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シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方

シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方

オンライン 開催

開催日

  • 2022年7月28日(木) 10時30分16時30分

プログラム

 シリコーンについて、全く初めての方にもわかるように説明します。シリコーン製品は、オイル、レジン、ゴム等々見かけを変えて製品になりますが、その根幹となる性質はシロキサンポリマーの特性で、ほぼすべての製品に共通します。
 本講座では、その基本を理解した上で、更に各製品を使いこなすために必要な使用法や応用例などを紹介します。勿論、シリコーンに馴染みのある方でも、これまでと違った使い方を考えてみたいと思われている方にも最適です。あるいは、社内において、シリコーンの勉強会を主催されたい方にも役立つ講座内容になっています。
 基本知識として、シリコーンが炭化水素系のポリマーと性質を異にすることを学んでいただきます。そのため各種の応用展開は、それらの性質から自ずと理解できることを感じていただけると思います。

  1. シリコーンの基礎
    • 初めてシリコーンに接する方のために
      1. シリコーンとは? (そもそもシリコーンって何?)
      2. シリコーンの製造方法 (シリコーンは石からできるの?)
      3. シリコーンの基本的性質 (無機と有機の性質ってどういうこと?)
      4. シリコーンの各種性質 (シリコーンゴム製のタイヤは何故ないの?)
  2. シリコーンの種類と応用
    • シリコーンを更に使いこなしたい方のために –
      1. シリコーン製品の種類
      2. シラン (カップリング剤) の性質と応用
      3. シリコーンオイルの特性 (ジメチルシリコーン及び変性オイル)
      4. シリコーンオイル応用製品 (離型剤、消泡剤等)
      5. シリコーンレジン
      6. シリコーンゴム (ミラブルタイプと液状ゴム)
      7. シリコーンゴムの選択方法 (粘性と硬化メカニズム)
      8. 室温硬化シリコーンゴム (RTV) とその応用
      9. シリコーンゴムの応用展開 (放熱用途等)
  3. 環境とシリコーン (最近の話題から)
    1. シリコーンの安全性及び取り扱いについて
    2. 環境中の低分子シロキサン
    3. 日本、海外における低分子シロキサンの規制検討
    4. シリコーンとマイクロプラスチックス
    • 質疑応答

講師

  • 廻谷 典行
    信越化学工業 株式会社 シリコーン電子材料技術研究所
    主席研究員

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
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  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

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  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
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本セミナーは終了いたしました。

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