技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

xEV用駆動モータ・PCUの発熱問題と冷却技術

xEV用駆動モータ・PCUの発熱問題と冷却技術

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、モータとPCUの役割、構成、小型化・高出力化等の技術動向に基づき、それらの冷却、放熱技術を紹介いたします。

開催日

  • 2022年2月15日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

 地球温暖化対策として世界的にエンジン車の販売禁止が検討され、近い将来、電動車のみが販売できるようになるように伝えられている。さらに、わが国でもエンジン車の販売禁止などが取りざたされている。それに伴い、電動車 (xEV) の研究開発が活性化している。電動車のキーコンポーネントは、モータ、パワーコントロールユニット (PCU) 、バッテリである.このうち、モータとPCUの性能は電費に直接影響する。モータとPCUはいずれも発熱が大きく、それらの冷却が電動車のキー技術となる。
 そこで、本セミナーでは、モータとPCUの役割、構成、小型化・高出力化等の技術動向に基づき,それらの冷却,放熱技術を紹介する。電動車 (xEV) に関連した研究開発に携わる技術者にとって一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。

  1. EV・HVのパワートレーンの概要
    1. EV・HVをとりまく環境と市場動向
    2. 自動車用エレクトロニクス
    3. EV・HVのパワートレーンの構成
    4. 各種のハイブリッドシステム
  2. PCUの基本
    1. PCUの機能
    2. 電力変換とは
    3. インダクタンスの役割
    4. キャパシタンスの役割
    5. チョッパとDCDCコンバータ
  3. 自動車用インバータの技術
    1. 自動車用パワーエレクトロニクス
    2. インバータ回路
    3. インバータ制御
    4. EMCと騒音
  4. 自動車用モータの基本
    1. モータの原理と機能
    2. トルク特性
    3. モータの制御
  5. 伝熱の基礎
    1. 伝熱とは
    2. 熱伝導
    3. 熱伝達
    4. 熱放射
    5. 熱抵抗
    6. 熱容量
    7. 過渡熱抵抗
  6. PCUとモータの発熱メカニズム
    1. PCUの発熱
    2. パワーデバイスの発熱
    3. コンデンサ、リアクトルの発熱
    4. モータの発熱
  7. 各種の冷媒
    1. 空冷
    2. 水冷
    3. 油冷
  8. PCUの冷却・放熱技術
    1. PCUの内部構造
    2. PCUの上限温度
    3. パワーデバイスの冷却
    4. 各社のPCUの冷却システム
  9. モータの冷却・放熱技術
    1. モータ内部の伝熱
    2. モータの上限温度
    3. 各社のモータの概要
    4. 各社のモータの冷却
  10. 冷却・放熱技術の将来動向
    1. IGBTの動向
    2. ワイドバンドギャップ半導体
    3. 48Vマイクロハイブリッド
    4. 今後の開発課題

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,364円 (税別) / 51,000円 (税込)
複数名
: 23,182円 (税別) / 25,500円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、4名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、3名様受講料 + 3名様を超える人数 × 20,000円(税込)でご受講いただけます。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,364円(税別) / 51,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 66,364円(税別) / 73,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 84,545円(税別) / 93,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 102,727円(税別) / 113,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,364円(税別) / 51,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,728円(税別) / 102,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 139,092円(税別) / 153,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 185,456円(税別) / 204,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 231,820円(税別) / 255,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/22 ターボ送風機から発生する空力音の基礎と低騒音ファンの開発法 オンライン
2024/5/23 電子機器の熱設計、熱対策 オンライン
2024/5/27 吸音・遮音材料の基礎と性能の予測方法 オンライン
2024/5/27 EVの最新技術動向と将来展望 オンライン
2024/5/28 電磁界シミュレーションの導入から活用まで 東京都 会場
2024/5/28 車載電池・リチウムイオン電池の爆発・火災事故の傾向、 その安全性向上技術、過酷試験の進め方、規制対応 オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/29 音響メタマテリアルの基礎工学と研究開発の動向 オンライン
2024/5/30 EV用モータの技術トレンド 東京都 会場・オンライン
2024/5/30 騒音・振動低減基本技術とそのための材料の適用法 東京都 会場
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン
2024/5/30 自動車産業のサプライチェーンと業界動向 オンライン
2024/5/31 電動化 (EV駆動等) モータと回路基板の高電圧化・高周波化・熱対策に向けた、樹脂材料開発と絶縁品質評価技術 オンライン
2024/5/31 車載半導体の最新技術と今後の動向 オンライン
2024/5/31 特許から紐解く、自動運転の将来とは? 東京都 会場・オンライン
2024/6/4 ターボ送風機から発生する空力音の基礎と低騒音ファンの開発法 オンライン
2024/6/4 欧州のxEV及び電池業界動向 東京都 オンライン
2024/6/6 モータの特性とセンサレス制御への応用ノウハウ オンライン
2024/6/6 EMC設計入門 オンライン
2024/6/7 CASE実現のための車載機器の熱対策と冷却技術の具体的実践技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/4/15 無人配送車・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 自動車車内の音静粛化技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/1/31 車室内空間の快適性向上と最適設計技術
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢) [書籍 + PDF版]
2023/11/14 x/zEV用電池の拡大 (目標、現状とグローバルな態勢)
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題) [書籍 + PDF版]
2023/7/6 x/zEVへの転換2023 (各国の現状、目標と課題)
2023/5/19 世界の充電インフラ 最新業界レポート
2023/5/12 2023年版 EMC・ノイズ対策市場の実態と将来展望
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2022/5/31 自動車マルチマテリアルに向けた樹脂複合材料の開発
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍版)
2022/5/6 EV、PHEV、HEVと燃料電池車の環境・走行性能分析 (書籍+PDF版)
2022/4/15 2022年版 スマートモビリティ市場の実態と将来展望
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍 + PDF版)
2022/3/9 EV用リチウムイオン電池と原材料・部材のサプライチェーン (書籍版)