技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

創薬モダリティの事業性評価法とステークホルダーへの説明・説得

創薬モダリティの事業性評価法とステークホルダーへの説明・説得

オンライン 開催

開催日

  • 2022年6月3日(金) 10時30分 16時45分

プログラム

第1部 アナリストと企業、それぞれの視点からみた開発早期医薬品の事業性評価の課題と改善点

(2022年6月3日 10:30〜12:00)

 医薬品開発において、ある時点でのGo/No goの判断を行うには社内外の様々なステークホルダーへの説明が求められるが、とりわけその中でも事業性を正しく評価し説明することは、社内の意思決定層にとってはGo/No goの判断の根幹であると同時に、株主も含めた社外のステークホルダーに対しても重要である。市場との対話がかみ合わないことは株価の毀損をもたらし、企業のファイナンス戦略にも大きな影響を与えることになり、大企業でもその影響は少なくなく、ベンチャー企業であれば致命傷になりかねない。
 講演では、とりわけ日本での開発を念頭に置いた社内の意思決定層への説明、また、日本の株式マーケットの実態について説明の上、ディスカッションを行いたい。

  • 事業性評価の基本的な考え方
  • 新規モダリティの評価で気を付けるべきポイント
  • バリュエーションとプライシングの違い
  • 事業性評価の具体的な進め方
  • 経営と現場の判断ギャップを埋めるコミュニケーション
  • そもそもアナリスト/投資家ってどういう人たち?
  • アナリスト/投資家から見た企業の見え方
  • 開発資金はどこからやってくる?
  • イノベーションはいつ評価されるのか
  • 質疑応答

第2部 創薬トレンド・新規モダリティの市場性/事業価値評価と薬価戦略

~ 事業価値最大化のための課題とその解決代替案 ~

(2022年6月3日 13:00〜16:00)

 2010年代後半から新規モダリティが承認、薬価収載、市販されてきた。既存薬に加え新薬が登場してもアンメット医療ニーズに応答出来ない疾病分野は今後も多いであろう。低分子、抗体医薬、ペプチッド医薬、核酸医薬、DDS創薬などの事例を中医協資料に基づき共有する。R&D段階において薬価戦略を含む事業化戦略、同価値最大化、課題と解決代替案を提示しながら、Q&Aディスカッションを展開したい。Last/Best-in-Class, Re-positioning医薬、First-in-Classにより異なる事業化戦略が必要なことを含む。分かったつもりが損失になる事例は多い。そうならないように課題解決代替案をも含む。「突込み」Q&Aディスカッション大歓迎です。但し、インサイダー情報は開示しません、批判を目的としません。

  • 創薬トレンドLast/Best-in-Class, Repositioning医薬、First-in-Class
  • 創薬シーズ思考とアンメット医療ニーズ思考のインタラクション切磋琢磨は必須だ
  • 限られたデータと仮説に基づく製品像Target Product Profile (TPP) デザイン
  • 適応症、アンメット医療ニーズに応答する国内外MOAのトレンド
  • TPP策定段階、前後における事業化戦略と価値最大化の基本的な考え方代替案
  • 疾病構造の将来変化、受療患者数、Product-X投与患者数・売上予測と予測根拠
  • 薬価は売上予測に大きなインパクト、営業利益には売上以上のインパクトを与える
  • 中医協資料による薬価ケーススタディ (上記を反映、提示&ディスカッション)
  • 新規モダリティの事業価値最大化戦略と主な課題抽出、解決代替策 (その1)
  • リターンはR&Dリスクテイク、成功の対価として、次世代R&D原資へ再配分
  • 日本発創薬の価値最大化とライセンス、Win-Win実現課題と解決代替案 (その2)
  • 海外発創薬の日本における事業価値最大化の課題と解決代替案 (その3)
  • 社会通念は「痛念」になることが多い、そうならないように、成否の分かれ目など
  • 質疑応答

第3部 演者、受講者を交えたディスカッション

(2022年6月3日 16:15〜16:45)

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/10 再生医療等製品における事業性評価の進め方と注意点 オンライン
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン
2024/7/10 製薬関連企業とアカデミアにおける共同研究実務およびトラブル防止策 オンライン
2024/7/10 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/7/10 PIC/S GMP Annex1を踏まえた滅菌製品・無菌医薬品の微生物試験とバリデーションのポイント オンライン
2024/7/10 データインテグリティの具体的な手順書作成セミナー オンライン
2024/7/11 GVP基礎講座 オンライン
2024/7/11 医療・ヘルスケア分野参入に向けた新規事業・研究開発テーマ企画応援 全2日間セミナー オンライン
2024/7/11 新規事業・研究開発テーマ企画のための応用別ニーズ・課題動向 オンライン
2024/7/11 GCP実践講座 オンライン
2024/7/11 再生医療のための機能性高分子バイオマテリアル オンライン
2024/7/11 皮下投与製剤 (高容量含む) の最新開発動向と製品開発におけるポイント オンライン
2024/7/12 共同研究開発における契約書のチェックポイントと留意点 オンライン
2024/7/12 海外当局GMP査察に対するプレゼン、翻訳、バックルーム対応 オンライン
2024/7/12 CMC開発での生データの取り方・管理とDI及びQC実施 オンライン
2024/7/12 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/7/12 基礎から学ぶ知財戦略セミナー:他社特許分析から新商品開発への手法 オンライン
2024/7/16 現場で役に立つCAPA (是正予防・予防処置) 導入手順・事例と根本的原因分析入門講座 オンライン
2024/7/16 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/7/16 医薬品非臨床試験の信頼性確保のポイントと適合性書面調査対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/5 カーナビゲーション (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/30 医療機器 技術開発実態分析調査報告書
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/6/15 トヨタ、ホンダ、日産3社 技術開発実態分析調査報告書
2011/6/10 ガス3社 技術開発実態分析調査報告書
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/5/25 事務用品・什器備品12社 技術開発実態分析調査報告書
2011/5/20 セメント業界5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/5/15 日立グループ11社 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/4/15 大手合成繊維7社 技術開発実態分析調査報告書
2011/4/10 日本電気 (NEC) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/20 自動車部品17社 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/20 有機EL (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/10 花王 (2011年版) 技術開発実態分析調査報告書
2011/3/1 バッテリー関連技術 技術開発実態分析調査報告書