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臨床移行を目指した創薬段階でのスクリーニング試験の効率的な実施と信頼性基準適用

臨床移行を目指した創薬段階でのスクリーニング試験の効率的な実施と信頼性基準適用

~試験の質の考え方を理解し、スクリーニング/探索/海外試験の情報を効率的に利用~
オンライン 開催

概要

本講演では、信頼性基準を理解し、準拠あるいは外挿を念頭に探索試験と海外試験を考察いたします。
創薬においては、医療に寄り添った効率的な情報提供を目指します。

開催日

  • 2021年11月25日(木) 13時00分16時30分

修得知識

  • 国内申請で直面する探索試験と信頼性基準試験、国内試験と海外試験の課題
  • 信頼性基準試験のタイミング
  • 治験薬概要書と新薬申請資料に対応
  • 海外試験を信頼性基準に対応
  • 探索試験の効率的利用

予備知識

  • 臨床での評価も考えた非臨床試験の効率的な実施方法

プログラム

 創薬の目的は、スクリーニング試験を出発点として、如何に効率的に臨床移行しゴール (承認申請) にたどり着くかです。その中で、信頼性基準とはスクリーニング試験から探索、そして信頼性とGLPまで含めて試験の基本的な約束事となります。
 スクリーニングが目的であっても、試験の再現性は重要であり、臨床適用を想定した判断基準は予め決めバリデートして結果にブレが無いようにします。本講座では、試験の質の考え方を理解し、スクリーニング、探索、海外試験の情報などを効率的に利用して創薬を目指したいと考えています。
 本講習では、スクリーニング、探索、海外などをキーワードに、臨床での評価も考えた非臨床試験の効率的な実施方法を紹介します。ただし、どのような試験であっても、試験から得られた結果は、本質的に研究者に責任があるのは当然です。「効率的」とは科学的にいかに無駄を省くか、必要十分な信頼性とはどうかを考えて試験に向き合い、情報を余すことなく利用することと考えています。

  1. スクリーニング試験に求められる試験の質の考え方
    1. スクリーニング試験における基本的な試験の質
    2. 創薬体制と試験の質の保証
    3. 創薬における効率的な試験の質の保証
  2. 臨床試験を目指すスクリーニング試験
    1. 毒性バイオマーカーを用いたスクリーニング
    2. 代謝物の安全性評価による薬物動態スクリーニング
    3. 医薬品開発におけるバイオマーカー
    4. スクリーニング試験と探索試験の住み分け
  3. スクリーニング試験と信頼性基準
    1. 探索段階の試験を臨床移行に活用
    2. スクリーニング試験と信頼性試験の関係
    3. 探索段階の試験を信頼性基準試験へ効率的な置き換え
  4. 新薬の価値形成における信頼性基準の課題
    1. 信頼性基準の理解と書面調査対応
    2. 新薬の価値を形成する信頼性基準の理解
    3. 信頼性試験を基準に海外資料の効率的な利用
  5. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 内藤 真策
    大塚メディカルデバイス株式会社 大塚EVTプロジェクト
    顧問

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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