技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
二酸化炭素とイオウは豊富な天然資源であり、機能性材料の原料となりえますが、十分に活用されておりません。
そこで、本セミナーでは、二酸化炭素と、その同族体でイオウから簡便に得られる二硫化炭素を原料にした高分子材料の合成について解説いたします。
豊富な炭素資源である二酸化炭素と、その酸素を同じ16族元素であり同じく豊富な資源であるイオウに置き換えた二硫化炭素を用いた高分子の合成法および応用について紹介する。
まず、豊富な資源を用いる材料の設計法について概説する。続いて、講演者の研究を中心に各論に映る。
二酸化炭素の反応としては比較的温和な条件で進行する五員環カーボネートの合成をもととした高分子材料の合成について述べる。五員環カーボネート構造を持つポリマーの合成では、エポキシ基をもつ汎用モノマーであるグリシジルメタクリレートと二酸化炭素による、五員環カーボネート構造をもつポリメタクリレートの合成法と機能を紹介する。また、五員環カーボネートとアミンの反応を利用したポリウレタンの合成法および得られるポリウレタンの機能と応用について、一般的なポリウレタンとの比較も含めて紹介する。本法は、有毒で不安定なイソシアネートを用いないという利点がある。
二硫化炭素を用いた様々な含硫黄ポリマーの合成法と、その応用について紹介する。二硫化炭素はそれ自身が重合する他、多様なモノマーの原料となる。イオウの原子屈折の高さに由来する高屈折率材料への応用、ならびにイオウの金属との親和性を利用した、有機 – イオウー無機ハイブリッド材料と貴金属捕集ポリマーの合成と応用について述べる。
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2024/7/29 | エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 | オンライン | |
2024/7/29 | フィルム延伸時の分子配向と結晶化のメカニズムと制御方法 | オンライン | |
2024/7/29 | プラスチック成形品の劣化・破壊メカニズムと破面の特徴 | オンライン | |
2024/7/30 | ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 | オンライン | |
2024/7/30 | 次世代モビリティまでも俯瞰した車載用プラスチックの現状と動向 | オンライン | |
2024/7/30 | マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 | オンライン | |
2024/7/30 | プラスチックフィルムの基礎から最新動向まで | オンライン | |
2024/7/31 | 熱可塑性エラストマーの基礎 | オンライン | |
2024/7/31 | ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 | オンライン | |
2024/7/31 | 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 | オンライン | |
2024/7/31 | 架橋技術入門 | オンライン | |
2024/8/2 | 押出加工の基本技術とトラブル対策、品質向上策 | オンライン | |
2024/8/2 | ポリマーアロイ・ブレンドで物性を制御するには? | オンライン | |
2024/8/2 | マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 | オンライン | |
2024/8/5 | 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的に活用するための必須知識 | オンライン | |
2024/8/5 | CO2回収用アミンの設計、長寿命化技術と分離回収プロセスの開発 | オンライン | |
2024/8/6 | UV硬化樹脂の基礎とトラブル対策 | オンライン | |
2024/8/6 | 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 | オンライン | |
2024/8/7 | プラスチックフィルムの基礎から最新動向まで | オンライン | |
2024/8/8 | フィラー/樹脂・ゴム分散における分散状態の測定評価、その応用 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2012/11/30 | CO2除去・回収技術 技術開発実態分析調査報告書 |
2012/11/1 | 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ |
2012/9/27 | 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策 |
2012/9/20 | フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版) |
2012/9/20 | フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 |
2012/5/28 | 微量ガスの高感度分析方法 |
2011/11/25 | アクリル酸エステル 技術開発実態分析調査報告書 |
2011/6/20 | 高分子材料のフラクトグラフィ |
2010/12/15 | エポキシ樹脂市場の徹底分析 |
2010/7/7 | 二酸化炭素の有効利用技術 |
2010/3/1 | シリコーン製品市場の徹底分析 |
2009/11/24 | 高分子材料の劣化と寿命予測 |
2009/10/1 | 国際化時代のポリエステル樹脂総合分析 |
2009/7/31 | 数式のないレオロジー超入門講座 |
2009/2/5 | 自動車ゴム製品12社分析 技術開発実態分析調査報告書 (PDF版) |
2009/2/5 | 自動車ゴム製品12社分析 技術開発実態分析調査報告書 |
2007/7/13 | 樹脂の硬化度・硬化挙動の測定と評価方法 |
2002/3/1 | 新しい機能性モノマーの市場展望 |