技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

診断薬業界に求められるビジネスモデルと事業・製品戦略

診断薬業界に求められるビジネスモデルと事業・製品戦略

~自社のポジションを確保するためにどのように製品開発を進めるべきか / アフターコロナ時代を見据えた生き残り戦略とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、診断薬業界の現状を把握し、アフター・新型コロナにおける効率的かつ継続的な事業・製品戦略を展望いたします。

開催日

  • 2022年2月21日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 診断薬業界のビジネスモデル
  • 法規制のある診断薬業界の特徴
  • 大手と中小、新規参入企業の製品や技術、事業モデルの違い
  • 事業化が失敗するポイントと成功する方法
  • COVID-19後に予想される診断薬業界の変化

プログラム

 一部では新型コロナバブルでにぎわっている診断薬業界だが、既にレッドオーシャンに突入してブームは過ぎ去ろうとしている。停滞気味の国内市場、拡大基調の世界市場という構図は変わっていないが、異業種の新規参入や中国企業の攻勢など大きな変化がみてとれる。
 スイッチングコストの高さと法規制に守られてきた国内市場。そこで生きながらえてきた内資系企業の診断薬事業に未来はあるのか。グローバル企業との共存を探り、自社のポジションを確保するためにどのような製品を開発すべきか、どのように新興ベンチャーや異業種と連携すべきか。診断薬業界の現状を把握し、アフター・新型コロナ時代に発展する事業・製品戦略を展望する。

  1. 診断薬の事業・製品戦略の課題
    1. 診断薬の世界的トレンド
      1. 疾患領域 (感染症の脅威)
      2. 技術領域 (高度検査 vs. 簡易検査)
      3. 開発拠点 (海外か国内か)
      4. 期待される領域と求められる技術・項目
      5. COVID-19で何が変わったか
    2. 外資の包囲網と国内系の抵抗
      1. 世界の有力5社が牛耳る診断薬業界
      2. 国内主要3社+αの戦略
      3. ビジネスモデルのユニークさが事業の成否を分ける
  2. 自社の強みを生かした課題の解決方法
    1. ビジネスモデルの構築 (様々な切り口)
      1. 提供する価値の変化 (製品やサービス)
      2. 診断薬+○○ (領域の拡大)
      3. 診断薬×△△ (技術の拡張)
      4. 医療事業 vs. 予防事業 (市場の拡大)
      5. 顧客の視点 (サービスとしての診断薬)
    2. 新規事業・新製品の探索
      1. ユニークな技術からの出発
      2. 顧客ニーズからの出発
      3. 斬新なアイデアからの出発
      4. 新規事業立ち上げの必要性からの出発
    3. 自社資源と外部資源の活用
      1. 事業関係者一覧
      2. 最重要は顧客の理解
      3. 外部資源・協力者の理解
      4. どうすればスムーズな連携ができるか
  3. 世界をリードするために、生き残るために
    1. 国内の8割以上の診断薬企業は生き残れない?
      1. 大手シェア拡大と異業種参入
      2. これから成長する会社の特徴
      3. 後手に回った企業の行く末
    2. 生き残るために必要なこと
      1. 事業開発ツールの活用と現場100回
      2. オープンイノベーションを推進する
      3. COVID-19後のビジネスチャンス
  4. 落ちてはいけない落とし穴とその回避法
    1. 事業・製品開発ができない会社の特徴
    2. 経営者を見極める
    3. 成否は設計次第
    4. 落ちてもいい落とし穴
  5. 診断業界の明るい未来展望、ボーダーレスへ

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/13 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/13 実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル オンライン
2024/11/13 ICH M7変異原性不純物/ニトロソアミン不純物対応コース オンライン
2024/11/13 ニトロソアミン不純物/NDSRI分析・評価手法と留意点 オンライン
2024/11/14 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2024/11/14 責任役員 (上級経営陣) にむけたGMP、GQP教育訓練と法令順守体制の整備 オンライン
2024/11/14 体外診断用医薬品/機器の開発・薬事・保険適用の基礎講座 オンライン
2024/11/14 海外当局査察にむけた準備すべき (したほうがよい) 翻訳文書とSOPの英文翻訳例・査察対応 オンライン
2024/11/15 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2024/11/15 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/15 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/15 再生医療等製品・遺伝子治療薬開発のための生物由来原料基準/カルタヘナ法 徹底解説 オンライン
2024/11/15 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/16 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2024/11/18 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2024/11/19 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/19 ICH Q12,Q14の要件と承認後変更管理 (PACMP) の具体的進め方 オンライン
2024/11/19 ラボと製造の現場におけるデータインテグリティ実務とCSV 監査証跡の定期レビューとQAレビュー オンライン
2024/11/19 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/11/19 治験薬GMP入門 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発