従業員基本医療保険制度と都市・農村部基本医療保険制度
    • 保険給付システム
    • 医療提供体制
    • 医薬品市場規模と市場構造
    • 薬剤の保険償還制度
      • 保険償還薬甲リスト・乙リストと収載プロセス
      • 国家基本薬物目録
    • 薬価制度と薬価設定の実際
      • 新薬・GEの薬価算定方法
      • 自由価格制度と国家価格交渉、薬価水準など
    • 医薬品集中入札制度
    • 最新の動向
      • 医薬品流通の両票制の導入
      • 政府と製薬企業による価格交渉の動向
      • 「帯量採購」制度の導入とその後の動向
      • 最新版の国家医療保険薬品リスト公表など
  2. ブラジル
    • 医薬品市場規模とその特性
    • 医療保険制度 – 「SUS統一公的医療保険制度」と民間保険 –
    • 3種類の公的薬剤給付プログラムとブラジル国民薬局
      • 必須医薬品リスト「RENAME」
    • 薬価制度
      • 新薬・GEの薬価算定方法
      • 価格調整係数CAP
      • 上限政府販売価格PMVG
      • 薬価水準など
    • 最近の動向 (ANVISAによる医薬品特許の事前承認制度を巡る動向など)
  3. ロシア
    • 医薬品市場規模とその特性
    • 医療保険制度 – 強制医療保険OMSと任意医療保険DMS –
    • 薬剤給付プログラム
      • 特定高額疾患患者に対する薬剤給付プログラムVZNと公的薬剤給付制度ONLS
    • 薬価制度
      • 必須医薬品リストZhNVLS
      • 価格規制と上限出荷価格登録
      • 卸・薬局の公定マージン
    • 薬剤の公的調達
      • 病院調達
      • 政府による薬剤購入
    • 最近の動向 (薬剤償還制度導入に向けた動きなど)
  4. インド
    • 医薬品市場規模とその特性
    • 医療保険制度 – 公的医療保険制度と民間保険 –
    • 保険給付システム
    • 薬価制度
      • 医薬品価格規制令DPCO
      • 価格規制の対象となる薬剤リスト
      • 薬価設定の具体的なプロセス
      • NPPAによる薬価監視システム、薬価水準など
    • 知的財産権保護の問題
  5. まとめ
    • BRICsの市場特性と留意点
    • 薬価戦略のポイント
    • 質疑応答

講師

  • 松原 喜代吉
    有限会社オフィス・メディサーチ
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 61,750円 (税別) / 67,920円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 61,750円(税別) / 67,920円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/1/8 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2025/1/8 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/10 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/15 ファージセラピーの最新開発動向と次世代耐性菌対策への展望 オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/1/16 スプレッドシートの合理的バリデーションとデータインテグリティ管理・運用の具体的ポイント オンライン
2025/1/16 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/1/17 4Mで捉えた中国自社工場と生産委託先工場の品質管理と改善指導の進め方 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/11/2 インドの食習慣・食品産業と日本企業の事業機会
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き