技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

オンラインによる潜在ニーズの発掘と製品開発への応用方法

オンラインによる潜在ニーズの発掘と製品開発への応用方法

東京都 開催 オンライン 開催

開催日

  • 2021年6月8日(火) 10時00分 17時15分

プログラム

第1部. テレワーク環境下での技術マーケティングの進め方と潜在ニーズ発掘方法

(2021年6月8日 10:00〜11:30)

 技術マーケティングの役割は技術を経営資源として最大化して活用し顧客に支持される価値を創出することである。価値の創造には、研究開発部門の技術者が、マーケティングマインドを持ち、研究・技術開発とマーケティングを一体的に取組むことが求められる。
 本セミナーでは、技術者が押さえておくべき技術マーケティングの基礎知識を習得しコロナ禍の市場環境をふまえて、テレワーク環境下におけるニーズの発掘、技術マーケティングの実践方法に関して紹介する。

  1. 技術者が押さえておくべきマーケティングの基礎
    1. 経営とマーケティング
    2. マーケティング活動の全体像
      • 製品開発・管理
      • 販路開拓・管理
  2. 開発と一体となった技術マーケティングの進め方
    1. 市場開発と技術開発
    2. 自社技術の最大活用
    3. 技術マーケティングによる価値創造
  3. 市場ニーズの発掘と価値への昇華
    1. アイディアの発想 (デザイン思考の活用)
    2. 製造業のサービス化
      • ものづくり
      • ことづくり
    3. 実験場の活用 (ものづくりPoC:Proof of Concept)
  4. テレワーク化における技術マーケティング実践の課題
    1. コロナ禍における社会の変容
    2. 顧客との関係性の再構築
    3. 市場アプローチ方法の再検討
    4. 未来を洞察したテーマ設定 (ホライズンスキャニング)
    5. テーマ推進マネジメント (エフェクチュエーション:市場創造の実効理論)
    • 質疑応答

第2部. SNSを活用した潜在・顕在ニーズの発掘と製品開発への応用

(2021年6月8日 12:15〜13:45)

 多くの人が利用しているSNSは、企業の製品やサービスのプロモーションにおいて欠かせないツールとなっています。
 本講演では、国内主要SNSの種類や特徴、企業が活用すべき理由をはじめ、プロモーション以外の活用として潜在・顕在ニーズの発掘と製品開発への応用方法を具体的な事例を交えてご紹介します。本講演を通じてSNS上の声を製品開発に活用するイメージをお持ちいただけますと幸いです。

  1. はじめに
    1. 講師の自己紹介
    2. 株式会社コムニコの紹介
  2. SNSとは
    1. SNSの基礎知識
    2. 国内主要SNSの種類と特徴
  3. SNSマーケティングとは
    1. SNSマーケティングが必要な理由
    2. SNSマーケティングの種類
    3. 事例
  4. SNSを活用したニーズの発掘
    1. 潜在ニーズの発掘:ソーシャルユニークな投稿コンテンツづくり
    2. 事例
    3. 顕在ニーズの発掘:ソーシャルリルニング
    4. 事例
    5. ソーシャルリスニングに役立つツール
  5. 製品開発への応用
    1. 事例①MVP (Minimum Viable Product) の検証
    2. 事例②エイプリルフールネタが製品化
    3. 事例③イラストレーターとコラボした製品の事前予約
    4. LINEリサーチ
  6. まとめ
    • 質疑応答

第3部. “観察”に基づく“事実”を起点とした思考プロセスによる潜在ニーズ抽出と製品開発への応用

(2021年6月8日 14:00〜15:30)

 昨年から続くコロナ禍によって、人々の生活様式は大きく変化し、価値観にも大きな影響を及ぼしています。このような状況下であっても、製品開発のための「事実起点思考プロセス」は不変であり、むしろこんな状況だからこそ、このプロセスを正しく実践することが、今まで以上に重要であると考えます。人との直接対面が難しい現状への対応も含め、この思考プロセスについて解説します。

  1. 事実起点思考プロセスの意義・重要性
    1. 事実起点思考プロセスとは何か?
    2. なぜ事実起点思考プロセスが必要なのか?
    3. 顧客を「理解」することが、本当の“価値”づくりにつながる
  2. 事実起点思考プロセスに必要な知識と体系
    1. “事実”と向き合うために必要な知識
    2. “見る”から“観察”への変換方法
    3. “事実”から“気づき”を得るための視点の持ち方
  3. 事実起点の思考プロセス実施手順
    1. 実施準備
    2. 事実情報の収集
    3. 事実に基づく“気づき”の作成
    4. “気づき”の“類型化・構造化”
    5. インサイトの導出 (顧客の要求価値の本質的理解)
    6. アイデア出し (要求価値の提供価値への変換)
  4. 事実起点の思考プロセス活用事例紹介
    • 質疑応答

第4部. SNSビッグデータを分析して生活者のライフスタイルを明らかにする

(2021年6月8日 15:45〜17:15)

 ツイッターやインスタグラムは、ユーザーの商品やサービスに対する膨大な投稿が眠っているビッグデータと化しています。これらのSNSへの投稿内容を調査することで、生活者のライフスタイルが明らかになるため、多くの企業がSNSビッグデータを分析することに注目し出しています。SNSビッグデータをどうやって分析すれば良いのか、その分析結果をどう活用すれば良いのか、わかりやすく説明します。

  1. SNSビッグデータとは
  2. SNSの現状と今後
  3. SNSの投稿から必要なデータを見つけ出す方法
  4. ツイッターとインスタグラムの違い
  5. SNSビッグデータの分析方法
  6. SNSビッグデータの分析に向いている商品やサービス
  7. SNSビッグデータを分析することでわかること
  8. SNSの投稿から自社のファンを見つけ出す方法
  9. 自社のファンに直接インタビューする方法
    • 質疑応答

講師

  • 石川 憲昭
    アイマーケ 株式会社
    代表取締役
  • 神部 公佑
    株式会社コムニコ SNSマーケティングラボ
    ビジネスプロデューサー
  • 越野 孝史
    合同会社リアル・アイズ
    代表社員
  • 伊藤 靖
    株式会社スリーアイズ
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/4/23 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/4/25 潜在ニーズを見つける具体的かつ体系的な活動 オンライン
2024/4/25 特許情報調査における検索式の考え方と実施ポイント オンライン
2024/4/25 研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ オンライン
2024/4/25 マーケティング基礎概論 (全2回) オンライン
2024/4/25 マーケティング基礎概論 (基本戦略と具体的施策) オンライン
2024/4/26 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/4/26 医療機器とヘルスケア機器 (非医療機器) に向けた薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 会場・オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/7 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/10 医療機器とヘルスケア機器 (非医療機器) に向けた薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 オンライン
2024/5/14 R&Dマーケティング「基本編」「実践編」2日間セミナー オンライン
2024/5/14 研究者・技術者が価値ある活動を行うために絶対に知っておかなければならないマーケティングの基本理論 オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/21 研究開発部門が真に価値ある成果を生み出すために実行しなければならない日々のマーケティング活動 オンライン
2024/5/23 ベイズ統計学の基礎と演習 オンライン
2024/5/23 ベイズ統計から学ぶ統計的機械学習 オンライン