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医薬品開発・マーケティングにおけるKOLドクターの選定・評価と活用

医薬品開発・マーケティングにおけるKOLドクターの選定・評価と活用

~定量評価の手法とその選定基準としての活用法~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年9月6日(月) 10時30分 16時15分

プログラム

第1部. KOL・将来KOLの選定・評価とその社内基準統一

(2021年9月6日 10:30〜12:30)

 KOLは過去も現在も今後も医薬品ビジネスのすべての局面において重要かつ鍵を握る存在で あることは言うまでもない。 医薬品開発において、前臨床段階から臨床開発フェーズ、承認前、上市後の各フェーズのメディカル戦略においてKOLは密接に関わってくる。 このように長きに渡って密接に関わるKOLの選定・評価およびKOL選定に関する社内統一基準構築の仕方について自身の経験を踏まえて、述べていきたい。

  1. 製薬会社が考えるKOLとは
    • 優れた医薬品を開発し、医薬品のライフサイクルをマネージする様々な局面で適切に協力していただけるKOL
  2. KOL候補の医師が持つ4つの顔
    • 患者と向き合って診療行為をおこなう顔
    • 治験/臨床研究の主体としての顔
    • その疾患領域をリードする医師としての顔
    • 医薬品の売上の影響者としての顔
  3. メディカル戦略におけるKOLマネジメント
    • 医薬品の開発・上市後の各フェーズにおけるKOL関連アクション
    • 医薬品の開発・上市後の各フェーズにおけるKOLの活用
    • 各フェーズで質が高い協力が得られるKOLとは
    • フェーズが進み変化するプロセスで、KOLも変更してもよいか?
  4. KOLの選定に関する社内統一基準の構築法
  5. KOLの評価手法の紹介
    • 質疑応答

第2部. 医薬品マーケティングにおけるKOL育成と活用

(2021年9月6日 13:30〜15:00)

 KOL (Key Opinion Leader) とは、「対象とする疾患領域で影響力を持つ医師」をあらわす言葉としてとらえられる。KOL選定方法に絶対的な正解があるわけではないが、さまざまな客観的データを含めた明確な基準を設けて判断されなければならない。そして、種々あるデータの中から何を使ってKOLを選定するかは、KOLにどのような役割を期待するかに負うところが大きい。
 本講座では、医薬品マーケティングにおいて、KOLに期待する役割について整理するとともに、選定されたKOLの育成と活用について、事例をあげて検討したい。

  • 顧客セグメントとKOL
  • イノベーター理論から考えるKOL
  • オピニオンリーダーとインフレンサーとアドボケーター
  • KOLの役割
    • マーケティング戦略から
    • パブケーション戦略・プレゼンテーション戦略から
    • PR戦略から
    • 疾患啓発から
  • KOLの育成
  • KOLへの期待と評価
  • KOLの活用
  • 質疑応答

第3部. 学会情報、論文情報を活用したKOL/ライジングスターおよび医師ネットワークの抽出手法

(2021年9月6日 15:15〜16:15)

 新薬上市や適応拡大などを通じた新規領域への参入は、製薬企業にとって過去の経験則やナレッジが通用しない難しい挑戦です。プライマリ領域からスペシャリティ領域へと新薬の重点がシフトする中、マーケティングやセールスにおいても従来とは異なるアクティビティが求められています。プロジェクトを成功に導くためには、経験や勘に頼らない精緻なフォーキャスティングに基づいた客観的な意思決定が求められます。
 本セミナーでは、学会情報、論文情報など、医師の学術活動を起点とした医師ターゲティングについて、具体的なデータベースを活用しながらご紹介致します。

  • 医師ターゲティングにおける課題
  • 医師ターゲティングでデータを活用する意義とは
  • どのようなデータが活用できるか
  • データを基準にした具体的なターゲティング手法
  • 医師の重み付けの考え方
  • インハウスデータとの連携でリストの精度を高める
  • 医師の人間関係を把握する
  • 経験や勘に頼らずに、ターゲティングを仕組化するメリット
  • 学会情報データベースとは
  • 論文情報データベースとは
  • 質疑応答

講師

  • 谷口 公嗣
    株式会社CMCエクスメディカ 学術企画本部
    エグゼクティブフェロー
  • 山谷 長治
    株式会社ファーママーケティング研究所
    代表取締役
  • 笹木 雄剛
    株式会社 医薬情報ネット 事業戦略室
    室長

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
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  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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