技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

エマルション製剤における製剤設計のポイントおよび最新の化粧品開発技術

エマルション製剤における製剤設計のポイントおよび最新の化粧品開発技術

~心地よい感触と製剤の安定性を両立させるためには~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、化粧品開発の現場最前線のトピックスとして、化粧品製剤における製剤設計について紹介いたします。

開催日

  • 2022年4月15日(金) 13時30分 15時30分

プログラム

 化粧品は使用部位、使用目的により基礎化粧品、メーキャップ化粧品、毛髪用化粧品、身体用化粧品、口腔用化粧品、芳香化粧品に分類される。中でも基礎化粧品には、乳化技術を駆使したエマルション製剤 (乳液、クリーム等) が多く存在する。基礎化粧品は、顔あるいは皮膚を対象とした化粧品であり、洗浄、保湿、保護などの目的で分けることができる。洗浄の例としてはクレンジング料があり、メーク汚れを落とすため多量の油を乳化している。保湿・保護の例としてはクリームがあり、感触や保湿実感に合わせて適した油や保湿剤を選択しながら乳化している。エマルションは熱力学的には不安定系であるため、製剤の安定性は乳化法や作製条件に大きく影響を受ける。化粧品開発において、心地よい感触と製剤の安定性はトレードオフになることが多く、これらを両立させることは永遠の研究対象といっても過言ではない。
 そこで本報告では、化粧品開発の現場最前線のトピックスとして、化粧品製剤における製剤設計について紹介したい。

  1. 化粧品開発の紹介
    1. エマルション (乳化) について
    2. 乳化化粧料におけるエマルションの役割
    3. 相図の読み方とHLB値
    4. 乳化方法の紹介
  2. 乳化化粧料の設計ロードマップ
    1. 開発初期でとるべき試み
    2. 乳化方法の設計
  3. 具体的な技術事例
    1. ラメラ乳化法による、高保湿スキンケアクリーム
    2. 肌上でとろける驚きの使用感を有する、クリームクレンジング
    3. 界面活性剤の相転移を応用した、ベシクルローション
    4. 天然界面活性剤によるD相乳化法によるオーガニック乳液
  4. 未来に向けて

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)
複数名
: 15,000円 (税別) / 16,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 15,000円(税別) / 16,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/23 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/4/24 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2024/4/24 化粧品・部外品のGMPと品質監査のポイント オンライン
2024/4/25 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/7 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/5/15 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/16 化粧品の防腐処方設計と保存効力試験実施のポイント オンライン
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/22 界面活性剤入門 オンライン
2024/5/22 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/23 化粧品における薬機法・景品表示法・公正競争規約の留意点 オンライン
2024/5/23 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方 オンライン
2024/5/24 ASEAN・台湾の最新化粧品申請制度解説 オンライン
2024/5/24 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2024/5/29 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/29 化粧品の防腐処方設計と保存効力試験実施のポイント オンライン
2024/5/29 高品質化に向けた乳化・分散・溶解・攪拌技術の基礎および化粧品・皮膚外用剤への応用 オンライン
2024/5/30 化粧品をめぐる日本と海外の規制と動向 オンライン
2024/5/31 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方 オンライン